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いつかの栞

作者: しろきち

久しぶりにこの本を開いた。


ふと目に映ったから手に取ったこの本。


あぁ、そういえば読みかけだったな。


パラパラとページを捲っていた私に、栞がその事を教えてくれた。


もうちょっとで読み終えられるところまで来てたのか。


夢中になって読んでいた記憶があるのに、

なんでここで止まってるんだろう。



せっかくいい作品なんだから、最後まで読みたいな。

ずいぶん間が空いてしまったから、ここから読んでわかるかな。

どうせなら、最初から読み直そうか。


栞のあるページを試しに読んでみる。


あぁ、そうだこんなシーンだった。

こんな会話していたっけ。




ぱらり。



読み始めてしまったじゃないか。

今は、あんまり時間がないのに。



おっと、本を閉じる前に、栞をはさんでおかないと。


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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは! 片付け途中に本が出てきたら片付けはそこで終わりになりますよね。 本の内容を思い出しながらまた物語の中へ入っていくのです。 誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょう…
[良い点] 誰もが共感できる詩だなぁと感じました。 栞のあるページを開いた時、私も「あぁ、こんなシーンだった」と思い返す時が何度もあり、読み返して時間が経ってしまうこともうんうんと思わず頷きました。 …
[一言] もしかしたら、読み終わるのがもったいなくて……なんてあってりして!(*´ω`*)
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