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裏切られた勇者がハーレム組んで下克上  作者: ふぃじー
人間国編
1/23

召喚

「・・・・・は?」


そんな声がそこら中から聞こえてくる。それもそうだろう。なぜなら今、俺達は・・・


幾何学模様に光っている床の上で、全く見知らぬ場所で目覚めていたのだから。


「ねぇ、カイくん・・・これって、夢だよね?」


幼馴染の古庄早苗ふるしょうさなえが俺、斉藤海叶さいとうかいとに聞いてくる


いや、知らんがな。


思わず関西弁が出てしまった。


そもそも、俺達は、さっきまで、一緒に学校から下校していたはずだ。しかし、ある地点からの記憶が一切ない。


そんな事よりも、現状確認だ。今、周りには2、30人ほどいるだろうか?それくらいの人が、俺達と同じようにあっけに取られた顔をしている。もしくは、少数だが、叫んでいる人たちも見受けられた。


「ここどこだよ・・・」


ここにいる全員が、思っているだろう、言葉を口にした時、ある人物が扉を開けて、入ってきて、こう言った。


「ようこそ、勇者様方。召喚に応じて下さり、ありがとうございます。」


と。


・・・どうやら、俺達は、異世界に召喚されてしまったらしい。

新しく、投稿させていただきました。よろしくお願いします!

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