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幕末ブループリント  作者: ブイゼル
第6章(世界大戦)
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58(大戦)

1897年、帝都・江戸。


パナマ運河開通の興奮も、この9年の間に日常の風景に溶け込んでいた。

総攬府の執務室の窓から見下ろす帝都は、かつての武家の町とは全く違う、奇妙で、それでいて力強い活気に満ち溢れていた。


石畳の道を、伊藤博文が生み出した国産自動車が静かに行き交い、夜には田中久重の魂が宿るガス灯が街を煌々と照らし出す。文明開化は、確かにこの国に根付いていた。

だが、その道を歩く人々の姿は、まるで時代が逆行したかのようだ。


今、帝都では空前の「大江戸浪漫ブーム」が巻き起こっていた。

世界が二つの陣営に分かれ、きな臭い空気が漂い始める中、人々は「強くあるべき日本」の象徴を、古き良き『侍』に求めたのだ。


「よお、そこの御仁!その新しい『戦艦柄』の帯、なかなか乙なものにござるな!」

「お主こそ!その『飛行船印籠』、いずこの店で求めたのでござるか!」


若者たちは、取ってつけたような侍言葉で互いを褒めそやす。

男性はこぞって髪に月代さかやきを入れ直し、理髪店には「今月の流行髷はやりまげ」なる看板が掲げられた。

女性たちも、伝統的な日本髪を結い上げつつ、かんざしの代わりに、歯車やプロペラを模した真鍮細工を挿して洒落を楽しむのが流行りだ。


もちろん、腰には佩刀はいとうが欠かせない。もっとも、その多くは抜身の入っていない、ファッションとしての「伊達刀」だが。それでも、往来で人とすれ違う際に「鞘当てだ!無礼であろう!」と、冗談を言い合うのは、もはや日常茶飯事だった。


特に豪商の若旦那たちの間では、「なんちゃって大名行列」が大流行。

先頭の国産自動車には金色に輝く自身の家紋を飾りつけ、友人たちを「家臣役」として後ろの車に乗せ、拡声器で「下にー、下にー!」と叫びながら銀座の目抜き通りを練り歩く。

勿論迷惑なので、警察が出てくることもしばしばであった。


これは大和民族に限った話ではなく、江戸に住む台湾、東南亜細亜といった新しく「日本人」となった人達全てが一体となって行っていた。

なので、「アロハ柄」の紋付き袴を着ている、日焼けをしたガタイの良いポリネシア系のお兄さん達も珍しくはなかった。




「百忍千鍛」のスローガンの下、我が国は驚異的な速度で国力を増強し続けている。

海軍工廠はフル稼働し、陸軍では戦車開発が進み、化学コンビナートは空気から火薬と肥料を生み出すことに成功した。

もはや、いかなる国の経済制裁にも海上封鎖にも屈しない、難攻不落の国家が完成しつつあった。


だが、光が強ければ影もまた濃くなる。

俺、扶桑 仁は、壁に掛けられた巨大な世界地図を静かに見つめていた。

その地図は、二つの色で塗り分けられている。

我ら「中央同盟」の赤と、イギリス率いる「連合国」の青。世界は、巨大なチェス盤と化していた。


「ジン様、ロンドンから定時連絡です」


傍らに佇むミネルヴァが、静かな、しかしどこか楽しんでいるような響きで告げる。


「イギリス海軍、ついにやりましたわね。かねてより建造中であった最新鋭戦艦『ヴィクトリア級』の5番艦が、ポーツマス軍港にて就役したとのこと。これにより、旧式艦も含めた海軍総合力で、ついに我が帝国を上回ったと、かの国の議会は勝利宣言にも似た熱狂に包まれているようです」


「そうか」


1888年の『白峰ショック』以来、彼らは日本の圧倒的な技術力の前に、手も足も出せずにいた。

だが、この10年近く、帝国の威信をかけて、ただひたすらに数を揃えることに注力してきたのだ。


「主兵装は40口径35.6センチ(14インチ)連装砲3基、計6門。我が国の『白峰級』には及びませんが、その一発の破壊力と、457ミリという世界一分厚い装甲に絶対の自信を持っているようですわ。ですが、彼らの自信は、致命的な『勘違い』に基づいています」


ミネルヴァは冷静に続ける。


「彼らが誇る『ヴィクトリア級』の性能はこうです。重装甲と巨大な主砲の代償として、最大速力は15ノット。馬力も17,500程度が限界です。彼らは、我が国の『白峰級』も、あの巨体故に、これより速く動けるはずがないと高を括っています。ですが、ジン様もご存知の通り、『白峰級』の真の力は、重油専焼ボイラーと蒸気タービンが生み出す150,000馬力、最大速力27ノットという、全く異次元の機動力にあります。彼らは、自分たちの物差しでしか、我々の力を測れていないのです」


「全く、ご苦労なことだ。そもそも我々が、この10年近くただ指をくわえて待っていたとでも思っているのか」


『白峰ショック』は、実に都合の良い目くらましとなった。

世界の目が巨大戦艦の開発競争に釘付けになっている間に、我々は全く別の次元で、本当の切り札を育て上げてきたのだから。


「彼らは、これからの海戦を何も知らない。戦艦『白峰』は、確かに我が国の力の象徴だ。だが、それはあくまで敵の目を引きつけるための、『囮』に過ぎん。この戦争の勝敗を決するのは、大艦巨砲同士の殴り合いではない。世界中の海に展開する、我が帝国の『六個機動部隊』…空母が生み出す航空戦力こそが、艦隊決戦の決め手になる」


「ジン様お気に入りの戦艦はどう使うのですか?『囮』としての役目として作った訳では無いでしょう?」


「まさか。『白峰級』そして後継の『大和級』、彼女(戦艦)達には海戦ではない、本来の役目を果たしてもらうよ」


イギリスの様子は解ったので、ミネルヴァに次を促す。


「CSAの様子は?」


「こちらも、相変わらずといったところですわ。太平洋の覇権を完全に失い、国家戦略であった『Manifest Destiny(明白な天命)』も頓挫。パナマ運河という喉元に、我々のナイフが突きつけられている状況に、国民の対日感情は沸点に達しています。イギリスと共同開発した『ヴィクトリア級』3隻を手にし、軍事的な自信を取り戻しつつある今、彼らもまた、雪辱の機会を虎視眈眈と狙っていますわ」


「分かりやすい連中だ。だが、分かりやすいだけに扱いやすい。問題は、むしろ北の熊の方か」


俺の視線が、地図上のロシア帝国へと移る。


「はい。護国戦争での敗北、そして露土戦争の不発により、ロシア皇帝の威信は地に落ちました。国内では社会民主主義…マルクス主義の思想が急速に拡大し、革命の足音さえ聞こえ始めています。皇帝は、国民の不満を逸らすため、再び対外戦争を画策しているようです。シベリア鉄道の建設を急がせ、再び南への道をこじ開けようと…」


「だろうな。そして、その背後で糸を引いているのが、フランスというわけか」


ドイツへの復讐に燃えるフランス、南下政策の野望を捨てきれないロシア、失われた太平洋を取り戻したいCSA、そして、世界の覇権を揺るがす日本を叩き潰したいイギリス。それぞれの思惑が、今、「打倒日本」という一点で交わろうとしている。


「面白い。実に面白いじゃないか」


俺は、二色に塗り分けられた世界地図を見渡し、不敵に笑った。

かつて、歴史シミュレーションゲームの画面を前に、胸を躍らせたあの頃のように。


「全ての駒は盤上に揃った。役者も、舞台も、最高のものが用意された。ミネルヴァ、お前の予想だとそろそろだったな」


「ふふっ、ええ、ジン様。この20年、この時のために準備してきましたものね」


ミネルヴァが優雅に微笑む。

その静かな執務室に、これから始まるであろう世界の嵐を予感させる、静かな、しかし確かな緊張の糸が張り詰めていた。


§


その静寂を破ったのは、一本の緊急電信だった。


「ジン様、パナマから緊急連絡です。アメリカの白人至上主義団体『Ku Klux Klan』の過激派が、運河の管理施設を占拠。多数の日本人技術者とその家族を人質に取り、運河のアメリカへの即時返還と、日本の太平洋からの撤退を要求しているとのこと」


ミネルヴァの報告に、俺は淹れたばかりの紅茶のカップを静かに置いた。


「…始まったか。連中の手口は、いつもながら野蛮で芸がない」


「アメリカ政府の公式な声明はまだありません。ですが、この暴走は彼らのコントロール外で起きたものと見て間違いないでしょう。彼らも、まだ軍拡の途上。今、我々と事を構えるのは時期が悪いと考えていたはずです」


「だが、世論はそうもいくまい。KKKの暴挙を、民衆は『愛国者の行動』と熱狂的に支持するだろう。CSA政府は、もはや引き返せなくなる」


俺たちの予測通り、事態は急速に悪化していく。

中央同盟国であるドイツ、オーストリア、オスマンは即座にKKKを非難する声明を発表。

対する連合国は、イギリスとロシアが裏でKKKに武器や資金を供給し始め、公には「日本の譲歩」を求める声明を発表した。完全にマッチポンプだ。

CSA国内の世論は、もはや政府のコントロールを離れ、「パナマを奪還せよ」という声一色に染まっていった。


そして、ミネルヴァが新たな情報を捉えた。


「ジン様、CSA艦隊に動きあり。カリフォルニア州サンディエゴ軍港より、新鋭のヴィクトリア級戦艦を中核とする米太平洋艦隊が出航。目的地は…布哇ハワイです」


「…奇襲、か。パナマに我々の注意が向いている隙を突く。古典的だが、確実な手だ」


俺は、静かに立ち上がると、傍らに控えていた新選組の隊士に命じた。


「直ちに全閣僚を招集しろ。国家総動員法を発令する」


§


CSAの奇襲は、完全に俺たちの計算通りだった。

真珠湾に停泊していたのは、護国戦争で活躍した旧式艦『開陽』をはじめとする、退役間近の練習艦隊。CSA艦隊は、夜陰に紛れて湾内に侵入し、奇襲攻撃を仕掛けた。

『開陽』は、抵抗することなく、圧倒的な砲火を浴びて、壮麗な火柱を上げて沈んでいく。


「やったぞ!ジャップの太平洋艦隊を壊滅させた!」

CSAの航空機乗りたちは、勝利を確信し、歓喜に沸いた。


だが、その勝利は、あまりにも脆い砂上の楼閣だった。

CSA艦隊が、目標達成と判断し、反転・離脱しようとした、その瞬間。

オアフ島の、これまで沈黙を守っていた数カ所の偽装沿岸砲台が火を噴き、同時に、隠されていた飛行場から、迎撃機が舞い上がった。


CSA空母から出撃していた戦闘機は半数が落ちる事となり、駆逐艦、巡洋艦にもダメージが入った。


「やはり、ジャップの新型は強いな。しかし我々の目的は達成した、全艦、速やかに帰投せよ!」

CSAの司令官は命令を下した。

撤退時、足の遅いヴィクトリア級が集中的に狙われることとなったが、その高い防御力でなんとか離脱に成功したかに思えた。



時を同じくして、CSAの首都リッチモンド。

日本の駐米大使は、CSA大統領に呼び出されていた。奇襲攻撃が始まったのと寸分違わぬ時刻に渡されたのは宣戦布告の通告書だった。


「…大義名分がないのでは?」


駐米日本大使の言葉にCSA大統領は簡潔に答えた。


我々の庭(パナマ)が不法占拠されている、それだけで十分だろう?」


「そうですか。それでは宣戦布告は確かに受け取りました。それでは」


自信に満ち溢れる大統領を一瞥し、日本大使は退出した。


数日後。

奇襲成功の報を待ちわびる大統領府に届いたのは、日本が世界に発信した、アメリカ奇襲攻撃に対する非難と奇襲時の写真だけ。

確かに日本の戦艦がヴィクトリア級の砲撃で爆散している決定的な証拠はある。

しかし、アメリカ太平洋艦隊はいつまで待っても帰ってこないのだった。


§


ハワイから意気揚々と引き上げるCSA艦隊。その眼前に、水平線を埋め尽くす、航空機が出現した。

第一、第二機動部隊。正規空母『翔鶴』『瑞鶴』、そして護衛の高速戦艦『金剛』『比叡』。

日本の、本当の太平洋艦隊が、その牙を剥いたのだ。


ハワイ沖海戦は、一方的な殲滅戦となった。

数百機に及ぶ新型艦上攻撃機と、艦上戦闘機が、蝗の大群のようにCSA艦隊に襲いかかる。

CSAの奇襲艦隊は、空からの一方的な攻撃を受け、なすすべもなく壊滅。


CSA艦長は奇襲がバレていたことに気付いたが打開策は少なかった。

直ぐに部隊を散開させ、この情報をどうにか本国へ伝えようと命令を出す。


「ハワイ奇襲時の迎撃の速さは、既にバレていたからか。あえて奇襲を許したのも明確な大義名分を得るため。おそらく我々が攻撃した戦艦は旧式艦か。...上手く偽装されたものだ」


CSA艦長はタバコを一息吸う。

もう一口吸おうとしたところで艦に攻撃が当たったのか大きく揺れる。


「ハワイで迎撃機が少なかったのも、奇襲攻撃を誘発させるために、あえてハワイの防御を手薄にして見せていた、か。どうにかしてこの情報を持ち帰らなければ、CSA、いや連合国の命運が...」


CSA艦長の願いもむなしく、生き残った数隻も、待ち伏せていた日本の潜水艦隊の魚雷によって、太平洋の深淵へと姿を消した。

CSA太平洋艦隊は、文字通り、この世から消滅した。



江戸の総攬府。

俺は、CSAの奇襲と、それに対する我が軍の反撃、そして国家総動員法の発令を、国民に向けて正式に発表した。

「卑劣な奇襲」という事実は、国民の怒りに火を注ぎ、戦意をかつてないほどに高揚させた。


「連合国の諸君、ゲームの始まりだ」


俺は、世界地図の上に配置された、六個機動部隊の駒を、ゆっくりと動かし始めた。

第一、第二機動部隊はハワイ沖でCSA太平洋艦隊を殲滅。

第三機動艦隊は箱館から日本海、ポート・ヴィクトリア(ウワジオストク)、ハバロフスクに集結する英露艦隊の殲滅へと向かう。

第四機動艦隊は南洋州ミンダナオより、フィリピンに集結する西蘭仏の連合艦隊と、オーストラリア・ニュージーランド艦隊の撃滅へ。

第五、第六機動艦隊は、スマトラ島を拠点に、インド洋の制海権を握るべく、イギリスの最重要拠点、シンガポールとセイロン島へと、その刃を向ける。

そして、台湾州、新彦根州、南洋州、南東洋州(トンガやサモア、ガラパゴスなど)からは大量の潜水艦が出航、敵国の通商路を断つべく、静かに深海へと潜っていった。


『白峰級』『大和級』を中核とする打撃艦隊は、ポート・ヴィクトリア《ウワジオストク》の要塞を粉砕すべく、第三機動艦隊の後を追う。

世界の海を舞台にした、壮大な殲滅戦の火蓋が、今、切って落とされたのだ。

【作中用語解説】


■Manifest Destinyマニフェスト・デスティニー

19世紀のアメリカで、国民の心を鷲掴みにした、有名なスローガン。

日本語にすると「明白な天命」や「明白な運命」と訳されることが多い。


その思想の根幹には、「アメリカ合衆国が、その領土を北米大陸の西端、太平洋岸まで拡大することは、神によって与えられた明白な使命である」という、強い信念が存在した。

当時のアメリカ国民は、自らが享受する自由や民主主義といった価値観を至上のものであると信じ、それを未開の地へと広めることに、一種の道徳的義務感さえ抱いていた。

この「マニフェスト・デスティニー」という言葉は、領土拡大という国家の野心に、神の意志という大義名分を与えていた。


史実では西海岸に到達した後、ハワイ、フィリピンと太平洋を渡りまだ西を目指したが、今作では日本に阻まれアメリカ大陸から出る事すら出来ていません。

それどころか、モンロー主義の根幹パナマやエクアドルまで日本に侵されているのでアメリカ世論は沸騰しています。

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