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リアーリ♪
「おかしい気がするが」
「配下選択だな」
頭をかきつつ・・・・
ブレイノヴァ内の・・・・・
従者安置所で・・・・・
木で出来た大きい家・・・・・・
其の地下の一室・・・・
石で出来た通路・・・・・
白い部屋・・・・・
空のポッド・・・・・
俺は悩み・・・・・
「ミカンかユキナか」
ピコーンと音が・・・・・
フィーンフィーンと音が響く・・・・・・
俺は唖然と・・・・・
「はあ」
「まさか二人出てくるとか」
ばんと扉が開き・・・・・
「ハロー」
「ブレイク」
「ミカン参上」
水着カウボーイ姿の美女・・・・・・
金髪は美しく長く・・・・・
緑の瞳は生気に溢れ・・・・
兎に角活発艶やか美女・・・・・・
太陽のような笑顔浮かべ・・・・
「とりあえず」
「スライム万能だよね♪」
「リアリー?」
俺は茫然と・・・・・
「りあり」
ミカンは足取り軽く踊るような音程で・・・・
「リアリ♪」
「リアーリ♪」
其のまま出ていく・・・・・
ばたんとドアが自動でしまり・・・・・
いまだフィーンフィーンと音が響き・・・・・
「この音何なんだ?」
お読み頂き有難う御座います。