防犯カメラと警備員
さて、今夜の晩酌の「あて」はっと・・・
おぉ、油揚げとチーズかぁ。
よし、こいつらを使って・・・
油揚げはオーブントースターで軽くあぶる。
それに、ケチャップやら、マスタードやら、ピザソースを塗る。
で、チーズを載せて、さらにこんがりと焼く。
「油揚げのピザ風」の完成だ。
今回は洋風に仕上げたが、みそをみりんで溶いたものを塗ってもうまい。
七味なんかをトッピングすれば、甘辛ピリリな感じが日本酒にもばっちり合う。
おっと、このままだとつまみの紹介で記事が終わってしまう。
今回の話は「防犯カメラ」だ。
もはや、警備をする上で必要不可欠ともいえる防犯カメラ。
最近は一方向だけじゃなくて、全方向を魚眼レンズで撮影していたり、自由に方向やズームを操作できるものなんかも出回っている。
いわゆるカメラの形のものはダミーくらいで、実際のカメラはドーム型や円盤型ってのもあって、目立ちにくくなっている。
何より、デジタル化のおかげで、昔に比べてはるかに画質がいいんだ。
数TB以上のハードディスクがあれば、1ヶ月分の録画データなんて余裕で収められるしな。
ニュース番組なんかで「防犯カメラの映像がきっかけで犯人逮捕」とか紹介されるから、「見たい」と頼んだら気軽に見せてもらえるだろうと思っている奴らがいるが、それは間違い。
基本、防犯カメラの映像は非公開だ。
関係者以外は見られないし、見せようともしないだろう。
警察への捜査協力だって、私人の権限で断ってもいい。
防犯カメラは世の中のためにあるのではなく、その店や店の責任者のためにあるものだ。
だってそうだろ?
誰彼かまわず映像を見せてしまって、カメラの映っている範囲が分かったら、悪意のある奴らが死角を突いて悪いことができてしまうじゃないか。
自分の店に何らかの不利益が発生した時、その原因を確認したり、泥棒の足跡を追うために防犯カメラは存在することは、忘れてほしくないな。
たまにいるんだよ、「財布の入ったカートを持ってかれたから、防犯カメラを見せてくれ」とか言ってくるやつ。
よっぽど優しい人か、カメラの映像を世のために役立てたいとか思っている、神のような人じゃないと、見せてもらえない。
断言できるよ。
悪いけど、カートを持ってかれたのは、目を離したお前が悪い。
自己責任ということで完全アウト。
いくら客だといっても、店の人がお前の持ってかれた財布を探す手伝いをするのは、神的な優しさだと思うよ。
自分の責任で無くしたくせに、店に対してクレームをつけるなんてのも愚の骨頂だ。
マジでやめてほしい。