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ひな月の恋うた

けんか

作者: ひな月雨音

ワタシの

冷たい心より

あたたかな雨が

10月の空から

こぼれ落ちる


どしゃぶりの心──

独りだと

思っていたワタシに

傘を差してくれたのは

やっぱり

キミだったね


うれしかったよ──

ワタシなんかを

心配してくれて

はなをくれて……


雨が止んだ

心の中

七色の奇跡が

ワタシとキミを

繋いでくれた


「傷つけること言って、ごめんなさい」


「ひとりにしてごめん」


「まだ……おこってる?」


もうキミが

怒っていないことは

わかってた


だって──


一つ傘の下

キミの片方の肩だけが

ひどく濡れていたから


「帰ろう」


けんかの原因は、何だったんでしょうね?

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― 新着の感想 ―
[良い点] この話で彼は最初は怒った様だけど、 彼女の言葉に怒らないでその場で許せたら、 彼女を雨の中、独りでいさせることもなかった訳だ。 なるほど、じゃあ私は許さねば、な! 何を言われても許せたら━…
[一言] まさに、雨降って地固まるですね! 虹と言わないで、晴れやかな心と表現するのが良いですね!
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