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叶えば所詮、夢物語  作者: 4.1 1.2 4.2
39/41

菜の花

 

 真っ赤な目、膨れ上がったような下半身、太い腕。そんな特徴を持つ謎の生物は、頭上から降ってきた巨体な魔物を



 拳一つで………吹き飛ばした



 よって先ほどまで上空にいた魔物は、謎の生物の手によって100メートル先に飛ばされている。


 この現実離れしたこの光景に、真紅たちは只々 唖然としていた。


 そして、死からの解放、緊張からの解放によって、真紅はそのまま意識を失った。


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 目を覚ますと、辺り一面 闇一色に染まっており、闇に囲われるようにパチパチと音を立てながら焚き火が燃えている。


 そして焚き火を囲むように瑠璃、翡翠、若紫、蜜柑が座り、その近くに謎の男性が立っている。


「坊主、大丈夫か?」


 そう真紅に声をかけて来たのは、見知らぬの男性だった。その男性はタンクトップにぶかぶかのズボン。伸ばしぱなしの髪をひとまとめにしている。そして1番印象的なのが、腕全体から体にかけてタトゥーのように沢山の縦線がが入っている。人は見た目じゃない事は知っているが、少し怖いとゆう印象を受ける


「はい…大丈夫です。ところで、貴方があの魔物を倒したんですか?」

「おうよ!! オレ強いからあんなもんチョチョイのチョイよ!!」


 そう言った男性は腕を組み、得意げに鼻を鳴らし大きく口を開けて笑う。それを見ていた真紅は『怖そう』から『子供ぽい』とゆう印象に変わっていた。


 『子供ぽい』とは決して我儘だとか、悪いイメージではなく、無邪気とゆう良い意味である。


「その節はありがとうございました。本当に助かりました。僕の名前は真紅と言います。よろしくお願いします」

「そんなもん気にすんな! そんで、オレの名は紅だ! 色的には坊主の方が上だな」


 そう、()()()()


 色以外の全てで真紅が紅に優っている部分はない。それはあの討伐方法を見ていればわかり、真紅にはあの度胸も、力も、経験も何もない。


 だからこそ憧れる。真紅自身にない全てを持つ男に


「紅さん、図々しい頼みですが、僕を弟子にして下さい!!」

「おう、いいぞ」


 二つ返事で了承してくれた。その速さに真紅と他の4人も目が点になる。4人は真紅のまさかの発言に目が点になる。


「ただし条件がある」


 その言葉が紅の口から出た瞬間、真紅は腑抜けた顔をやめ、真剣に話を聞く態勢に入る。

 どんな条件を出されるのか、不安になったからだ。しかし、どんな条件を出されても どんな無理難題言われても、見事達成し弟子にしてもらう。その決意は変わらない


「それは?………」

「それは………」


 真紅は生唾をゴクリと飲む


「………オレを師匠と呼んでくれ!!」

「………えっ?」


「だから師匠だよ!! し・しょ・う!! オレこう呼ばれんの憧れてたんだよ!」

「ははぁ……」


 真紅は改めて思った。この人は良い意味で子供だと


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