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詩集 迷い道

やじろべえ

作者: 小日向冬子

自分らしくと言われても

何が自分かわからない


手放すことができずにいるのは

中途半端なやさしさと

ひとりよがりなアイロニー


不安と羨望

あきらめと常識

膨れ上がる疎外感

もてあまし気味の感情に

回転軸は定まらず


いつまでこうしているのだろう

器用な大人でいたくはないけど

子どものままでもいられない


時だけは流れていくのを知っている

それでもあきらめきれなくて

自分自身になりたくて

それでもまだまだ悪あがき


けれどまた

それも僕らしいのかもしれない

上手く回れはしなくても

もがき続けて生きていく

ゆらりゆらゆらやじろべえ

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