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8.ジンシャ坑道を抜けろ!




 翌日。第三エリアの攻略を開始する。俺がログインすると、既にぽぷらが準備万端で待ち構えていた。


「お、早いな。朝からいたのか?」

「アイテム使いきっちったからねー。コネコネしてほじゅーしてたのサー」


 そう言ってピースサインを出す。


「やっぱ大変そうだなアイテム師。アイテム製作は何のジョブでするんだ?」

「調合士。これがまためんでーのよ」

「ゴールドは足りてるのか?」

「ちょっちキビシーかなー」

「ほら」


 ぽぷらに所持金の半分を渡す。


「え、ラッキーマジ神。ありがたく頂き候」

「また足りなくなったら、言ってくれよ。ぽぷらはうちの生命線だからな」

「ヒヒヒッ。愛してるぜいラッキー」

「というかそのラッキーてのはなんだ?」

「え、呼びやすいっしょ?」

「まぁ、いいが。犬の名前みたいだな……」

「ラッキーお手!」

「調子にのるな」


 ぽぷらと下らない掛け合いをしていると、皆がログインして来た。


「これから第三エリアに進みますが、その前にご連絡があります。私は明日より某作戦に参加する為、当分ログイン出来ません」

「奇遇だな。俺もだ」

「あーしもムリー」

「そうなのか、それでは私は刀術探しにでも出掛けるとするか」

「タリは随分時間あるよな。哨戒任務とかは無いのか?」

「私の立ち位置は特殊なのでな。出る幕が無いというか……一応スポットで任務は受けてはいるんだがな」

「そうなのか」

「タリっち時間あっていいなー」

「はいはい、話はここまでにして、出発しますよ」


 ダバラを出て南に進むと山脈にぶつかる。この山脈は大陸を北と南に分断しており、越えることは不可能と言われているらしい。ここで出てくるのがドワーフ達だ。山脈の地下に住み着き、巨大な坑道網を作り上げたのだ。その中心には鉱山都市クリカラが存在し、大陸の北と南を繋ぐ中継地になっている。プレイヤーの進路として、砂漠と沼地はここで合流するらしい。


「坑道はダンジョン化してる上にインスタンス仕様になっており、毎回構造が変化します」

「陸路の要衝にしては、不便なんだな」

「一回クリアすると、入り口からクリカラへのポータルが開通するんです。商人はそちらを使用してるという設定らしいです。ちなみに初見の商人を護衛するクエストとかもあるらしいですよ」


 山脈の麓に辿り着いた辺りからプレイヤーが増え始めた。坑道入り口と思われる場所には出店がいくつも出ており、小さな町のようになっている。


「活気があるな」

「クリカラはもっと凄いですよ」

「あーし出店大好き。りんご飴とかないかなー」

「そんな夏祭り仕様なわけないだろう。ほら、ぽぷら行くぞ」

「待ってよ。タリっちー」


 タリとぽぷらも随分仲良くなった。いよいよクランらしくなってきたな。出店を物色しながら進むと、ジンシャ坑道入口と書かれた立札が目に入る。


「はい。ではこれよりダンジョンアタックを開始します。その前に質問はありますか?」

「出てくる敵は?」

「タリさんいい質問です。主にノーム、スリラーバット、ガガモカが出ます。稀にロックゴーレム等が出没する事があります」

「ガガモカってなにー?」

「簡単に言えば、山賊オークです。豚鼻じゃないんで多分オークじゃないんですが、分かりやすいので、山賊オークと言われています。武器を使ってくるので注意です」

「ボスは?」

「最奥にいます。ボスを倒せばクリカラに入れますので、実質これを見つけるのが目的です」

「坑道のボスか、硬そうだな」

「今度の敵は斬ってみせる!」


 そんな話をしていると、周囲が俄に騒がしくなった。七〜八人の集団が、出店街を通って坑道へと向かって来る。随分立派な装備の一段だ。


「トラットリアだ」

「第二隊だな」

「てことは、裏ボス狩りか」


 周りのプレイヤーがひそひそと話す内容が聞こえた。


「なぁダイモン。裏ボスってなんだ?」

「ジンシャ坑道には七十二時間に一回、レアボスが湧くんです。レアボスはインスタンス関係無く、狩られたら消滅する為、ああやって、時間を管理しながら、一気に狩りに来るんです」

「なんか気分わるーい。それって独占じゃね?」

「まぁ、その時間にダンジョンに入ったプレイヤー全員に権利はありますから、早い者勝ちという事で黙認されてますね」


「おや?ダイモンさんではないですか?」


 俺達が内輪で話しているとトラットリアのパーティーメンバーが声を掛けてきた。


「川島大佐さん。お久しぶりです」


 ダイモンが川島大佐と呼んだ男は、豪奢な鎧を着た大剣使いだった。フルアーマーを着てる人は初めて見たかもしれない。


「はい。お久しぶりです。ダイモンさんはロックゴーレム狩りですか?」

「いえ、クランメンバーとクリカラに向かう所なんです」

「ほう、クランに入られたのですか、それは残念」

「皆さんは地峡ガザミ狙いですか?」

「ええ、何時にとはお教え出来ませんがね」


 俺達が黙って話を聞いていると、ダイモンが彼を紹介してくれた。


「こちらトラットリア第二隊リーダーの川島大佐さんです。前にお世話になった事があって、知り合いました」

「やあやあ、よろしくよろしく。お世話になったとはちょっと違いますけどね。君と白葉のダブルヒーラーじゃなければ、あのボスは突破出来なかったでしょう」


 やはり、ダイモンはかなり優秀なヒーラーのようだ。一応挨拶しておくか。


「らっきょです」

「サルバドール=タリだ」

「ぽぷらでーす」

「見るところ、皆さんまだ一次職ですかね。頑張って下さいね。クリカラに入れれば、クラスチェンジ出来るようになりますから」


 何と言うか、言葉の端々に上から目線が抜けない人だな。まぁ悪い奴ではなさそうだが。


「おっといけない。時間に遅れてしまう。それでは皆さん、良い旅を」


 川島大佐はそう言って去っていった。


「裏ボスか……」

「お、何何、ラッキー興味ある系?」

「男なら裏ボスと言われたら食指が動くもんだ。なぁタリ?」

「え?あ、ああそうだな。裏ボスは良いものだ」


 タリの反応が悪い。もしかして俺だけが裏ボスの響きにワクワクしてる?


「補足しますと、このジンシャ坑道の裏ボスは地峡ガザミという名前の蟹です。非常に巨大で、攻撃力が高く、しかしその反面、敏捷が低く、回避に徹すれば持久戦に持ち込む事が出来ます」

「話を聞く限り、我々でも倒せそうだな」

「待って下さい。重要なのはここからです。実はその背中に生えてる鉱石が希少なんです」

「鉱石?」

「はい。この鉱石は毎回ランダムで選ばれるんですが、通常では手に入らない類の石が高確率で採掘出来ます。トラットリアの狙いはこの鉱石です。ただの低レベル帯の裏ボスに時間管理までしているのはこれが理由です」

「え、面白そう!取り付いてカンコンするって事っしょ?」


 ぽぷらの目が輝いている。


「そうなります。ですので、狙うつもりなら、ピッケルを持っていかないといけません」

「やろう!ねぇラッキーもやりたいよね?」

「やりたい。まぁ先に見つけられたら、だけどな」

「そうと決まったのならば、ピッケルを買いに行くしかあるまい」

「よっしゃ~、あーし、頑張る!」

「ふふ、ではそうしましょう」


 俺達はお揃いのピッケルを予備も合わせて六本購入し坑道に入る事になった。

 

「三時方向、バットが二です」

「おっけー音響弾いくよー!」


 金切り音がしバットが失速する。すかさず、俺とタリが斬り伏せる。ポリゴンになって消えた。


「ナイス報告だ」

「それにしてもその音響弾だっけか、凄い威力だな」

「へっへっーいいっしょ。でもあんまり数無いから、複数の時だけ使うって感じかなー」

「了解。なるべく節約出来るようにするよ」


 探索は順調だった。ジンシャ坑道は平面型だ。階層に別れ、下へ下へと潜って行く階層型では無く、ひたすらに奥を目指す仕様になっている。正しく()()であり、行き止まりにぶつかったら戻って探索し直しである。


「それで、隠しボスと言うのは、どこに出るんだ?」

「私も正確には知らないのですが、どうも隠し通路があるみたいですね。ピッケルで壁を叩くと崩れる箇所があるみたいです」

「インスタンスだから、毎回それを見つけるのは大変だよな」

「そこは人海戦術なのでしょう。ピッケルをひたすら振る係もいそうですよね」

「よし、あーしが叩くよ!待ってろ蟹ちゃん!タリっちはそっち叩いて!」

「任せてもらおう」


 ぽぷらが張り切っている。こういったイレギュラーな要素が好きなのかな。タリも文句を言わずに付き合っている。良い奴だな。


「あれが、ガガモカか」

「三匹いますね」


 山賊オークことガガモカが徒党を組んでいた。三匹でまるで哨戒兵のように坑道を闊歩している。


「なぁ、あれに付いていってみないか」

「え?」

「いや、あの動き、まるでパトロールみたいに見えないか?」

「守る対象があると言う事ですか?」

「考えすぎかもしれないが」

「いや、面白い。やる価値はある」

「分かりました。追ってみましょう」

「ねぇ、ピッケル振ってもいい?」

「駄目です」「駄目だ」「ストップ」


 ぽぷらがしゅんとしてしまった。

 

 俺達はガガモカを尾行している。奴らは後ろを振り返ることも無く、フガフガ言いながら、奥へ奥へと向かう。いや、やっぱりオークだろお前ら。


「同じ所を周回してる訳じゃないですね」

「あ、曲がったねー」


 少し間を置いて後を追う。すると曲がり角の先で見失ってしまった。


「どこに行った?」

「これは……ぽぷら!周りを叩いて下さい」

「がってんしょーち」


 四人で手分けしてくまなく叩いてみた所、一部の壁に穴が空いた。


「うん?仕掛けも何も無いぞ?どうやってあいつら入ったんだ?」

「多分、考えちゃ駄目な気がします」

「しかし、やはり秘密の通路を隠していたんだな」

「トラットリアの人達はこの事を知っているのかもしれませんね」

「それなら、連続で見つけるのも納得がいくな」


 ようやっと秘密通路を発見し、我ら電脳軍(仮)は奥地へと歩を進めた。そこはユートピアだった。人にでは無く、ガガモカにとってのユートピアだ。山肌から地下まで伸びる、深い渓谷。はるか上空から陽の光が差し込み、谷全体を照らしている。辺りにはガガモカの住処と見られる建物が並び、渓谷には一本だけ吊り橋が掛けられていた。


「住処は分かったけど、ガガモカ達が見当たらないな」

「閑散としてますね」

「あ、あれじゃん?橋の上」


 ぽぷらが指差した先、橋の上にガガモカ達が集まっていた。笛のような物を吹き鳴らし皆踊っている。


「なんだ?」

「見てみろ、手に何か持ってるぞ」

「肉の塊だ。あっちは酒か?」

「あ、投げたよ」


 ガガモカ達は橋の下へとそれらを投げ入れる。すると地鳴りが起こり、何かが這い上がって来た。


「デカいな」

「蟹ちゃん!」

「見つけましたね。しかし……」


 これが地峡ガザミか。藍色に鈍く光る外殻、巨大な二本の鋏。背中には岩山を背負っているかのように鉱石の塊が輝いている。


「手を出せばガガモカに襲われるだろうな」

「どうする?ガガモカを先に倒すか?」

「その間に踏み潰されそうですね」

「はーい。あーしに案がありまーす」


 そう言うと、ぽぷらは瓶を取り出す。炎のマークが描かれた瓶だ。非常に悪い顔をしながら、ぽぷらがガガモカ達を指差した。


「橋、落とすべ」



 ぶもぉおお

 ぐもぉぉお

 あぁぁぁあ


 ガガモカ達の断末魔が響き渡る。結局、ぽぷらの用意した火炎瓶を橋に投げつけ、橋は焼け崩れた。


「こういうギミックなんでしょうかね」

「追加のガガモカが出て来ないところを見るにそうなんだろうな」

「諸行無常なり」

「あ、蟹ちゃん。こっち来る」


 ガザミが怒り狂ってこちらへと這い寄って来る。


「作戦通り対処しますよ。らっきょさんが、挑発でタンク、タリさんと私が攻撃。ぽぷらは背中に取り付いて採掘」

「了解」

「上手く関節を狙うか」

「よーし、やったるけん」


 戦闘が始まった。ガザミの攻撃は基本的に大振りだ。威力は大したものなのだろうが、如何せん動作が遅すぎる。


「こっちだ、潰してみろ!」


 挑発をしながら、カザミの足元をちょろちょろすると、他の警戒が緩む。


「今だ、ぽぷら!」

「よいしょー!」


 近くの建物の屋根に待機していたぽぷらが背中に乗り移った。成功だ。気付かせない為に、三人で執拗に脚を攻撃する。


「案外攻撃が通るな」

「兜割り!確かに、思ったよりも柔らかい」

「ストライクレイ!腐っても裏ボスです。何かあると思って構えて下さいね」

「わぁー。めっちゃ取れる!」


 ぽぷらは頼むから黙って作業してくれ……。

 暫くすると、ガザミの脚が動かなくなってきた。これはチャンスと一気果敢に攻め立てようとしたところでダイモンが異変に気付く。


「攻撃中止!ぽぷら!降りてきて!」

「あーいいとこなのにー」

「早く!」

「りょーかい」


 ぽぷらが飛び降りた瞬間、ガザミが脚を畳んで動かなくなった。倒したのかと訝しむが、やがてガザミの背中が大きく割れる。中から何かが這い出して来ようとしている。


「脱皮か!」

「なんだあのフォルム。今までと違って、速そうだぞ」

「なるほど、形態変化する訳ですか」

「でも今チャンスってやーつ」

「そうですね。攻撃を集中しましょう!」


 甲殻類の弱点は脱皮直後と相場は決まっている。俺は一番高い建物に駆け上がると、宙へと身を投げた。重心移動を発動し、狙いを定める。


「天柱落!!」

「大切斬!」

「ホワイトグローリー!」

「クラスターボム!」


 全員の必殺技が命中し、地峡ガザミは悲鳴を上げる。効いてる。しかし決定打にはなっていない。空中から見渡すと、丁度ガザミの背後に渓谷があった。


「ぽぷら!閃光弾!」

「ほいなー」


 目を背けた瞬間、眩い閃光が放たれる。光が晴れた後、急いで渓谷側に立つと、挑発を発動した。


「こっちだ。蟹野郎!」


 ノックバックから立ち直ったカザミが、俺を見つける。如何にボスと言えど、閃光を受けた眼はよく見えていないだろう。俺の背後にあるものなど分かりはしない。両の鋏を合わせ、突撃して来た。今までとは比較にならないスピードだ。


「こなくそ!」


 体捌きが良い仕事をする。カザミの突撃に対して一歩目が先んじる、ここでさらに重心移動。回避先に重心を先に移動する事により、二歩目を瞬時に踏みしめる。横っ飛び。避けた!


「一昨日来やがれ!」


 ガザミは突撃の勢いそのままに谷底へと落ちて行く。満身創痍にこの高さ、流石にやっただろう。やきもきする時間が過ぎていく。


【シークレットボス:地峡ガザミを倒しました。リスポーンまで71:59】

【鉱山都市クリカラへのポータルが開きました】

【レベルが上がりました】


らっきょ Lv 16


メインジョブ 槍使い


サブジョブ 商人


筋力   26→30


頑強   22→26


知恵   16→18


器用さ  24→26


敏捷   21→23


魔法抵抗 16→18


運    7→8


スキル 


槍術Lv 4 互換性 重心移動Lv3


天柱落Lv2 体捌きLv1


身体能力向上Lv4 健康Lv1


頑強Lv3 健脚Lv2 体力増強Lv3


棒術Lv4 挑発Lv3 鑑定Lv3


アビリティ


両手突き 打ち払い 投槍 上段突き 


クワトロスイング


 レベルが二つ上がった。スキルがかなり育ってきた。重心移動や天柱落、身体能力向上と体力増強、挑発まで上がった。身体能力向上はかなり重要なスキルだ。筋力や敏捷等の頑強以外のスキルを揃えると統合されて、上位スキルである身体能力向上になるのだ。これは探索者の間では必須スキルと言われており、このスキルのレベルが強さに直結している。


「ナイス判断です。らっきょさん」

「まさか落下死とは、思いつかなんだ」

「全滅かと思ったしー」

「成功して良かったよ」


 さて、大事なリザルトの時間だ。この場合のリザルトはボスのドロップ品では無く、ぽぷらの採掘結果の方である。


「えーと、まず、ミスリルーんーみっつ!」

「「お〜」」

「幸先良いですね」

「そんでもってーくず鉄よっつ!」

「「あぁ〜」」

「残念賞ですね」

「そしてー、これだ!」


 ぽぷらが最後に取り出したのは炎者の玉鋼。鑑定してみる。

 

▶炎者の玉鋼

 製作アイテム。この玉鋼で作った刀は炎の意志を持つ。扱う事の出来る刀鍛冶は限られている。


 これは……。


「皆。頼みがある」


 タリの真剣な様子に、三人とも何も言わない。


「この玉鋼を、譲って欲しい」


 タリが頭を下げた。探していた刀の素材だ。喉から手が出るほど欲しいだろう。それはよく分かる。


「どうしよっかな〜」

「パーティーの物だしな〜」


 俺とぽぷらが意地悪をする。


「二人ともやめなさい。まったく。タリさん。持っていって下さい。何ならこれも」


 ダイモンがミスリル三つを差し出した。


「い、いや。そこまでは……」

「タリさん。私達が目指しているのはトップクランです。知ってますよね?」


 ダイモンの突然の問い掛けに困惑するタリ。


「ああ、勿論だ」

「分かっているなら、理解して下さい。あなたは我々の火力担当です。誰よりも良い武器を持ち、誰よりもダメージを叩き出さなければいけないんです」

「それは……」

「だから、素材で妥協しちゃ駄目です。いいですか?あなたは全プレイヤーの中で最も火力のあるDPSじゃなきゃいけないんです」


 ダイモンのトップクランを目指すというのはポーズじゃないんだな。それだけの覚悟のある言葉だ。これは俺も気張らないとな。タリは目を数瞬瞑り、ダイモンを見た。


「……その通りだな。クランマスター、素材を貰い受ける」

「はい。どうせなら最強の刀、期待してます」


 俺達は無事ジンシャ坑道を抜け、鉱山都市クリカラへと辿り着いた。


 


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