第164話
2周年に遅れてしまった……決算が忙しかったんや。あとちょっとメンタル逝ってました。オーバーワーク良くないね⭐︎
sideチェリー
スワンプ・メガロドンとの戦いは泥沼かし始めていった……ジョークじゃないよ?
「こいつら無限湧きかよ。倒しても倒してもキリがねぇ……」
「「「「シャァァァク!」」」」
「ぎゃぁぁぁ!!?」
泥サメの群れに1人のプレイヤーさんを食い尽くそうとする。囲んで集まって泥団子のようになり……離れていくと囲まれていたプレイヤーさんは居なくなっていた。
そしてプレイヤーさんを食い尽くした泥サメたちは次の獲物……私たちの方へと向かってくる。勢いがちょっと怖い。
「インディー、マヤ。攻撃撃ちまくって」
「火属性の通り悪いけどモロコシもお願い!」
「コン!」
泥のサメ達は攻撃を受けると溶けるように消えていく。しかし泥のサメたちは空いた隙間を埋めるように迫ってくる。それでもなんとか食い殺される前に倒し切ることはできたね……離れたところで新しい泥サメの群れが出現してるの見えてるけど。
「この泥サメ。無限に湧いてくるね〜……」
「生き物じゃないっぽいですからね。モロコシの火の玉と同じもの……意思がある魔法って感じです」
そうこの泥サメはモンスターじゃない。結晶を纏ったスワンプ・メガロドンの攻撃で無限に湧いてくる厄介な攻撃……倒しても素材とか経験値も入らないから倒しても得があんまり無い。でも倒さないと増え続けて面倒……というか食い殺されちゃう。
「まだトルネードみたいになってないだけマシかな〜……」
「トルネード?」
昔のB級映画にあったんだよ。サメを巻き込んだトルネードが暴れる映画が……というかサメ映画って割りかし変なの多い気がする。下半身タコのやつとかいるし。それを思えばスワンプ・メガロドンの変化はまだ良いよね。
「シャァァァク!」
「「「ぎゃぁぁぁ!!?」」」
私は結晶を纏ったスワンプ・メガロドンの方に目を向けた。見た目の変わったスワンプ・メガロドンの攻撃は結晶弾飛ばし、鋭い結晶の棘を伸ばしての突進と尻尾薙ぎ払い。そして口からの結晶片混じりの泥ビーム……変化前は泥沼に落とす目的の攻撃だったけど、今は殺意満々の攻撃になってる。
初心者ばかりのメンバーでは殺意マシマシのスワンプ・メガロドンwith無限湧き泥サメたち……うん、無理。戦線崩壊してないのが奇跡って感じ。
「「「シャァァァク!」」」
「チェリーさん!泥のサメ達が……」
「あ、マズ……」
そんな薄氷の上での戦い。限界が来るのはすぐだった。ミリアちゃんと泥サメ達を減らしていたけどプレイヤーが次々にやられていって処理が追いつけなくなって囲まれてしまった。
泥サメ達は飢えた獣のように泥のヨダレを垂らしながら私たちへと向かってくる。攻撃しても焼け石に水……これは死んだかな。私がそう思って2回目の死を覚悟した時。
チュドドドド!!
「「「シャァァァク!?」」」
突然、空から無数の攻撃が泥サメ達を撃ち抜いていった。私達を囲んでいた泥サメたちがドロドロに溶けていって消えていく……上を見ると沢山の鳥たちが旋回しながら飛んでいた。
「どうやら危機一髪だったようですね」
「あ、デルタさん」
泥サメに襲われそうになった私たちを助けてくれたのはデルタさんたちアーカイブ……それと飛行系のパートナーを連れたプレイヤーさんたちだった。
「ストーム・ホエールをなんとか倒してきたので助っ人に来ました。ヘルゲート・ガーディアンも終わったらしいですが……あっちは被害が大き過ぎてまだ来れなさそうです」
あ、ココロちゃんのところ勝ったんだ。先越されちゃったね……ナギちゃんのところは終わってないみたいだし。あっちにはせめて勝ちたい。
「シャァァァク!!」
援軍のおかげでスワンプ・メガロドンとの戦いはとても楽になった。泥サメたちは上からの攻撃になす術なく、出現したところから攻撃を受けて泥へと逆戻り。
スワンプ・メガロドン本体も上からの攻撃に対処していると横から攻撃を受け、どちらを攻撃するか判断しているうちにどんどん削られていった。そもそも他のボスたちに参戦してた人たちって攻略メインの人が多いから私たちなんかよりも強いからね。
「シャァァァク!!?」
そんなこんなでスワンプ・メガロドンとの戦いは進んでいき。物量で遂に倒すことができた。スワンプ・メガロドンの身体から光が放たれ……弾け飛ぶように爆発した。周囲にキラキラが雪のように降り始めた。
「疲れた〜……」
「今までで1番気を張りましたね」
しばらくボス戦はしたくないね〜……とりあえず無事に終わって良かった。私とミリアちゃんがふぅ……と息を吐いているとココロちゃんからメールが届いているのに気づいた。なんのメールだろう?内容を見てみる。
『ボス戦後、少しやることがあるので打ち上げに遅れるかもです。時間になっても来なかったら先に始めてて良いからね』
やること……神殿関係かな?まだナギちゃんのところも終わってないようだし。時間とか大丈夫な気がするけど。
「とりあえず帰ろう。ミリアちゃん」
「そうですね。早く安全なところで休みたいです」
私とミリアちゃんは悦楽の沼地を後にした。その後、ココロちゃんの用事が何かを知ったけど……まさかあんなことをしてたとはね。
4月ですが、5月に試験があり勉強で投稿ペースが落ちます
5月までは気長に待ってくださると嬉しいです




