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第1話

初投稿です(*^_^*)

まだ序盤しか書けてませんがこれから増やして行く予定です!

まだまだ未熟者でおかしな部分が多いと思うのでへんなところがあれば遠慮なくメッセで教えてください!

 いつもの音で目が覚めた。

 しかしまだ身体は半覚醒状態で後1時間はこのまま寝ぼけていたい。しかし、現実はそんなに甘くない。母さんが壁をこれでもかってほどに殴打してくる。隣の部屋にいるからって壁を叩かなくても、声でいいじゃん。その行動は犬でもできますよ。いや、無理か。

 当然、生意気なことを言えるわけもなく黙って起床。制服に即座に着替え、そのまま母さんの鋭い威圧から逃げるようにリビングへ到達。

 そこには俺の大好・・・いや、可愛らしい妹と母さんとは真逆の性格の父さんが食事を始めていた。

 俺も席に着き、卵焼きを一口。んー、あの無口な人からは考えられないおいしさ!なんであんな引きこもってるんだろう?

・・・後ろから二階から黒いオーラが!なんでばれたんだろうね?反省反省。

『おはよう!おにいちゃん!今日から高校生だね!』

『おお、おはよう。そうなんだよな・・・はぁ。』

『どうしたんだ?恭夜。そんな浮かない顔して。まだ高校のこと気になってんか?』

『当然だろ、まさかあんなことを日常的にやってる学校なんて・・』

『まぁ、最初はそんなもんだろ。うちの母さんだって装武高校出身なんだ。その息子なんだからなんとかなんだろ。』

『そうだぞ、お兄ちゃん。私のお兄ちゃんっでもあるんだからがんばってよ?』

『わかってるって。母さんの息子だからってのはともかく、柚葉の兄としてはがんばるぜ!』

ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!

 やばい・・聞こえてたみたいだな。母さんは不機嫌になるといつもこうなる。どうやら母さんの息子だから頑張る必要ないって言ったのが癪にさわったらしい。俺はご乱心モードって呼んでるけど怒った時に壁を叩きまくるんだよね。

 今日のは・・うん、大丈夫!叩いていないときの間隔が長いのがその証拠。ちなみに叩く間隔が短いほど怒ってる。前に無断で遅くまで遊んでいて、家に帰った時は、ここ工事現場!?ってくらいかべを叩きつけてたから。いやー、まじであの時はビビったね。怖すぎて鳥肌たったもん。

『母さんがご乱心モードだからそろそろ行くね!』

『おう、いってらしゃい!』

『お兄ちゃん、行って来い!』

『・・・・いってらっしゃい。』

『? 二人ともなんか言った?』

『なんもいってないいけど?』

『いってないいよ?』

『そっか。空耳かな?まあいいや。行ってきます!』


ブーー、ブーーー。

っと、唯さんからメールだ。

『今日から装武高校の生徒だね!入学おめでとう!先輩としてアドバイスだよ!身の回りには気をつけること、そして私の娘と仲良くなること。以上! あなたのお母さんの親友より』

なんだこれ?てか娘さんも装武高校なんだ。

しかしわこんときの自分はもっと深く考えるべきだったのかも知れない・・これから出会うであろう仲間達を、そしてこれからの自分の人生を・・・・・

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