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「小説『夢見の時』の執筆を終えて」

 2025年の2月の中旬ごろから小説を書き始めた。その小説のタイトルを『夢見の時』と名付けた。この小説のジャンルとしては、ライトファンタジーと青春、ヒューマンドラマ、スポーツなどとなかなか内容盛りだくさんとなってしまった。もし興味が少しでも湧いたのなら是非一度読んでみて欲しい。構成としては、5つの章に分かれているので順番に読んでもらっても、気になるところから読んでもらっても大丈夫だと思う。しかし、私としては初めて書いた小説であるので、拙い部分が多々見受けられると思うがもし読む際は大目に見ていただけるとありがたい。

 

 前置きはこの程度にしておいて今回は、この小説を実際に書いてみての反省をまとめていきたいと思う。

 

 まず、何故小説を書こうと思ったのかというところから遡って振り返ってみようと思う。私自身としては小学生の頃に小説にはまりそれからというもの、主にミステリー小説を読んでいた。ただ、中学生になって部活や高校受験に向けて忙しくなっていくうちに読書から離れてしまった。そこから、高校入学前に買ってもらったスマホでソシャゲに時間を費やす日々が始まるのだが、当時としてはかなり高性能なスマホを買ってもらったのにも関わらず、ソシャゲの入れ過ぎでスマホの容量が満タン近くになってしまいスマホの動きが悪くなってしまった。そのため、ソシャゲの代わりとなるものを探すことになるのだが、そこで見つけたのがウェブ小説である。それが高校の途中以降僕の時間を奪っていくことになった。しかし、人間インプットばかりしているとつまらなくなるのだろう。今まで読んでいたウェブ小説を読むのが退屈に感じるようになってきてしまった。では、発想の転換というのが正しいのか分からないが自分で小説を書いてみようとほぼ唐突に思ったわけだ。

 もったいぶって書いておいてなんだそれと思われるような理由なのだが事実なのだから仕方ない。しかし、付け加えるとすれば自分の内に存在するなかなか人に面と向かって言えない考えや悩みを吐き出す手段が欲しかったのだろう。その手段が私にとっては小説だっただけに過ぎない。

 本当は音楽とかが出来れば曲とか作ってみたかったのだが、残念ながら音痴で楽器もできるものがないということで、私には向いていないと判断し諦めた。その分、私にとっては小説を執筆するというのは敷居が低く感じた。文章を書くという行為自体は特に知識が無くてもできるのだから。それを多くの人に読んでもらえるような作品に仕上げることのできる能力はまた別の話だと私は思う。


 まあ、要約するとやってみたかったからやった。ただ、それだけである。しかし、目標というのは大切だと思い、『夢見の時』では10万字を超える小説に仕上げることだけを目標にした。最初から作品としての完成度を求めすぎても筆が進まなくなる恐れもあるので。

 それで実際には、10万字を超える小説に仕上げることが出来たので、今回の『夢見の時』を執筆するにあたって立てた第一目標を達成することができたので素直にそこは喜びたいと思う。

 他に特に執筆前に立てた目標はないが、私が思う今回の良かった点は章ごとに色々チャレンジすることが出来たことだろう。実際に小説を書くまでは思ってもいなかったのだが、多くの登場人物を物語内に登場させ、それらにキャラ付けをさせるのはとても難しかった。そのため、読んでもらうと分かるのだが最初の章はメインとなるキャラクターの数は少ないはずだ。そこから、少しずつキャラクターの数も増やすことはできたがまだまだ魅力的な個性を持つ人が書けたかというとそうでもないので、そこは次への課題としていきたい。とにかく試行錯誤しながら執筆を進めることが出来たという点は自分の中ではプラス評価にしておきたい。

 

 次の小説の執筆を早速始めようと思っているのだが、やはり目標があったほうがいいと思う。そのため自分の中で定めた目標は構成をかなり細部まで考えてから書き始めようということである。今回の小説に関しては最初からプロットなどに力を入れ過ぎると一向に書き始めない可能性も自分の性格上予想できたので、大まかな構成を頭の中で持ちながら書いていた。そのため、作品を通して何が伝えたいのか分からないようなものに出来上がってしまったと私は感じる。この反省を次の小説に繋げていくことができるよう努力していきたい。


 何はともあれ、小説を執筆するという時間を通して、新たなものを創りだすということにプラスの感情が持てたことは良かったことだ。これからの人生において執筆するという作業が自分の中においてどのような立ち位置になるのかは分からないが、できることなら趣味の1つとして続くことを願いたい。

久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありません。

これからもこのエッセイは不定期更新になると思いますが、引き続きお付き合いいただければ幸いです。


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