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僕には日常が一番難しい  作者: 青春のサイコパス
1/1

出会い



早朝にスマホに一件のメールが届く。

「はぁー、また仕事かぁ」

そんな一言で僕の1日は始まった。

僕の仕事は何かって?

僕の仕事は…


ヒットマンだ。



とは言っても何でもかんでも人を殺すわけではない。

自分でその人を観察し、危険な人物と判断したら殺す。

それ以外は忠告をするまでだ(話し合いでね)。

それはいい意味では常に自分の正義というものを持ってるということだ。

しかし、悪い意味では、偏見を持ってるいるということだ。

僕はターゲットを長く観察をする。故に、情が移ってしまっているのかもしれない。

しかし、それが僕だ!

仕方がない。

また、その性格ゆえに仕事は他のカンパニーの調査や研究、プライバシーに至るまでの報告、場合によっては抹殺が主な依頼だ。


話が大分脱線してしまった。

今回の内容は大手のKOカンパニーに潜入し、新しい研究を盗んできてほしいという任務だ。

KOカンパニーは警備が厳しいため最後の砦である僕のところまで回ってきたのであろうことは調べなくても分かった。

いつも通り簡単な仕事が飛んだ大変な仕事になるとは、この時はまだ知らなかった。


まず、KOカンパニーの情報だが

貿易会社である。

社長は若手の本郷亮一25歳、親の跡取りだが、本郷亮一本人にもその手のことでは才能はある。

大学もいいとこの出で、本郷亮一が独断で作った会社も経営しているといういわゆる二刀流だ。

貿易会社と言っても色々なものを貿易している。

僕が配属になったのはその数ある中の浄水器の科である。

そこは、最近貿易を始めたばかりであり社長との接点が多いためである。


仕事場は駅から歩いて10分ほどの高層ビルで入口には1人警備がいて、無言で立っている。

中に入ると広いエントランスがあり、その奥にはカードをタッチして通る自動改札機がある。そこにも警備がいて、今回は2人もいる。

そして、改札機を出ると金属探知機があり、そこで身の回りの物をチェックされる。


ピーピーと金属探知機が鳴る。



「すみません。何か金属をお持ちでないですか?」と尋ねられる。


そこで「すみません。」とスマホと鍵、金属のクシを出す。


「ご協力ありがとうございます。もう大丈夫ですよ。」と金属探知機の横の警備員さんは言ってもう一度金属探知機の中に誘導させられる。


今回は何事もなく通り過ぎる。

その先には3つのエレベーターがある。

このビルは70階もある。

そして、僕の仕事場は最上階の70階である。

そんな事を考えるていると一番右のエレベーターが開く。

中にはエレベーターガールがいた。

何というかまだいたんだとふと思ってしまった。


「70階お願いします」と言ってエレベーターに入る。すごい速さで70階に行き、思ってた以上に時間はかからなかった。


エレベーターを出て右の通路を進んで行くとガラス張りのオフィスが見えた。

既に仕事は始まっているらしい。

オフィスに入り、課長のところに行き挨拶をする。

課長の部屋も仕切られていてこの会社は結構儲かっていることがみてとれる。


「おはようございます。本日着けてここでお世話になります。小御門浩二です(もちろん偽名だ。)。よろしくお願いします。」と一礼をする。


「いやいや、そんな堅くなんないで!よろしくね。俺は、ここの課長の武蔵野直樹。わかんない事あったら聞いてね。」と緊張をほぐしてくる。


「そうだそうだ!」といきなり大きな声をあげ、受話器をとる。


「ちょっと待っててね」といい、受話器を耳に当たる。


「あ!河野さん?ちょっとお手数なんですが、課長室まで来てくれます?え?すぐ終わるから…はい、お願いします。」と言って課長は受話器を置いた。

課長なのに敬語とか大丈夫か?と思った僕の思想はあっけなく崩れ、納得へと変わった。


ガラガラと引き戸が開く。

その瞬間、僕は恋というものを初めて感じてしまった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はここまでにします。次回は河野さんという人がどのような人なのか!今後の恋がどうなるのか?が、必見です。


直した方が良いところや不満、ダメなところとかがあれば教えてください。


それではまた次回お会いしましょう。




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