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0話 極める前 中編

召喚されてから一ヶ月経った。やったことといえば、街に行って本や食料、ナイフなどを買って、色々なことに手を出した。


魔法、モンスター、この世界のことを本で読んだだけだが多少理解できた。


まず魔法だが、魔法とは魔力を消費して起こす事象のこと、魔力は生物の体内、そして外にも存在する、つまり世界は魔力で満ちているらしい。


次にモンスター、モンスターは魔物とも呼ばれている。魔物の体内には魔石といわれる石があり、その石は魔力の貯蔵庫でもあれば心臓としての機能もある。しかし、魔力がなくなったからと言って心臓としての機能がなくなる訳では無い。たまに、魔王と呼ばれる魔物の頂点の様なものが生まれ、その度英雄達に倒されるらしい。


そして、この世界のことだが、この世界は人族、獣人族、魔族、精霊族の四種族で構成されてる。


獣人族は動物の様な耳や尻尾を生やしていて、獣人族の中の種類によって身体的な能力が違うらしい。


魔族は魔力の扱いに長けていて、そして翼や角などを持っているようだ。


精霊族はエルフやドワーフなどの精霊に近いものと完全な精霊によって成り立っている。


そして、人王、獣王、魔皇帝、精霊女王によって統制されている。


通貨は銭貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貸の五種類であって、価値としては基本的に十進法で白金貸だけ金貨百枚の価値となっている。


本を読み終わってからは魔力制御そして魔法薬作りに勤しんでいて、特に魔法薬作りに力を入れている、理科に近い事なのでとても楽しくてしょうがない。


今では第一級の魔法薬を作れるようになった、最初に作れた時は洞窟内を走り回ったのを思い出す。


魔法薬は第五級~第一級まであって、第一級が一番効果のある魔法薬。つまり薬師としては本業と張り合えるようになった。今は自分のオリジナルの薬を作ることにはまっている、たまに変なのを作るがこれも楽しいので問題ない。


魔力に関しては自分の中の魔力の制御が上手くいってる、だが外の魔力が上手く動かせない。まだ一ヶ月なので気長にやるとしよう。


「今日の魔力練習終わり!魔法薬の研究をしよう」


洞窟の中も住み始めた時よりかは生活感が出てきている。洞窟に戻ろうとしたら背中に何かがぶつかり転んだ。起き上がってぶつかってきたものを見ると傷ついているようで赤黒くなっている鳥だった。


「これは大丈夫か?とりあえず、魔法薬をかけて、『クリーン』」


弱っているようだったので洞窟にいれて俺は魔力切れの為横になった。


浅い眠りから目を覚ますと赤い鳥は動いていてお礼をしてきた


「助かったわ、ありがとう人間」


人間の言葉で

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