表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/80

0話 極める前 後編

「何で私を助けたの?一応魔物なんだけど」


「何故と聞かれてもなんとなくだよ」


少し会話をしてから怪我をした訳を聞いた。


聞く限り冒険者達に狙われ、逃げたがいいが怪我を負って意識が朦朧としてここにたどり着いた。


やっぱ冒険者はいるんだな


「あいつら絶対に許さない、復讐してやる!」


お?どうも話してたら憎しみが出てきたらしい


「でも、やられてんだよなぁ…」


鳥が首をこっちに向けてきやがった!やべぇ、独り言が聞こえたか!


「ちっ!助けてくれたから見逃してやるわ。けど、あんたの言う通りでもあるのよね」


ふむふむ、冷静ではあるようだ。


「もっと力があれば…」


この言葉は、まさかこっちに来て聴けるとは!それならこっちも返さねばなるまい!


「力が欲しいか?」


「ふざけてんの?」


おっと手厳しい、おふざけはあるが言葉に嘘はない


「ふざけてるけど、力になれるぞ」


そう言って鑑定して目当ての薬を渡す


「何これ」


「進化薬のオリジナルブレンド、強くなれること間違い無し!」


自分が飲めないからこういう時に使わなきゃね

鳥ちゃん疑いながらも飲んだ。よくこんなの飲めんな…


「つっ!」


鳥ちゃん光り始めた、眩しっ!

光が止んだと思ったら鳥ちゃんの羽が綺麗な羽になってる。

鳥ちゃんも自分の体見て驚いてる。


「これは!あんた凄い奴なのね!私神獣になってる!」


「つまり?」


「つまり!フェニックスになってんの!」


!マーク多すぎだよ、この鳥ちゃん。うるせえ


「へぇ〜不死鳥ってことか」


「えぇ、あんたのおかげよ!代わりに何でもしてあ・げ・る♡」


鳥ちゃんこんなキャラだったっけ?フェニックスになれたのがそんなに嬉しかったか。まぁ、貰えるんだったら、そうだな


「鳥ちゃんの羽とか血とか涙ちょうだい」


「良いけど…何すんの?」


「魔法薬の材料にする」


もしかしたらすごいの出来るかもしれないし


「はい」


「確かにちょうだい致しました。よし!やるか。鳥ちゃん邪魔しないでね」


鳥ちゃん騒いでるけど無視無視

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから数日研究して…


「出来たー!」


「何ができたの?」


鳥ちゃん入り浸ってんなぁ〜まぁ、いいけど


「不死薬!!」


「へぇ、あんたすごいわね。進化薬といい今回といい」


「ふっふっふっ、流石は俺!」


作れたし残りは効果だな。とりあえず、飲むか


「ぐぇふっ!苦っ!」


なんだよこの苦味!と思ったら今度は体が痛てぇ!


「あぁぁぁぁぁぁ!」

死ぬ…のか、早かったなぁ異世界生活。


しばらく経つと痛みが収まって、自分を鑑定すると。


「不老になってる」


不死じゃないのか


「不死じゃないのね」


まぁいいか、目標とは違うけど寿命が永遠になったしやりたいことやるかな


「あんた面白くて、見てて飽きないわね」


鳥ちゃんはいつになったら帰るの?


これから何千年後に英雄を導いた賢者が世界に現れる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ