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~勇者が行く~  作者: 創造主
第二部
49/196

【049】外伝

*** 外伝:勇者凱空 ***


俺の名は『凱空ガイク』。

エリン大陸の片隅で生まれ育った十歳児だ。


一応将来は『勇者』として活躍する予定だが、今は『魔王』がいないので『魔王』待ちの状況。

なんだか本末転倒のような気もするが、基本的に細かいことは気にしない主義だ。


しかし、その時まで何もしないで待つというのは、さすがの俺でもどうかと思う。

やはり今のうちに『戦隊』でも組んでみるべきだろう。よし、まずは命名からだ!


「う~む、れんじゃ…連…五錬…じゃ…者…蛇…?いや、『五錬邪』だ!!」


少し変な気もするが…まぁいい。今後は気をつけよう。


 後に息子に『勇者』と付ける。




俺の思いつきにより、突発的に発足した正義の組織『五錬邪』。当然五人組だ。


というわけで俺は、早速メンバーを集めることにした。


「あ、凱空先輩だ!凱空センパーイ!」


 凱空に気付き駆け寄ってきたのは、凱空より少し歳下に見える少女。

 特徴は軽く癖のある黄色い髪と大きな瞳。おっとりとした性格だろうことが見た目から伝わってくる。


「ん?おぉ、来たか『春菜シュンナ』…もとい、『黄錬邪』よ。」

「えっ?きれ…なんですかそれ?」

「お前のコードネームだよ。今日から戦隊を組むって言ったろ?」

「い…言いましたっけ?」

「ああ、今な。」

「今日も変わらずマイペースですね…。ところで戦隊って、一体何をする集まりなんですか?」

「んーーーー…ゴミ掃除とか?」

「やること無いならやめません…?」


 春菜は嫌な予感しかしない。


「ちなみに俺は赤が好きだから『赤錬邪』。そしてお前は黄色の黄錬邪だ。」

「へ?なんで黄色に決まってるんですか?私は別に黄色は好きじゃ…」

「カレーが好きだから。」

「いやいや!勝手に決めないでくださいよ!カレーなんてむしろ嫌いですし!」

「じゃあカレーが嫌いだから。」

「おかしいし!無理矢理すぎるし!…って、そもそもカレーって茶色では!?」

「いや、洗濯しても微妙に落ちなかったカレーの…」

「そんなピンポイントな!確かにそれは黄色っぽいですけども!」

「ん~、じゃあやっぱ『茶錬邪』か?しかしそれだとウンコの」

「黄錬邪で…いいです…」


 黄錬邪が仲間に加わった。




こうして黄錬邪が仲間になった。まだあと三人集めねばならんが、大丈夫。次も呼び出してある。


「なんだよ凱空、こんな所に呼び出しやがって。決闘でもフッかける気か?」


 やって来たのは、凱空と同い年だという少女。

 特徴は真っ直ぐ伸びた桃色の髪と切れ長の瞳。口調からもとても気が強そうだというのがわかる。


「おぉ、待たせたな『秋花シュウカ』…もとい、『桃錬邪』よ。」

「はぁ?なに言ってんだテメェ?ついに脳ミソ腐りやがったか?」

「フッ、何を今さら。」

「いや、そこは一応怒っときましょうよ先輩。」


 春菜は普段からツッコミを任されていた。


「んで?その“モモなんとか”って一体何なわけ?呪文か何か?」

「えっとですね秋花先輩、なんか今日から戦隊を組むとか言い出しまして…」

「ったく、またアホなことを…」

「まぁ細かいことは気にするな。とにかく大人しく桃錬邪れ。」

「ちなみに私は、カレーが嫌いだから黄錬邪だそうです…」

「相変わらず無茶苦茶だねぇ~。じゃあアタシの桃色はなんだっての?」

「理由は特に無い。一応考えたんだが途中で飽きた。」

「じゃあ先輩、私のも無かったことにできません…?」

「それは無理。」


 春菜は釈然としない。




こうして桃錬邪が仲間になった。

なかなかいいペースだ。この調子でどんどん増やそう。


「あっ、いた!おーい、お兄ちゃーん!」

「…ん?春菜と凱空…それに春菜か。」

「なんで春菜を二回も言うんだよ!アタシにも触れろってのシスコンかよ!」


 秋花の飛び蹴りを豪快に食らいながらも、特に意に介していない様子の少年。

 肩くらいまである黒髪を後ろで束ね、額には黒いバンダナ。春菜の兄らしいが、妹の穏やかな瞳とは対照的に鋭い目をしている。


「よぉ、そんなとこにいたのか『冬樹トウキ』…もとい、『黒錬邪』よ。」

「あ、あの先輩…やっぱり説明から入らないと意味が…」

「いい名だな、気に入った。」

「フッ、さすがだな冬樹。簡単で助かる。」

「いや、なんで伝わってんだよ!?簡単どころかむしろ面倒臭ぇよ!!」


 冬樹の前では秋花もツッコミ役に回らざるを得ないようだ。


「なんかごめんなさい、こんな天然な兄で…」



「…ふぅ、なるほどな。俺が呼ばれたのもそういう意味かよ凱空先輩?」


 四人の背後から現れたのは、凱空らよりは歳下のようだが体格としては一番ゴツく見える少年。

 青系の短髪で、顔のパーツも所々ゴツい。


「あ、『夏草ナグサ』君。」


 どうやら少年と春菜は同い年のようだ。


「で?俺は何錬邪なんスか凱空先輩?緑?青?あとは…まさか白とか?」

「おぉ、話がわかるじゃないか。説得の手間が省けて助かるよ『群青錬邪』。」

「ちょっと待て!なんスかその微妙な色は!?なんで俺だけ!?」

「よっ!出オチ要員!」

「なに持ち上げてるっぽく言ってんスか!?全然嬉しくねーよ!普通に悪口だよそれ!」

「嫌なのか?色合い的に青系色が欲しかったんだが…」

「なら素直に『青錬邪』でいいじゃねーか!なんでわざわざ濁っ…」

「瞳が濁ってるから?」

「心が濁ってるからじゃね?」


 冬樹も秋花もえげつなかった。


「友達なくすぞアンタら…!」

「まぁとにかく頼むぞ、群青錬邪!よろしくな!」

「…チクショウ!なんで俺だけいつも扱いが適当なんだー!うぉーー!!」


 夏草は夕日に向かって走り出した。


「な、夏草君っ…!」

「あ~あ。ったく面倒な奴だねー。」

「凱空、急がないと…」

「ああ、わかってる。」


もうじき夕飯の時間だ。


 誰も追わなかった。




 数年後―――

 それは凱空らが五錬邪を結成し、エリン大陸を飛び出してから二年近い月日が経過した頃。

 ギマイ大陸の『コウの森』に、女を襲う魔人の姿があった。


「キャー!魔人よー!誰か助けてぇー!!」

「グヘヘ!諦めな女、いくら叫んだって誰も助けは…」


「待ぁーてぇーーー!!」


 高台の上に赤錬邪が現れた。

 きわどいポーズで相手を誘っている。


「だ、誰だ貴様っ!?というかなんだその悩殺ポーズは!?」

「フッ、俺か?俺は、猿の尻よりちょっぴり紅い紅蓮の炎…赤錬邪っ!!」

「ひ、ヒーローさんなの!?セリフがとっても中途半端だけども!」


 助けられる側という立場上言いづらかったが、それでも女は言わずにはいられなかった。


「ケッケッケ!馬鹿が、たった一人で魔人様に勝てるとでも思ってんのかぁ?」

「俺もいる。便所のシミより微妙に黒い、漆黒の影…黒錬邪。」

「チッ、仲間がいやがったか!」

「微妙に黒いの!?それとも漆黒なの!?どっちなの!?」


「わ、わた、私は…その…」

「まだいたかっ!…って、なんだテメェ、ヤル気あんのかコラ!?」

(言え!言うんだ黄錬邪!こういうのはテンポが命だぞ!)

(そうだぞ春菜。今日からみんなでキメるぞって言ったろ?)

「…こ、香ばしいスパイスの香り…黄錬邪…」

「えっ、スパイス!?決め手はスパイスなの!?」

「な、なんなんだ!一体テメェらは何者なんだ!?」

「そして今日もオシリが桃みたい…って、んな恥ずいセリフ言えるかー!」

「なにはともあれ俺達!五人揃ってぇ~~…!」

「え?ちょ、先輩!まだ夏草君が…」


「五錬邪っ!!」


 いつも大体こんな感じだった。




その後、ふてくされた群青錬邪に活躍のチャンスをやろうと敵陣に投げ込んだのだが、一撃でのされて残りは四人となった。

だが何も心配は要らない。いつものパターンだ。


「な、なんなんだコイツは…?口ほどにもなくメチャメチャ弱かったぞ?」

「フン、舐めるな!こっちの二人はもっと弱いぞ!」


 凱空は黄錬邪と桃錬邪を指差した。


「いや、威張って言うセリフじゃないですよ!?むしろ隠しといてくださいよ!」

「やれやれ、エリン大陸の方からやたら強ぇ戦隊が来たと聞いたが…どうやらテメェらじゃないようだな。」

「なんだ、知らぬ間に俺達も有名になってきたみたいだな。」

「あん?自分がそうだっつーのか?だったら証拠を見せてみやがれ!オーイ野郎ども集まりやがれぇーー!!」


 魔人は仲間を呼んだ。

 凱空達は二十~三十人の魔人に囲まれてしまった。



数分後。知らぬ間に黄錬邪と桃錬邪は倒されていた。

いつものことだが弱すぎる。まったく困ったものだ。


「お、お前ら…さっきからなんなんだお前ら!やる気あんのか!?オイ赤いの!」

「フッ、俺はまだ何もしてないぞ?」

「それが問題なんだっつーの!リーダーなら率先して何かやれよ!」

「悪いな、その必要はもう無い。」

「へっ…?」


 黒錬邪の声に魔人の首領は振り返った。

 なんと!他の魔人は全て倒れている。


「そ、そんなバカな!あれだけの大軍をどうやって…!?」

「いつの間に…」

「いや、テメェがやったんだろ黒いの!なんでテメェが驚いてんだよ!?」

「意外と苦労したぜ。」

「テメェは何もしてねぇだろ赤いの!つーかオイ黒いの、テメェ…何モンだ!?」

「俺か?俺は『黒騎士』。全てを闇に帰す者だとか、そうでもないとか。」

「んな曖昧な!ビシッとキメなきゃキザなセリフも台無しだぞ!?」

「俺は『勇者』。基本的に何もしない。」

「だからテメェはしろっての!!」


 そんなに倒されたいのか。



「さて…そろそろ終わりにしようか。もう仲間は呼ばせんぞ、一人寂しくあの世へと旅立つがいい。」


 何もしてない割に偉そうに、凱空は告げた。


「舐めんな!こう見えても俺ぁここらを仕切る魔人様なんだぜぇ!?」

「な、なにっ…!?」

「ケッケッケ!どうやら驚いたようだなぁ赤いの!」

「そんな奴が森でこっそりと女を!?」

「い、言うな!それは言わねぇでくれ!」

「そ・ん・な・や・つ・が…」

「書くな!だからといって書くなよ黒いの!って、書いてどうする気だよ!?」

「読まずに食べる。」

「ヤギさんかテメェは!?何がしたいんだ!もういい殺すっ!!」

「フッ、やれやれ…。ならば最後は俺がキメてやるとするかな。」

「ハンッ!望むところだ!返り討ちにしてやらぁー!!」




面倒なので詳細は略すが、とりあえず魔人の首領はサクッと倒した(黒錬邪が)。


これで用事は一つ片付いた。

さて、じゃあ次は…“もう一つ”の方も済ますとするか。


パチパチパチ…


「う~ん、噂通り見事な腕前ですな。いや、むしろ噂以上でございました。」


 傍らの木陰から、何の気配も感じさせずに謎の紳士が現れた。

 白髪に口髭、黒のボーラーハットに同じく黒いコートを羽織ったその老紳士は、片眼鏡を光らせつつ、拍手をしながらゆっくりと近づいてくる。


「随分前から見ていたようだが、貴様何者だ?」


 気付きはしたものの、気配の消し方が異常にうまく常人離れしていたため、凱空は珍しく真剣な眼で威嚇している。


「おや、気づかれてましたか。失礼ながら全て拝見させていただきましたよ。」

「フン、悪いが俺には見られて感じる趣味は無い。用が無いなら消えてくれ。」

「私は強き者を迎えに参ったのです。姫の…『皇女』の使者として。」

「こうじょ…聞いたことがあるな。確か『天帝』の女児のことだ。」


 黒錬邪の言った『天帝』とは、五大陸全土を統べるこの世界の頂点であり、つまり『皇女』とは次代の天帝。いずれ最も強大な権力を持つ人物だと言える。


「む?皇女といえば最近、婿を募集してるとか聞いたが、まさか…」

「ええ。今やその名轟く五錬邪…その隊長であるアナタ様なら、申し分ない。」


フッ、やれやれ…照れるぜオイ。


 紳士は黒錬邪を見ている。




突如現れた天帝よりの使者。

どうにも話が胡散臭いが、とりあえず聞いてみた。


聞けば天帝というのは代々“女帝”であり、年頃になると婿を募るのだという。

そうやって優秀な遺伝子を手に入れ、優秀な血を濃くしていくのが目的らしい。


そして使者によると、なにやら五錬邪の長である俺がその花婿候補の一人に選ばれたらしいのだ。

まぁ隊長は冬樹じゃないと納得させるのには二時間かかったが。



 その夜。傷ついた仲間達を癒すため、凱空達は近くの村に宿をとることにした。


「なぁ冬樹、そろそろ飽きないか?この『心眼にらめっこ』も二時間続くと…」

「ああ。見えないしな…」


 凱空が冬樹と二人、庭で和んでいると…静寂を切り裂いて再び老紳士が現れた。


「凱空様ー!凱空様ぁー!!」


 紳士は先ほどの冷静な振る舞いはどこへやら、かなり狼狽している様子。


「む?やれやれ…せっかくの静かな夜に騒がしい奴め。何の用だ使者よ?」

「凱空様、お願いです!今すぐタケブ大陸へ向かっていただきたい!」

「む?なんだ慌てて。皇女が急に発情期にでも入ったのか?」

「婿の返事は後でも結構。状況が変わったのでございます。」

「くっ、俺のナイスギャグに触れもしないとは…!」

「泣くな凱空。こういう時は笑った方が、相手は驚く。」

「ワッハッハ!状況が?どういうことだ!?ハッハー!」


「『魔王』が…現れました…」


「なぁっ…!?」


 逆に凱空がビックリした。


「私は一足先に戻ります。アナタ様は明日一番の船でお願いします。では!」


 紳士は足早に去っていった。


…え?倒せと?


 凱空の運命は無理矢理決められた。




『魔王』が現れたことを告げるだけ告げ、拒否権を与えずに使者は去っていった。


いきなりの話にさすがの俺も動揺を隠せないが、待ちわびた『魔王』の襲来…やはり『勇者』として、見過ごすことはできない。



深夜。俺は皆の寝室を訪れた。

今一度、寝顔だけでも見ておきたかったのだ。


「う、う~ん…。むにゅにゅ…」


春菜…。お前はなぜか、こんな俺を慕ってよく付いて回ってくれたよな…。

兄の冬樹は色々と不安な奴だ。お前の常識で、今後もフォローしてやってほしい。


「スー。スー。」


秋花…。お前は口こそ悪いが、実は優しい奴だってのは俺が一番よく知ってるぞ。

アレだろ?よく俺を引っ叩いたのも、実は蚊がいたからなんだろ…?


「………」


冬樹…。お前、息してるのか…?


「ぐごぉおお!ぐがぁあああ!」


夏草…。すまん、特に何も無いや…。



サヨナラは言わない。きっとまた会える。


 凱空は皆の財布を懐に入れた。




翌朝。俺は港で一人、タケブ大陸へ向かう船を待っていた。そう、旅立つためだ。


『勇者』として、『魔王』を放っておくわけにはいかない。

だがアイツらは巻き込みたくはなかった。


「あの船か…。早いな、もう着いてしまったか…」


「行くのか、凱空。」


 知らぬ間に背後に、冬樹が立っていた。


「…冬樹か。よく気づいたな、やはりお前だけは出し抜けんか。」

「安心しろ、他の皆はまだ寝てる。」

「そうか…。丁度いい、お前には後を頼みたいと思っていたんだ。」


 海の先をぼんやり眺めながら、凱空は冬樹に告げた。

 しかし、普段は何事にもこだわらない冬樹が今回ばかりは抵抗を見せた。


「なぁ凱空、俺も…弱いか?俺もお前の足手まといになると思うか?」


 真剣な表情の冬樹に、凱空も珍しく真剣に返した。


「…いいや、お前は強いさ。だからこそアイツらの側にいてやってほしいんだ。」

「だが、しかし…」

「そこをなんとか、頼む。」

「あの赤い衣装はちょっと…」

「そこか、そこなのか。今までノリノリで着てた俺の立場はどうなるんだ。」


 真面目な話かと思えばそうでもないような、相変わらず掴みどころのない冬樹。すると今度は一転、諭すように凱空に語りかけた。


「敵は『魔王』…いくらお前でも、生きて戻れるかどうかわからんが…?」

「まぁ安心しろ。俺は腕っぷし以上に運と個性が強い男だ。」

「全人民の運命を背負うことになるが…?」

「そんなに気負うつもりは無いさ。どんな強敵の討伐だろうが、格安の時給で請け負うって決めたろ?合言葉は今まで通り…俺達の“アレ”だ。」

「俺達の…フッ、そうか。魔王退治もお前の中じゃ、いつもの“アレ”か。」


「ああ…ただの“ゴミ掃除”だ。」


 こうして凱空は旅立った。


 偉大なる伝説と、悲劇の幕開けだった。

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