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賢者は死ぬと決めている  作者: 明日


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47/70

攻略法




「さて、それでは、丑光には久しぶりに儂が稽古を付けてやろう」

 僅かな溜息をついてから、学園長がにこりと笑う。

 けれども未だに何が起きたか理解していなかった丑光は、「あの」と声を上げた。


 学園長と総一と、双方を見比べるように眺めてから、口を改めて開く。

「なんすかこの空気?」

「……うーん……」

 そうだね、わからないよね、と総一は唸りながら横目で学園長に呼びかける。

 学園長の口から説明してほしい、と思った。

 今まさに目の前で起きたこと。自分がとんでもないことをしでかしそうになってしまったこと。

 だからもう無理、ということ。


「なんだって」

「俺が言うのは……恥ずかしいし……」

 総一は言いながら頬を赤らめた。

 ふざけていないとやっていられない、とも思った。もっとも実際、自分で言うのもなんとなしの羞恥が沸くのだが。真面目な話とはいえども。

 助けを求めるように総一はまた学園長を見た。

 学園長も、溜息をつく。


「死ぬところじゃったんじゃ、お主」

「え?」


 さすがにばつが悪く、総一は肩を竦めた。その総一を見た丑光は、言葉の理解が追いつかずに口をぽかんと開ける。

 丑光にとっては予期せぬ言葉で、何度か脳内で言葉を反芻する。

 そして、出た結論としては。

「嘘だろ」

「ほんとほんと」

 しかし総一の軽い返答に、逆に真実みを感じた。

 また注目を集めるよう、学園長はごほんと咳払いをする。

「事故と言えば事故じゃ。今の言葉で言う……いんしでんとかの?」

「ヒヤリハットでいいんじゃないですか」

「えっと? いや、ちょっと待て?」


 何で? と丑光は困惑をそのまま首で振って表現する。

 今までは、それこそ先ほどまでは、単なる稽古をしていたはずだ。拳道という人に対し殴る蹴るの暴行を加え投げ飛ばすような競技ではあるが、しかし。

 学園長は神妙な面持ちで頷く。

「まあこういうことが起こる。だから」

「俺を殺そうとしたってことか?」

「うーん……俺はそんなこと思ってないんだけど……」


 どうしよう、と総一は考える。

 事情をそのまま話してしまえば、さすがに恥ずかしい。

 まるで中学校に入りはしゃぎ出した所謂『痛い』中学生のような話だ。


「なんつーか、俺、キレると何をするか分からないタイプっていうか……」

「?? よくわからないんだが??」

「詳しい話は、学園長に聞いてほしいっていうか……」


 ねえ? とちらりと総一は学園長を見る。

 しぶしぶと、そしてわかった、と学園長は頷いた。


「……事情は儂が説明する。咋神流についてはどこまで話していい?」

「学園長が知ってる範囲なら全部いいんじゃないですか」


 悪い、と片手を上げて総一は畳から降りる。

 一段下がったその背中は、丑光にとってやけに小さく見えた。

 そんな違和感を覚えさせる背中を隠すようにもう一度総一は丑光たちに向かって頭を下げた。


「では、先に失礼します。ありがとうございました」

「おう」


 丑光にとってはやけにきびきびとした動作で、丁寧な礼をして総一は武道場から出てゆく。

 それを見送った丑光は、学園長に視線を向ける。


「…………」

「で、何で中止になったんですか」

「……とりあえず、会議室に行こうかの」


 まだ稽古は続いている。

 周囲のかけ声を見回すよう、学園長は視線を飛ばして赤い帯を握りしめた。

 打撃も投げも有効な拳道の練習範囲というのはとても広い。周囲で行われている練習は様々だ。サンドバッグを延々と叩き続ける者。壁に結びつけた帯を握り、身体を回転させつつ引っ張る打ち込み稽古を練るように続ける者。腕立てやスクワットなどの筋力トレーニングを行っている者もいる。

 どれも、きっと練習としては有効なのだろうが。

 やはり『競技化』してしまうのはつまらない。学園長はそう思い、そして教育者としてその言葉を飲み込んだ。




 武道場に併設されている会議室は、運動部の者ならば誰でも使っていい簡素なものだ。

 木目があるプラスチックの事務机が置かれ、折りたたみのパイプ椅子が畳まれずに出しっ放しになっている。壁際に置かれたホワイトボードは、消し残しが僅かでもあればお叱りが飛ぶために、使われる度に新品のように綺麗にされていた。


 入り口の横に吊された小さなプラスチックタグを『空室』から『使用中』に裏返し、丑光と学園長はその中に足を踏み入れる。

 クーラーも付けていない中だが、武道場の畳の上よりはひんやりしていた。


 二人は向かい合うように座る。学園長は腕を組んでしばし黙る。言葉をまとめる必要があった。総一の事情をどこまで話していいのかと。

 丑光はもう促さずにその様をじっと見る。格式ある種の運動部の習性、礼儀正しく背筋を伸ばしたままで。


 静寂。遠くに聞こえる武道場の練習の音だけが微かに聞こえて。

 やがて丑光の耳に時計の針の音が気になりだした頃、学園長はようやく口を開いた。



「総一が使っている技術は昨今の格闘技ではない。……咋神流という古武術じゃ、というのは前に話したのう」

「聞いた覚えはありますけど……」

「問題はそれじゃ」

「??」


 それ、と言われても。

 丑光は眉を顰めて首を傾げ、その困惑を前面に押し出した。

 その疑問を肯定するように学園長はまたうんと頷いた。


「古武術の全部ではないが、また競技全てにかかるわけでもないが、しかし古流空手や柔術を含む古武術にはボクシングやレスリングのような競技とは明確な差がある。それはわかるか」

「昔からあった、ってことっすか?」

 言いつつ、丑光は自分で自分の考えに疑問を抱く。オリンピック競技でもあるレスリングとて、数千年の歴史があるはずだ、と。

「そうではない」

 学園長も首を横に振る。

「古武術は、相手を殺すための技術が含まれている、ということじゃ」

 どちらが優れている、というわけでもない。それはただ単に、技術の性格の差。


「競技化された格闘技は、相手を倒すために鍛錬する。特定のルール下で最適化された技術を使い、定められた方法で相手を制する。ボクシングならノックダウン、柔道ならば一本、とな。じゃが古武術における決着は本来死か降参のみじゃった」

 古の武芸者も、そして自分たちの若い頃も。

 学園長は目を細め述懐する。懐かしや、仲間たちと鍛錬に励んだ若い頃。木刀で鎬を削り、骨を叩き合い肉を裂きあって高めあった記憶。片方の睾丸は当時の鍛錬で抉られた。

「じゃから、古武術というのはそのまま、相手を殺す技術の集大成じゃ。存分に振るえば、事故なんぞポンポン起きる……じゃから廃れた」

 江戸時代の終わり頃から、起きた変遷。戦のための『術』から心身を磨く『道』へと変わってしまった技術。

 必要だったのだろう、とも学園長は思う。嘉納治五郎の本心は知らないが。



 ぽかん、と丑光は口を開けた。

 学園長の言葉をほとんど理解出来ている気がしない。けれども、先ほどから今まで、自分に伝えられている意味を考えれば、やはり。先ほど総一と交わした言葉は、やはり。


「つまりあいつは俺を殺そうとしたってことっすか?」

 

 練習っすよ、と丑光は重ねる。

 単なる試合だ。つまりは実戦ではなく試し合い。しかもその練習で、相手を殺そうとする馬鹿などいるものだろうか。

 丑光の思った通り、学園長はまた首を横に振る。

「あいつにその気はなかったじゃろうし、その様子も見えんかった。じゃから、問題は咋神流なんじゃよ」


 全ての問題はそこに集約する。

 そう学園長は断言する。


「だって、わざとじゃなきゃ出来ないっすよね?」

 

 丑光は納得出来ない。

 殺されそうになった、ということ。また、総一が殺そうとした、ということ。

 練習で殺されそうになるなど穏やかではない。殺されそうだったということは殺そうとした誰かがいたはずだし、それが総一というのならば殺す気があった、ということだろう。

 総一が殺せる技術を身につけている、というのは丑光とて納得出来る。

 けれども、殺せる力があるからといって、必ず人を殺すわけではないはずだ。

 包丁を持った料理人はその包丁で人を殺せるが、だからといってほとんど全ての料理人は人を殺したことなどないだろう。


 殺せる技術があっても、また殺せる力があっても、わざと振るわなければ人は死なない。

 それでも自分は殺されそうになった、ということは、つまりはそういうことだ。



 学園長は磨りガラス越しに外を見る。明るい日が入ってきている外は、まだのどかな学園の音がする。

 運動場からは靴がボールを叩く音やバットから響く快音。吹奏楽の練習の音色に、全く関係ないどこかの飼い犬が反応して遠吠えを上げる。


「丑光、お前は強くなりたいじゃろ」

「……そりゃ」

 それはそうだ、と丑光は思う。何の関係があるのか、とも思う。けれども、何となく悲しげな学園長の横顔が、どこか深刻な何かに思えた。

「これから毎日一万本正拳突きを続ければ、一年間で誰にも負けぬ無敵の強さを得られる。……そう言われて、お前は出来るか?」

「まあ、……多分」

「今のお前ならそうじゃろう。では、十二歳の頃ならば?」

「やった……かもしれません」

「では、七歳の頃ならば?」


 七歳。日本では通常小学校一年生に上がる年齢。

 まだまだ幼稚園などで学ぶ『幼児』と変わらず、少年とも言い難い幼い日。

 無理かもしれない。そう感じて黙った丑光に向けて、学園長はたたみかけるように視線を向ける。


「咋神流は、齢九歳までに鍛錬を始めねばならん。総一が始めたのは六歳の頃だったらしい」

「……小さいっすね」


 自分がやっていた合気道の子供クラスはどうだっただろうか。

 小学生はいたが、精々低学年。けれども六歳といえば幼稚園児。まだそんな小さな子供はいなかったはずだ、と丑光は唾を飲む。


「聞いた話じゃ。咋神流の鍛錬は、毎日欠かさぬ膨大な型稽古じゃという。突き、蹴り、投げ、全てが『正しい』ものでなければ数に認められず、日に千本以上のそれぞれの『正しい動き』をしてようやく一日が終わる。その昔は達成するまで何日も寝ずに行われてたともな」


 今ならば虐待だ、とも学園長は思う。

 正しい動きの刷り込み。その効果は認めても、幼い子供にそのような単調な作業は難しい。古くは寺社で行われていたとされるそんな鍛錬は、きっと脱落者も多く出ただろう。


「その結果、『身体に神が宿る』、と儂の知ってる使い手は言っておったのう」

「神? なんつーか、いきなりオカルトに」

 古武術とは古いものだ。ならばそういう話もあるのだろうか、と丑光はどこか怪訝に思う。合気道でもいくつかある。技術ではなく精神論に長けていった流派が。

「無論、そんな神霊の類いの話じゃなかろうよ。じゃがな、言っておった。『咋神流の鍛錬は、身体が勝手に動くようになってようやく一人前』じゃとな」


 そんなに変わった話ではない、と学園長は言う。

 ごく簡単に、平たく言えば『慣れ』とも変わらない。野球選手が何も考えずにフライを捕るように、運転者が車の運転でアクセルとブレーキを使いこなすように。

 ボクサーが、相手のパンチに反応して頭をスリップさせるように。


 ただ、咋神流は幼い日に刷り込むために、その深度が異常なだけで。



「今日、お主が総一相手に一本を取れたのもそれが理由じゃよ」

「……どれですか」

「総一はお主の突きを躱せなかった。それは総一自身、型稽古で身につけた以外の動きが出来ぬからじゃ。気付いておらんかったか? この何時間かの試合のうち、お主の踏み込み突きに対しては、総一は四通り程度の動きしか返しておらん」

「え?」


 そうか? と丑光は目を瞬かせる。

 だがたしかに、思い返してみればそうかもしれない、とも何となく思った。

 そして、腑に落ちた。

 ならば、当たったはずだ。学園長の方策に従った今日は。


「無論、制限はしとったじゃろ。辰美理織相手に使った蹴りでのカウンターはお前には使わんし、投げも少なくとも五通り以上はあるじゃろうに三通りしか使ってない。じゃが、じゃから、あいつの動きを読むことは出来て、それを突くことは出来るんじゃ。……今日はそれが裏目に出てしまったんじゃがな」


 仕方ない、と学園長は溜息をつく。

「儂は拳道班でも、道場の畳にだらけて寝っ転がってはいけない、ときつく教えとる。それは、何故じゃったか覚えとるか?」

「首を踏まれたら大変なことになるから、と」

「そうじゃ。固い頭ならまだ何とかなっても、柔らかい首は簡単に踏み砕ける。砕けなくとも障害が残る。じゃから狙われた。お前の首が、総一の身につけた型稽古の動きのままに」


 だから、本人にも狙う気はなかったのだ、と学園長は釈明する。

 そして。

「……総一との稽古は今日で終いじゃ」

「いやいや、でも、……ちょっとまだ多分よくわかってないんすけど、事故だったんでしょ? 俺まだいけますって、大丈夫っすよ」

 殺されそうになった、というのは誤解。事故が起こりそうだった、というのは了解した。

 拳道だ。殴り合い、投げ合い、骨を軋ませ肉を打ち合う格闘技だの試合だ。ならば、その程度当然として受け止めるべきで、丑光としてももう総一にわだかまりもない。

 ならばまだ彼との試合はきっと上達の近道で、もうすぐの県大会に向けて行うべき練習の一つのはずだ。

 そんなことを丑光は言い募るが、学園長は立ち上がり窓の外を見て肩をほぐした。


「先ほどまでなら儂もそう思ってたんじゃがなぁ……」

 やれやれ、と学園長はまた溜息をつく。

 丑光の怪我は心配していない。尾を引くようなものでなければ、学園長とて止める気はなかった。

 けれども、やはりもはや必要のないものになってしまった。今ここで丑光に対し、自身が行った説明のせいで。


 学園長は振り返る。

「咋神流の強さは無意識にまで刷り込まれた破綻のない動きじゃ。思考を介さぬ分、素早く相手に届く。先の先と見紛うばかりの対の先でな」

 これで種がバレてしまった、と学園長は残念に思う。要するに、総一の動きは全てがただのカウンターなのだ。相手の行動に対して、自動的に数パターンの対応をとっているだけの。ただその動きが多彩故に読まれづらく、神速故に防げない。ただそれだけのこと。

 半分本人にも制御出来ない、という弱点さえわかってしまえば対策など無数に立てられるし、慣れてしまえば対策の実行も容易だ。

 つまり、これ以上は無意味の。

 ひらひらと手を振る。

「所詮非才のための流派。ここまで説明されたお主ならば、総一も時間をかければ攻略出来よう。じゃがしかし、それはもはや対総一のための練習であって、辰美理織相手には何もならん」


 基礎鍛錬としての意味は残っているだろう。試合慣れという効能もある。

 だがもうそれ以上はない。

 問題用紙を手に入れているテストにはもはや意味がない。

 相手がどう打ってくるのか分からない。相手がどう捌くのか分からない。乱取りというのはそういう条件下で行うものであって、全てが予測出来る相手など何の意味もないのだと学園長は思っている。


 そして、だからこそ危うい。それはまさに今日学園長も理解したこと。

 仮に丑光が自力で総一を攻略してしまえば。総一が反射的に致死的な攻撃を選択してしまえば。

 今度はもう止められないかもしれないのだから。



「…………」


 消化不良。丑光は腹に何か重たいものが降りてきた気がした。

 納得がいかない気がする。納得がいっていないのだと思う。

 他にも理由はあるのだろうがと察しつつも、学園長が口にした理由がなんとなしに癇に触った。


 結局、勝ち逃げではないか。あの男は。


「……それでも、やらせてもらえませんか」

「何故じゃ」

「まだ勝ってないんすよ、俺」


 攻略は出来るのかもしれない。言われたとおり、ならば総一の動きにはすべて『填め込み』が有効なのだろう。今日やったように、ほしい総一の動きを誘い、そこを突けばいい。

 だが、自分はまだその攻略は出来ていないのだ。

 

 丑光の言葉を無視するように、また学園長はガラス窓の外を見る。

 明るい日差ししか見えない窓。その外では、皆がそれぞれ、一生懸命に若い時代を生きている。


「…………辰美理織と同じじゃの」


 学園長はぽつりと呟く。

 思うのは辰美理織。また丑光雷太。白鳥叶。おそらくは兎崎玉緒も。

 やはり、総一はそういう存在なのだ、と感じた。彼らにとって。彼ら若く、今を生きる者たちにとって、総一は。

 総一自身は、今を生きておらずとも。

 

 それから学園長は、嘆くように溜息をついて思いを馳せる。

 才能ある者たちが見上げる先にいる総一は、何を思って生きねばならぬのだろう。

 本当は武道にも勉学にも芸事にも一切の才能のない鳳総一は、これからどう戦えばいいのだろう。


 放っておけばいい。何も問題などないのだから。

 知らないふりをしていればいい。どうせあと二年もすればいなくなる生徒の一人だ。

 そう思いつつも。


 彼らに対して出来る限りのことをしたい。

 それが教育者で、それが出来るのが自分、海馬源道だと思いたい。


「……総一が改めて引き受けた上で、儂の厳重な監督下でなら」


 学園長は渋々と折れる。

 武に長じ、齢に長じた自分が、彼ら若者にしてあげられること。

 それが見つかればいいな、と思いながら。




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― 新着の感想 ―
あらゆる才がない、それでもかつては、家族の興味や寵を求めるという熱意でカバーはできた……しかし今は。 武に限らず、基本的には相手の行動に対しての最適を繰り出す、というのが彼の処世術?なのかもしれんね…
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