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まえがき

「・・・ここは、どこだ?」


頭がズキズキする中、見覚えのない景色に記憶を遡らせていた。


あぁ、そうか。


明日は休みだからと、いつもの居酒屋で飲んだあと、終電がなくなってネカフェに泊まったんだった。


それにしても、飲み過ぎた。


昨日の仕事は嫌なことばかりだったからな。


くそっ!

あれくらいのことであそこまで怒られるなんて、本当についてない。


イラつきがそのまま酒の量に直結したみたいだ。


俺の仕事は警備員。


仕事場は、とある街のデパート。


何もなければ気楽な仕事。


でも、客同士のトラブルや迷子に始まり、万引きなんかの犯罪や、地震、火事といった災害になれば、忙しいことこの上ない。


うまく対応できなきゃ、怒られるのは必ず俺たちだ。


昨日のことも、元々俺らには関係なかったけれど、うっかり言葉を間違えたばかりに、その責任が全部降りかかってきやがった。


・・・と、まあ時々嫌なこともあるけど、何もなきゃいつも通り。


普段街で見かける制服を着たおっさんと何ら変わりのない存在だ。


ここで語るのは、ファンタジーでも、タイムリープでもない。


退屈ないち警備員の単なる愚痴みたいなものだと思ってくれて結構。


面白く話そうとは思うが、あまりフィクションは入らないと思うよ。



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