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裏切られた勇者がハーレム組んで下克上  作者: ふぃじー
人間国編
7/23

裏切り

「カイト君、今日もレベリングかい?」


城下街で、薬屋のオバチャンに声を掛けられた。俺は、無能だから、という理由で、よく、必要なものを普通の店で買っていた。そのおかげか、城下街の人たちに、俺を覚えてもらっていた。


「ああ、オバチャン!レベリング行ってくるよ!」


そう言って、俺は、街の外へと飛び出して行った。



「ていっ!」

「グぎゃあ!」


今の俺のレベルは5、ゴブリンは大体、3、4位らしいから、楽勝‥‥とまではいかないけど、なんとか倒せるレベルまで持っていくことが出来た。


「うしっ!そろそろお昼にするか。」


今日のお昼は、高城さん特製、激ウマサンドウィッチだ。高城さん‥‥アザっす。


モグモグ‥‥


うん、美味い。なんでこんなに美味しいんだろう?戦えて、更には料理までできるとか、高城さん高スペックすぎっす。


その時、俺は気付いてなかったんだ。この世界には調味料・・・なんか無く、サンドウィッチなんか作れるはずもないってこと‥‥


うん?なんか体がだるくなってきたな‥‥ものすごく眠い‥‥どうしよう‥‥ここ、森のな、か、なの、に‥‥


そこで俺の意識は途切れた。


「うん?」


起きた時には、俺の体は森には無かった。


「ここは‥‥馬車の中か?」

「そうだよ。馬車の中だ。」


これのする方を見ると、高城さんがいた。


「あ、高城さん‥‥俺は‥‥」

「ああ、お前は寝ていたんだよ。森の中でな。」

「え?」


そうだ。俺は寝ていたんだった。何故かは分からないが。


「あの‥‥どうしてここに?」

「‥‥‥‥‥‥‥‥」


高城さんが黙り込む。何でだろうな?


そう思いつつ、俺の体を見ると‥‥


何故か、俺は、縛られた状態で馬車に転がされていた。


「っ!?高城さん!これはどうゆうことですか!」

「‥‥‥‥」


高城さんはまた、黙り込んでいる。


「よう、起きたか」


そう言って、やって来る一つの影‥‥不良だ。


「お前、まだ分かんねぇの?嵌められてんだよ、お前。」

「‥‥は?」

「お前、サンドウィッチ食っただろ?あのマヨネーズ、この世界では睡眠薬として知られている、劇薬だぜ?」

「‥‥え?」


嵌められた?いや、でも、あのサンドウィッチは高城さんが作ってくれて‥‥まさか‥‥


「あのサンドウィッチはなぁ‥‥高城の手作りの毒料理だった訳だ。つまりぃ‥‥お前を殺そうとしてんだよ、こいつはな。」


え?高城さんが‥‥俺を?殺す?何言ってるんだよ‥‥高城さんは無能な俺に優しく‥‥


「その顔はまだ分かってねぇな?つまりぃ~お前は、最初っからお払い箱だったわけだ。コレ見てみろよ。」


そう言って不良は懐から1枚の紙を取り出した


[勅命、偽勇者、カイト・サイトウをどんな方法でも良いから、殺害せよ。]


その紙には、そういう内容の文章と、刻印が押されていた。その日付は‥‥


俺が高城さんとあった日だ。つまり‥‥あの時から‥‥


「そう!つまりぃ~お前と高城の出会いは偶然じゃなくぅ~必然だったって訳だ。」

「っ!」


う、嘘だ‥‥嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ‥‥

高城さんが‥‥俺を?殺す?


「という訳でぇ」


という言葉とともに、馬車が止まった。


「お前はここで死ぬんだよ!」


その言葉とともに襲いかかるのは浮遊感。俺は縄で縛られたまま、洞窟の中‥‥その最深部にある、谷へと落ちていった。

安定の一番近い人からの裏切りですよね。テンプレですが、それも醍醐味でしょう(笑)

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