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叶えば所詮、夢物語  作者: 4.1 1.2 4.2
14/41

トレーニング

 

 翌日


 今日はいよいよ能力トレーニング。チームメンバーの色はAから貰った本で調べ把握しており、チーム分けは当然だが薄い者と濃い者とのペアーだ。


 実際のところ、薄いと言えるのは若紫だけで他の人は結構濃かったりする。しかし、若紫にはそれを埋める身体能力と瞬時に動ける反射神経がある。どこで身につけたかは、敢えて触れないでおくが……


 なのでどのように分けても大丈夫な故、グッとパーでチームを決める事にした


 その結果、


 Aチームは真紅 瑠璃 蜜柑

 Bチームは若紫 翡翠


 となり、それぞれ少し離れた場所に移動し、トレーニングを始めた。


 まずはストレッチ、筋トレ、ランニング。これは目の発動に必要な訳では無いが、魔物と闘うために必要な事だ。トレーニングメニューに入れておくべきだろう。


 次は集中力をつけるためのトレーニング。真紅たちは坐禅を組むことにした。座禅を選んだ理由は真紅たちの通う学校では年に2度座禅を組む機会があるからだ。


 それは初代校長が

『集中力を身につければ、自ずと成績も上がる』と言っていたためである。しかしその座禅も初年度は週1だった回数はどんどん減ってゆき、今では年に2回となってしまった。


 しかし、真紅たちは3年生。年に2度の行事でも6回やればそれなりに覚える。故に真紅たちは目を使うための集中力を座禅で身につける道を選んだのだ


 それが終わると今度は、座禅の応用し真紅は焚き火を使い能力について模索してみる。


 やはりいうか、同然というか、まったくもって変化が見受けられない。寧ろ、何故昨日 能力が使えたのか不思議なくらいだ。まぁ、トレーニング初日だしこんなものだろう。


 それが終わり次は戦闘訓練だ。これは木の棒で接近してき敵を想定した訓練を一対一で行う。状況判断と反射神経を上げるため、最初はゆっくり打合いをする。最終的には高速で打合いできるようになりたい。


 そして最後、今度は銃を使った訓練。10メートル先の的を狙う訓練だ。少しずつ的との距離を伸ばしていこう。


 この訓練をして気づいたのだが、ハンドガン、マシンガン、スナイパーは弾が無限らしく、リロードをしなくていいのだ。しかし、リロードが完了するまで撃つことはできなくと言うデメリットもある。



 今日のトレーニングはこれで終了。


 これを毎日欠かさず、続ける事が大切だ。しかし、どの訓練も当然キツイ。普段筋トレなどしてない真紅たちにとっては とてもしんどい。特に銃を扱うトレーニング、これが難しい。銃を撃った時の反動が大きく全然 的に当たらない。映画のようにうまくいかないな。


 はぁー、これから頑張っていかないと。でないと、みんなに遅れを取ってしまう。

 そうならないためにも、コツコツと練習と実戦を繰り返し経験を積み重ね、着実に力をつけていなければならない


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