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裏切られた勇者がハーレム組んで下克上  作者: ふぃじー
人間国編
5/23

イジメ

「はぁっ!」

「ぐはっ!」


あ、ちなみに、やられてるの俺ね?


今日は今日とて、いじめは続く。今日は、拳士の不良さんから手厚い、シゴキという名の、一方的な暴力が続いております。


「オラオラオラオラ!どうした無能!だから無能なんだよ!剣を使っても勝てないのか!」

「っ!」


不良が拳を振り回してくる。正直、無茶苦茶に振り回し過ぎて、型も何もあったもんじゃないが、それでも、拳士の補正を受け、力などが上がっている不良に比べ、俺は錬金術師、つまり、無補正だ。そんな俺が木刀を持っても不良に勝てるわけもなく‥‥俺の意識は、数分後に暗転していた。





「‥‥~ん?‥‥イく~ん?‥‥カイく~ん?」

「はっ!?」


気づいたら、そこは、城の病棟だった。俺は気絶していたらしい。


「もう!カイくんったら!今度こそ死んじゃったのかと思ったよ!」

「いやいや‥‥こんな事で死ぬわけないだろ?」


訓練なんかで死ぬとか、絶対にしたくない。


「でもぉ‥‥カイくん、丸1日寝込んでたんだよ? 」

「‥‥は?」


聞くところによると、俺は、不良に倒された後も、殴り続けられて、病棟に運び込まれたらしい。‥‥あんにゃろぉ‥‥


「なんで戦闘の授業に出るの!カイくんは錬金術師でしょう?」

「いや‥‥錬金術をするには、莫大なお金が必要みたいで‥‥無能な俺に何か、させる理由にはいかないってさ。」

「何よそれ!王様に文句言ってやる!」

「やめなさい。」


王様に俺のことで文句を言うのは、流石に困る。最悪、城から放り出されるかもしれない。それだけは勘弁して欲しい。


「まあ、衣食住を提供してくれるだけでも、ありがたいと思わなきゃ。」

「むぅ‥‥」

「じゃあ、俺はもうひと眠りするから。おやすみ。」


そう言って俺はベットに潜り込む。


「うん‥‥‥‥‥‥カイくんのばか‥‥」


あいにく、早苗の声が海叶の耳に届くことは無かった。それが、彼に掛ける最後の言葉とも知らずに‥‥

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