授業
「さぁー!!これから異世界の授業をはーじめーるよー!!」
ピエロマスクはそうゆうと、パンパンと手を叩き「ほらー 席に座ってねー、座らないと怒りますよー」と、生徒を座らせる先生のように席に着くよう促した。
ピエロマスクの、このおちゃらけたキャラが生徒の心を和ませ、生徒達がさらに落ち着きを取り戻し始めた。そしてピエロマスクがこのタイミングを見計らい話しを始めた
「それでは授業を始めまーす。えーと、私の名前はA としておきましょう。まず、最初に言っておきます、これはデスゲームです。死んだら………死にます」
この 『死』 という単語が出た瞬間、クラスメイトは動揺を隠せず皆不安の声を漏らす。しかし、そんなの御構い無しにAは説明を続ける
「このゲームはルールは存在しない。あるのは、弱肉強食。魔物より強ければ生き、弱ければ死ぬ、単純明快なルール。素晴らしいてしょ?」
あまりにサクサクと進み、この話しについてこれず、只々驚愕する者ばかり。クラスメートの口は開きっぱなしである。
そんな中、そっと手を挙げる者が1人。我がクラスの委員長だ。
A は委員長に発言を許可し、みんなが思っている質問をA にぶつけた
「なぜ名前が思い出せなんですか? 目の色は? この場所は? 魔物? とやらに私達でもかてるの?」
その質問に対しAは前もって準備していたように、スラスラと答え始める
「はーい、質問に答えまーす。まず名前の事についてですが……長くなるので割愛します。まぁ、名前がないと不便なので、瞳の色でも名乗っておいで下さい。
あなた達はこの世界では魔物を倒す力を神からの与えられた使徒とゆう設定です。名前の記憶だけ消しているのは名前だけでこの世界の人間じゃないなんて分かってしまうからでーす。 しかし、名前がないと色々不便でしょ。そこで、今日からあなた達の名前は''瞳の色
それで''瞳''についてですが……これは秘密でーす。ここで使い方教えて、私が襲われる可能性もあるしね。頑張って目について模索してくださーい。
場所は日本ではないどこかでーす。
最後の質問、それ勿論!!勝てます。皆さんの身体能力は上げてますし、持病なども治します。目が悪いだとか、鼻炎、アレルギー、喘息だとかもね!! それに、武器だって配布します。まぁ、最大の武器は自分自身ですが」
「そうですか………」
結局 瞳の事は分からないままだが、それでもさっきより、クラス内の雰囲気が良くなった。肉体強化による自信や、武器が配布されると知ったからだろ。僕自身、まだ心残りがあるが光が見えた瞬間だった
しかし、それでも納得していないのが担任の先生だ。
『教師たる者、生徒を守るのは教師の務め』
これがこの先生の座故の目であり、このご時世 珍しい熱血教師で生徒からは怖がられてる反面、意外と人気の高い先生でもある。
この熱血ぶりが先生のいい所でもあり、悪いところでもある。今回は悪い方向に向かってしまったようで、生徒を守るためA に交渉を持ちかける
「A どうか生徒を地球に戻してくれないか?
その代わりに俺が生徒の分も使徒とやらの役目を務めるから…な?」
「それは出来ませーん。そもそも明確な戻る方法ありません。もしかしたら…死んだら元の場所に戻れるかもしれませんよ?」
ニヤリと不快な笑みを浮かべる A のあまりにも人間味感じられぬ言動に、先生の堪忍袋のおが切れた
「……この野郎ッ!!」
先生がA に拳を上げ、飛びかかろうとした瞬間、 バタリと鈍い音たて先生は力を失ったように床に座り込んだ……




