第8話 入学式の朝は緊張しています!!
約8000字....ちょっと長くしすぎたかも...
しばらくお付き合い頂けると幸いです。
徹の知らない所で、着々と新しい時代に向けて動き出す者たちがいた。
その行動がどういった結果に帰結するかは、まだ誰にも分からないだろう。
そして、葛野家では盛大にパーティーが行なわれていた。
なんと、この男、葛野 徹は15歳の誕生日を迎えていたのだ。
幸せに包まれる葛野家であった。
ピピピッピピピッ
「ん……まだ……あとちょっとぉ……ふにゃ……むにゃぁ……」
肌を撫でるような温もりが、少しずつ新たな命に光りを灯す。
そんな麗らかな季節の朝、僕はまだベッドの中にいた。
しばらくはする事も無く、バイトも無い生活に慣れてしまったからだろうか、僕は眠気でどうにも起きれない……
家の廊下で、ガチャっとドアが開き、誰かが欠伸をする。
「ふぁぁぁ……ん?」
その誰かは僕の部屋のアラームから響く音に気づき、耳をそばだてる……
「まだ寝てるのかなぁ……ってお兄ちゃん!」
そうして頭が冷めた水姫はドアを少し激し目にノックする。
ドンドンドン!
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!今日だよ、今日!」
「ふ……んん……」
僕はまだ眠気に誘われている。
するとドアが開き、誰かが近寄ってくる。
「し、失礼するよ?」
「ふわぁ、お兄ちゃんの寝顔可愛い……ってそうじゃなかった」
すると優しく肩をゆすられる。
「お兄ちゃん起きて~!お兄ちゃん!朝だよ朝!」
「ん……?水姫?どうしたのぉ~」
「お兄ちゃん!今日何の日か分かる?」
そう問いかけられて、僕は眠たい頭を動かすが、答えにたどり着けない。
「んん……わぁかんない……ふんふん」
「ってお兄ちゃん!二度寝禁止!もぉ……可愛いけど……」
「ん~?」
「入学式!今日だよお兄ちゃん!」
そう、入学式……入学式?入学式……そう頭で反芻していた僕は、段々と冴えてくる。
「っていっけね!今日じゃん!」
僕は勢いよく起き上がる。
「うわっ、ビックリした……うん、今日だよ!」
「あれ?水姫?どうして部屋に?」
「え?あぁ、お兄ちゃんごめんね、アラームが聞えてたから、まだ寝てるのかなぁ~って思って起こしに……」
「ああ、そっか、サンキュー!マジで助かる。
ダメだなぁ~怠けすぎて遅刻する所だったよ」
「いいよ~、私も母さんもまだ起きたばっかりだし、そこまで時間が差し迫ってる訳じゃないから」
「そっか、取り敢えず準備したらリビングに行くよ」
「はぁ~い、先に下に行ってるね!」
そういって水姫は部屋を出て行った。
(そうか……これが妹のモーニングコールというやつかぁ、うん……毎日してほしいくらいに悪くないな)
などと思いつつも、僕は急いで制服に着替えていく。
「にしても……大学の生活リズムが馴染んでる僕に、高校生やれるかなぁ~?」
そう、一般的な大学生と言えば家が遠い人は早起きを頑張り、逆に下宿で家が近い僕は、朝までお酒を飲んでは惰眠を貪り、昼から学校へと足を運び、夜にはバイトといった、生活リズムガン無視スタイルなのである。僕はそんな不摂生を続けていたが、今日からは高校生だ。
「とりあえず、一週間くらいは水姫に起こして貰わんと無理かもしれんなぁ……」
などと情けない事を呟きつつ、洗面台へ向かう。
一階にあるリビングへ降りると、母さんが朝ごはんの支度をしていた。
「母さんおはよう~」
「あら、とおるおはよう~、制服が似合ってるわね!」
「ありがとう~、いい匂いするなぁ、お腹すいたよ~」
「もう少し待っててね、先に顔洗って来たら?」
「そうするよ」
そう言いながら洗面台の方へ向かうと同時に先にスキンケアを済ませたであろう水姫が、洗面台から入れ違いで出てきた。
「おはよう~」
「おはよう!お兄ちゃん、もう大丈夫そう?」
「うん、水姫のお陰でバッチリ起きれたよ」
「それは良かった♪」
そう言いながら水姫はリビングのテレビへと向かっていく
僕はバシャバシャとぬるま湯を当てていく。
ほとんど支度も終わり、既にテーブルに並んでいる朝ごはんを見ながら席に着く。
「母さん朝ごはんありがとう~」
「お母さんありがとう!」
「いいのよ~、さぁ食べましょうか」
「「「いただきます」」」
そう言って、家族皆で朝食を食べる。
(にしても、大学の時は朝ごはん何て食べない方が多かったし、朝ごはんがある生活のありがたみが染みるなぁ……)
そこには、お米とほうれん草のお浸し、味噌汁と生姜焼き、ポテトサラダまである。
味噌汁を啜り、ほぉっと息を吐く。
「おいしぃぃぃ」
「あら、良かったわ~」
母さんはニコニコと僕が食べている様子を伺う。
「にしても今日は朝から立派だね!」
「そうだなぁ~」
「ええ、だって今日はとおるの入学式ですもの」
「そりゃそうか」
と言いながら水姫も微笑んでいる。
一汁三菜とは良く言ったものだ、それを朝から再現するのがどれほど大変な事か、僕は知っている。
ありがたい事だ。僕は改めて感謝を伝える。
「母さんありがとう、美味しいよ」
「いえいえ、とおるがいつも美味しそうに食べてくれるから、母さんも作り甲斐があるわぁ~」
「そっか、そういえば母さん達は今日はどうするの?」
「一応とおると一緒に歩いて行こうと思っているわ、入学式の後は、一度家に戻って着替えてからどこか皆で美味しいごはんでも食べに行きましょう」
母さんの言葉に水姫が反応する。
「やった~!お寿司!お寿司食べたい!」
「はは、いいじゃん!お寿司食べたいね」
「あら、だったらお寿司にしましょうか」
「「やったー!」」
朝から元気な声が家に響く。
「というか、水姫は始業式良かったのか?今日から二年生だろ?」
「お兄ちゃんの入学式だよ?行かない訳ないよね?」
「気持ちは嬉しいけど……これはありなのか?」
「ええ……まぁ、水姫の気持ちは分かるし、今日だけね」
僕の疑問に母さんが答えた。
まぁ、中学の始業式と言っても、数少ない男性の兄の入学式という希少性には勝てない訳かと納得する。
それに、もし自分の始業式と水姫の入学式が重なっていたら僕だって間違いなく水姫の入学式についていくだろう。
「まぁ、母さんがOK出すならいっか、ありがとな、水姫」
「お兄ちゃんのビックイベントだからね!行かないと後悔するよ!」
「そこまででは無いだろうけど、でもありがと」
「うん!」
家族で談笑しながらも、朝ごはんを食べ終えると、各々準備を進め、家族で家を出る。
「「「行ってきます」」」
「よし!行くか!」
そう言いながら僕は左方向へと足を進めるが、そんな僕の襟元を水姫が掴む。
「うぐっ……」
「お兄ちゃん逆!学校は逆だよ!」
「あら……大丈夫かしら……?母さん不安だわ」
「ああ、逆だったか……まだ寝ぼけてたかも」
「ホントかなぁ?」
水姫からじーっと怪しむような視線を感じる。
僕は気まずくなり目を反らす。
とは言え、今まで1人で大学生していたのだ、問題は無いはず……
「だ、大丈夫だよ……ははは」
そんな軽口をつつきながら、進行方向を変えて、家族で歩き出す。
新しい生活が始まると思うと何だかドキドキとしてくる。
学校はそこまで遠くなく、徒歩15分程でつくだろう。
何度経験しても、心が浮ついているような新鮮な朝を感じながら、僕たちは歩みを進める。
校門前に着くと、前もって早めに家を出ていたとは言え、他の新入生らしき人もちらほらと見えている。
ヒソヒソ……ヒソヒソ……
「え、まってイケメンいる!」
「うそ!今年当たり年かも!」
「受験頑張って良かったぁ……」
「ええ、あの苦行に耐えて本当によかったわぁ……」
「そうよね……グスッ……」
どうしてかは分からないが、僕の顔を見た瞬間に、多くの新入生達が涙ぐんでいた。
(き、聞こえてませんよ~っと……)
内心緊張しながらも、僕たちは入学式と書かれた立て看板に向かっていく。
「ここで皆で写真とろっか!」
「ええ、折角だしそうしましょう」
「お兄ちゃんと写真撮りたい!」
そう言いながら水姫はさっそく駆け出していく。
僕も後を追うように看板の前へ進んでいく。
「取り合ず二人のツーショットとるわね!」
そういって母さんはどこからか取り出したカメラを向ける。
結構いいやつだ。
「はい、チーズ!」
僕たちは並んでピースをする。
「まぁ、素敵だわ~」
母さんは写真を見ながら微笑んでいる。
そんな時に水姫から耳打ちをされる。
「ねぇ、お兄ちゃんくっついてもいい?」
「ん?いいよ、おいで」
可愛い妹の頼みとあらば喜んでと思い、僕は腕を広げる。
水姫は僕の腕の中に収まり、右の脇腹から胴体に手を伸ばしハグをする。
とても幸せそうな表情に癒されながら、カメラに向かう。
僕はそんな水姫の肩に右手を回し、左手でピースをする。
「いいわねぇ~、凄くいいわぁ~」
母さんはそう呟きながら、シャッターをきる。
しばらくして水姫が母さんに声をかける。
「お母さんも写真一緒にとろ〜!」
「そうねぇ~、でもどうしようかしら」
「僕が撮ろうか?」
「「それは違う!」」
「いや、まぁ、そっか……僕の入学式だもんね、ははは」
「でもどうしようか……」
そう困っていると、まるで周りで尊いものを眺めるために、少しずつ増えていた、衆目の中の1人が手を上げる。
「は、はい!私がお撮りしましょうか?」
そう言って顔を赤らめている女生徒に僕は答える
「ありがとうこざいます!ではお言葉に甘えてお願い致します」
「いえいえ、とんでもない!寧ろありがとうございます!」
といった言葉が返ってくる。
なんと優しい人なんだと感心する。
「ではお願いしようかしら、ここのボタンを押せば大丈夫よ~」
母さんはそう言って女生徒にカメラを預け、こちらへ来る。
「お兄ちゃんを真ん中に挟むような感じで撮ろう!」
「ええ、そうね」
「了解~」
そういって位置を決めると、皆でピースをする。
「で、では行きます!はい、チーズ!」
女生徒はもう一枚撮りますと気をつかい、シャッターを切る。
そんな優しい生徒に僕たちは感謝をする。
「「「ありがとうございました!」」」
「い、いえ、こちらこそ眼福でした……」
そう言ってカメラを返し、女生徒は頬を赤らめながら、待っている友人っぽい所に戻っていった。
「や、やべぇ、正面から見るイケメン君やべぇ……」
「くそ~私が先に手を挙げようと思ったのに~」
「一足遅かったか……」
「いいなぁ~」
戻った女生徒はお友達らしき人達と会話で盛り上がっていた。
それを横目に、いつのまにか入学式の立て看板に集まった大勢の新入生やそのご家族に慌てて頭をさげる。
「すみません時間をとって、次良かったらお使い下さい」
僕はそういって皆で慌てて横に逸れる。
「お兄ちゃん、たぶんこの人達看板目当てじゃないと思うよ?」
「ええ、そうね」
などと水姫達は言っているが、今日は入学式なのだ。
どの家族だって、愛娘の晴れ姿の写真を撮りたいだろう。
「そんな事ないよ」
「こりゃ分かってないって感じだねぇ……」
「まぁ、その方が幸せかもしれないわねぇ」
水姫と母さんは好き勝手言ってるが、僕は気にしない事にした。
学校の門を通り抜けると、案内らしき人が立っている。
「あ、男性の方はこちらにお願いします!」
案内指示が聞えたので、僕たちは一度分かれる事にする。
「じゃあ、僕あっちみたいだからまた後でね!」
「うん!お兄ちゃんの姿楽しみにしているね!」
「私も後ろからしっかりと撮っておくわよ」
「ありがとう、と言ってもただの入学式だから直ぐ終わるよ」
そう言いつつ、僕たちはそれぞれの案内に従って別れていく。
僕は案内先で一つの待機部屋に案内された。
そこにはそわそわとしたり、どっぷりと椅子に腰かけたりしている他の男の子達の姿が5人ほどいた。
僕も緊張しつつ、空いている席に座る。
「これで全員かな?」
などと案内係の人と教師らしき人が話をしている。
(しまった、つい写真に時間をとったからか、余裕を持って出たはずなのに最後になっちゃったな)
僕たちが席についているのを一瞥して、男性教師と女性教師らしき人が入り、何やら入学式や今後の流れについての事前説明が始まる。
「失礼致します。この学校の教員を務めております。
遠藤 彩香と申します。
皆さま、ご入学おめでとうございます。
今この教室にいる6人の生徒が、本年の男子生徒となります。
去年は2人だけでしたが、今年は多くの男子生徒に恵まれました。
とは言え、やはり少ない男子生徒ではありますので、皆さまが何か困った事がありましたら、この学院に務める男性教員の先生か、男性指導資格を持っている教員にご相談下さい。
我々は必ず力になり、手厚くサポートをする事を誓います。」
「今少し話にあった男性教員の村田 敦だ
中学までとは違い、高校はより多くの女生徒と交流する機会がある。
勿論不安だろうし、俺も学生の時は不安で仕方がなかった。
だが悩みは貯め込むな。
俺は基本、週に2回、月曜日と木曜日には職員室にいる。
どんな悩みでも問題ないから、何かあったらすぐに相談してくれ。
前期と後期に一度ずつ、特別講義も組まれる事になってる。
お前たちは今まで大人の男と関わった事は無いだろう。
そこで、男が社会で生きていくための心構えや、基礎的な知識、また使える国の制度や法律、保健体育についてすこし授業をする事になっている。
これらは生きていく上で必要な知識だから、もし普段学校を休むにしてもこれだけは出席しておけ」
この世界の男性はとんでもボーイが多いと思っていたが、この村田先生はしっかりとしていそうだった。
少々口調は強めではあるが、こういう仕事についているのだ。
きっと悪い人では無いのだろう。
僕たちは無言で先生の説明を聞き続ける。
「この後の流れですが、10時50分になりましたら、会場の体育館の方へ移動を開始致します。
基本的には、中学生の時と同じような流れになりますが、途中、男子生徒代表による代表挨拶があります。
急にはなりますが、今いる皆さんの中で挨拶をする方を決めて頂きたいです。
やっても良いよという方はいらっしゃいますか?」
どうやら男子生徒による挨拶もあるらしく、その挨拶をする生徒を決めたいようだ。
だが誰も手を挙げようとはしない。
「困りましたね……」
先生はどうしようかと悩んでいるようだ。
話によると、例年だと入学するのは1人か2人でそもそも入学式に来ない生徒も多いため、あまり悩まずして自動的にいる生徒に受け持って貰っていたそうだが、今年は珍しく6人もいて、さらには全員がちゃんと入学式に来ている。
このような事は極めて稀でおよそ30年は無かったとの事。
困っているのを見過ごす訳にもいかないし、しぶしぶではあるが僕は手をあげる
「あ、あのー……もし誰もいらっしゃらないのであればやっても良いですよ?」
僕がそう言うと、2人は笑顔になり喜ぶ。
「ほ、本当ですか!?」
「ええ」
「すまんな、葛野君だっけ?助かるぞ」
「因みに代表挨拶って具体的にはどのような事をするのですか?」
「それに関してですが、名前を呼ばれたら、起立して壇上の方へと歩いて来て下さい。
真ん中の演台にマイクがあるので、横に立つ校長がOKを出したら挨拶を始めて下さい。内容に関しては自由です。
どうも、と一言だけの時もありますから、あまり気を張らなくても大丈夫ですよ」
「そうでしたか、分かりました。
入学式までに少し時間もありますから、何か考えてみます。」
「大変助かります。ありがとうございます」
「ありがとな」
「いえいえ、気になさらないで下さい。緊張はしますが、人前に出るのが特別苦手という程ではありませんから。」
かなり困っている様子だったのでついつい名乗りを挙げてしまったが、まぁ、大丈夫だろう。
きっと何とかなると思う事にした。
(まぁ、それに...前の世界ではこういうのは見ているだけだったが、堂々と話せる人はカッコいいし、内心一度やってみたいと思っていたんだよな)
やりたい事をすべて成すと決めた僕からすれば、良く考えれば、渡りに船のような話だったのだ。
「本年は男子生徒の数が多いので、クラスが二クラスに分けられます。
名前を呼んでいきますので呼ばれたら返事を下さい。」
この少ない人数でさらにクラスも分けるのかと思いつつ、男性教員が名前を呼びあげるのを聞く
「ええ、では赤城 聡太!」
「うっす……」
「葛野 徹!」
「はい」
「代表挨拶、頼んだぞ」
「あ、はい!」
「白石 晴!」
「は、はい」
「お前たち3名は特別コースの1年1組だ、覚えておけ」
「続けるぞ」
「寺島 健人!」
「おう」
「二条 秀治!」
「は~い」
「柳生 翔也!」
「……す」
「お前たちは特別コースの1年2組だ」
「男子生徒を餌にするようで悪いが、基本的に特別コースの女子は、成績優秀者、あるいは大会経験者などの受験や面接において優秀とされた者が配属されている。
また、来年以降も同じような仕組みでクラス分けされている。
この学校に所属した時点でかなり優秀ではあるが、その中でもより優秀な者が集まっている。
授業で分からないことは何でもクラスの人に聞けば困らんだろう。」
「入学式が終わった後は、それぞれのクラスへ移動となります。
退場後、それぞれ教員が案内するため、それに従って下さい。
説明は以上となります。何か質問はありますか?」
(成る程、男子の少ないこの世界で男子のいる青春や出会いのチャンスを餌に、勉強をさせているのか、姑息ではあるが、良い仕組みではあるな……)
「はい!」
「はい、葛野君、質問をどうぞ」
「体育などの授業につきましては、クラスで行われるのでしょうか?
それとも、男子で行なわれるのでしょうか?」
「良い質問ですね、体育は男女合同で行なわれます。
とはいえ、一緒に競技をするのではなく、男子、女子で
グループ分けをして、行なう事になります。
また、激しいスポーツは見学という形になります。
これには危ない事をさせない配慮も含まれておりますが、学校とは社交の場でもあります。
気になる生徒を見つけて頂き、少しでも興味を持てる場を提供するという教育委員会の方針でもあります。」
「ありがとうございます」
昨今の少子化問題はかなり深刻なようだ。
思春期の学生により出会いの場や、異性に興味を持てる場を健全に提供する義務が含まれているのだろう。
「いえ、他にはありますか?」
「……無さそうなので、以上となります。
時間になったら再度お声かけしますので残り10分程お待ち下さい」
僕は何を話そうか考えながら、時間を待つ。
もうすぐ入学式本番でいよいよ高校生活が始まる。
これからの期待感に胸を膨らませるのだった。
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中学から上がりたての主人公、葛野 徹くんも
AI画像を使ってイメージを作成してみました!
少し幼げがのあって可愛い感じです。
とはいえ、高校生活で成長していくので、1年生の間だけです(*‘ω‘ *)
少々先見せではありますが
二年目以降はこんな感じのカッコいい男の子に成長します!
↓↓↓
本日もご覧頂きありがとうございます!
少々長くしすぎましたね...皆様疲れたらしっかりと休息をとり
目を休ませてあげて下さいね( *´艸`)
テンポ良く見れるようにと思った矢先、ついつい筆が乗ってしまいました笑
皆様の応援に支えられております。
この作品が面白いと思った方は(・∀・)_bや★★★★★お願い致します。
またブックマークや感想も頂けると泣いて喜びますので、
どうか宜しくお願い致します。
余談ですが、作者は入学式はあまり覚えていません。
卒業式とは何となく覚えているのですが、入学式って
そこまで印象が無いので覚えていないです。
そのため、「どんな感じだったかなぁ~」と
思い起こしています。皆様は入学式、いかがでしたでしょうか?
この作品を通して懐かしみつつも、また次回も楽しんで頂けると幸いです。
次回はいよいよ入学式本番です!




