表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/80

5話 賢者、相棒に再会する

結界とは目印となるものを置いて目印と目印の間を魔力で囲い、異物の侵入や攻撃を阻む魔法。


俺はそれを目印無しで発動させる、効力が下がるがそれは枚数を多く張ることでカバーする。こっちの方が魔力の消費量が多いが枚数があるぶん安全性は高い


結界を張り終わると、村の人に結界の説明をしなければならない


「結界を張ったので魔物からの侵攻は防げます」


その時、鳥型の魔物が飛んできた


「丁度いいや、あの鳥で結界の力を見せます」


めっちゃ速い速度で飛んでんなぁ、結界壊れなければいいけど


そう考えている内に肉眼で捉えることの出来る程に近づく


「ん!?」


見たことのある姿が…


「……デ」


聞いたことのある声が…


「ヒ……キ」


もしかして…


「謝る準備は出来たか!?ヒーデーキ!」


俺の愛すべきホーちゃん!


「ぎゃふっ!!」


結界がなかったらそのままこれたのに、残念!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

村の人はホーちゃんの姿を見て距離を取っていた。ホーちゃんは神獣と呼ばれているが強い魔物に変わりない


「ホーちゃん、ちょっと自己紹介して警戒心を解いてもらおう」


「わかった、弱気者達よ、聞くが良い!我が名はホルス!フェニックスのホルスだ!」


話を聞いてなかったのかな?大半の村の人は家に入っちゃった


「馬鹿なの?話聞いてた?」


「私は悪くない、自己紹介しただけだ」


「照り焼きにしてやる!」


喧嘩をしてると


「魔物ですけど、大丈夫なんですか?」


「魔物使いはいないんですか?」


「いえ、テイマーというのがいます。そうではなく魔物の大軍の仲間とかでは?」


「それはないですよ」


ホーちゃんのことを説明した


「友人でしたか、それは失礼をしました」


「気にするな」


ホーちゃん、偉そうだな、まぁいいけど。そろそろ、戦いの方に行くかな


「そろそろ、戦いの様子を見てきます。ホーちゃんも行くぞ」


「村長やリーヤ様をお願いします」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「何だこりゃ」


てっきり魔剣で無双してるかと思って戦いを見に来たら、拮抗しているに見える。リーヤの動きが特に悪い、何でだ?


「助けに行かなくていいの?」


「おかしい」


「何が?」


「魔剣作って渡したのにまだ戦ってるなんて」


魔剣は完成してるはず、能力も適してるように作った、おかしい


「魔剣渡したのって?」


「あの子」


リーヤを指さす、動きが鈍いからすぐわかる


「あれ、魔力が足りてないんじゃない?」


「それだ!」


魔力が無ければ魔剣も意味ないじゃん!魔力の強化させるべきだった


「ホーちゃん!リーヤのとこに行くぞ!」


「もう、あんたが倒せばいいのに…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ