名前と筋肉
「よし、中学範囲はまあまあだね。中三範囲かな?が抜けてるっぽいけど私学の中三範囲は高一の範囲だから普通の先取り学習でいけるかな。」
一時間かけて5教科のテストを受けてもらった。
元々二時間コースだからあと約一時間…
いつもならお直しして、一週間の勉強メニュー立てるんだけど…
「こんぐらいならヨユー」
「にしては二割落としてたけどね」
「うぐっ」
「ふふっ。まあいいや。とりあえずお直ししちゃおっか。簡単だからすぐわかるよ?」
「んならいいけど…」
「とりあえず理科から直してみて・ゆっくり考えたらわかるはずだし、わかんなかったら遠慮せずいって」
「りょ〜かい」
とりあえず数学はほぼほぼ満点だからOK。
間違いもケアレスだし、問題なし
国語は満点だから言うことなし。
理科は四分野からちょっとずつ出したけど意外と生物の点数が良かった
…生物でいいんじゃねーの?
とも思ったが理系に行くならば大体は物理に行くからどっちにするか聞いてどこを重点的にやるか決めるか
社会…はとりあえず日本史とかせて見たけどてんでダメ
たぶん年号と単語だけ覚えちゃってるは、これ
ちゃんとストーリーに沿って考えないと…
一回歴史漫画読ませた方がいいかな
私的には陰謀説とか読ませたいけど歴史わかってなかったら意味ないしなあ
「口、二口〜…亜美」
…やばい
これめっちゃキュンときた…
「久しぶりに読んでくれたね、颯太」
「亜美もな」
「だっていつぶり?あうの」
「小学校卒業したぶりだから…3年か」
「もう三年か〜。背、伸びたね、何センチ?」
「ん〜多分178ぐらいじゃね?」
…理想身長
「筋肉は?水泳部だから結構ついたでしょ」
「あれ、はなしてたっけ」
「んーん。篠山情報。」
「そっか。結構ついたよ?」
「着痩せするタイプ?」
あんまムッキムキに見えない…
「そうだな。て言ってもそこまでムキムキマッチョじゃないけどな」
「へえ…体重は?」
「すごい質問攻めだな笑」
「あっ…ごめ…」
「いいって久しぶりだしな。七十ぐらいじゃないか?」
…マジ理想
「へえ。で、どしたの」
「終わった」
「早くない!?」
「一問わかんないとこあるけどな。というかもう十五分経ってるし」
「え、嘘」
「ほんとだって笑んで、ここどーすんの?」
「ここは…」
現在夜の一時〜
眠くはないが腰が痛い