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彼岸の刻

作者: 日光一

風が吹いている。

頬を撫でる潮風は僕の心を慰めるように、暖めるようにゆっくりと通り過ぎて行く。

ざああっ。

波の音がする。

どこまでも青い海と、どこまでも蒼い空と、そして白い砂浜と。

見事なまでに均整の取れた美しい景色が僕の心を奪っていく。

けれど、そこに居たはずの彼女はいない。

もう、どこにも・・・・・。


・・・・・彼女のことを話そうと思う。

一体それが少年時代のいつのことだったのか僕にはもう思い出せないし、きっともう思い出せることもないのだと何故だか確信がある。

けれど彼女と話したことはまるで今さっきのことのようにはっきりと思い出せるし、僕は彼女の声を、温もりを、そしてその確かな存在感を何年もたった今でもはっきりと思い出せるのだ。

だから僕が思い出せる内に全て話しておこうと思う。

美しく、儚く、愛おしく、そして残酷なこの僕と彼女の物語を。


みーん、みーん、みーん。

蝉の鳴き声で僕は眼を覚ました。

ただでさえ最近は暑いのに、縁側で昼寝をしていたものだから寝汗をぐっしょりと掻いている。

「暑い・・・・。」

そんな当たり前のことを僕は天に浮かび、毎日飽きもせずに気温を上げる太陽に、まるで友達に何でもないことを言うときのようにぽつりと告げた。

黒いタンクトップのシャツは汗を吸って随分と変色してしまっている。

「参ったな。」

誰に言うでもなく呟くと、僕は石段の上のサンダルを引っ掛けて庭に出る。

大きく一度伸びをすると、視界の隅に紫色が引っ掛かった。

庭の隅の方で野生の朝顔がしなびれかかっていた。

居た堪れなくなって、僕は緑色の短い水撒き用のホースを取り出して蛇口を捻った。

ホースの先を握ってV字型に水を飛ばし朝顔にかける。

「お前等も暑いよな。こんだけ暑いと。」

僕は朝顔にゆっくりと水を飲ませると、自分も水分を補給するために家の中に戻った。


僕は海と山に囲まれた町で育った。

時間が余りにのんびりと過ぎる、そんなのどかで平和な町で僕は生まれ、そして育ってきた。

そんな生活が続くのに、今まで何の疑問も湧かなかったし、この生活はずっと続くものだと思っていたし、事実続くことになるのだけれど、唯一彼女に出会ったことだけは僕のそんな人生の中で異彩を放っている。

そしていつだったかの夏に、僕は彼女に出会った・・・・・・。


それは、陽が落ちたにも関わらず、なお暑いある夏の夜――――――――。

あまりに暑い夜だったので僕は涼むために夜道を散歩していた。

家の近くの波止場を歩く。

ふと夜の海を見渡す。

海は暗く重く、微塵の青さも感じさせず、ただそこに在り続けている。

歩き続けると、古い街灯が一つ、ぽつんと立てられている。

そこにひとつの人影が見えた。

純白でノースリーブのワンピース。

白色の高そうな麦藁帽子。

そして腰まで続く長い艶やかな黒髪。

暗い夜闇に紛れて絹のような黒髪がさらりと翻り、月光に反射する。

瞬間。

漆黒の瞳が僕の眼と合う。

その瞳はメドゥーサの瞳のように僕を捕らえて離さない。

真白い顔に誂えたように嵌まった黒真珠には全くと言っていいほど何の感情もない。

けれどそこにはその少女の温もりと彼女の深い所にある心の深淵が確かに僕には感じられた。

潮の音がする。

今宵は猫の眼のような金色の満月と散りばめられた無数の宝石のような星が空には浮かんでいる。

少女は何も言わない。

まるで静寂こそが己の美であると言わんばかりに堂々と、しかしある種の儚さを漂わせて僕の目の前に静かに佇んでいる。

月下に立つ少女はこの世のものとは思えないくらいに美しく、存在感も希薄だ。

長い黒髪から覗く白い肌。

月の光を浴びて鈍く輝く瞳の奥。

僕は僕の全ての意識を彼女に持って行かれた気がした。

ああ、知らなかった。

こんなにも美しいものがこの世界にあっただなんて。

こんなにも儚い幻想が目の前に存在しているなんて。

呼吸が上手く出来ない。

心臓はあと少しで崩壊してしまいそうなほど高鳴り続けている。

体中から火が出そうだ。

熱い。

一体どのくらいの時間が経ったのだろう?

それは刹那であったのかもしれないし、無限に続いていた時間だったのかもしれない。

まるで測って作られたかのような真一文字に結んだ桜色の唇がふっと息を吹いた。

無限に続くかと思われた、一種の美の境地である沈黙が破られたのである。

「今晩は。初めまして。」

鈴のように小さく、だが凛とした声で彼女は言葉を紡いだ。

あまりに突然で呆然としている僕を置き去りにして彼女が続ける。

「いえ、初めましては適切ではありませんね。・・・・・お久しぶりです。」

・・・・・久しぶり?

僕が彼女と出会ったのは今日が初めてのはずだ。

呆然として固まり、何も言わない僕に微笑みながら彼女が近づいてくる。

「出会いと別れはたった一瞬の違いなのですよ。同種と言っても過言ではありません。人はどこかで会い、別れて、そして思い出になっていくのですよ。」

美しく、可愛らしく、妖しく、そしてそのどれでもない表現の仕様の無い温かい笑みを浮かべて彼女が僕の頬に触れた。

ひんやりとした陶器のような白い手が僕の頬をそっと撫でる。

「貴方は夢に囚われて、幻想に塗れて、そして美しく散る人間なのですよ。」

柔らかい指が、掌が僕をどこかへと引き擦り込んでいく気がする。

「時間の狭間に迷い込んだ子猫のように貴方は出口を求めて彷徨い続けています。」

温かく、心地よい感触にだんだんと意識が侵食されていく。

「心地よい夢などいらぬと願いなさい。快楽のみの空想など何の意味も待たないと確信なさい。そしていつの日か私を・・・・・。」

意識が途切れる。

彼女が、世界がぼやけていく。

なんだろう?

ぼやけていく彼女は、とても――――――――。

懐かしい気がした・・・・。


「おはようございます。」

急に声が掛けられて眼を覚ました。

目の前に彼女の顔が逆さになって、あった。

「もうお昼ですよ?よく眠ってらっしゃいましたね。あんまり可愛いもので悪戯しようと思ってしまいましたよ。」

子供っぽく微笑みながら彼女が言う。

「ここは・・・・・・?」

寝ぼけ眼で首だけを起こして辺りを見る。

そこは“展望台”のようだった。

僕の家の傍には丘の上に作られた小さな展望台がある。

木造の屋根があり、後は長椅子が二つあるだけの簡素な休憩所。

そこが僕にとっての“展望台”だった。

ここからは僕の町の町並み全てと、そしてどこまでも続く海と空がはっきりと見渡せた。

僕は長椅子の一つに寝そべって彼女に膝枕をしてもらっているようだった。

柔らかくて、温かくて、安心する、そんな場所で僕は眠っていたらしい。

「どうしたんですか?」

彼女がにっこり笑ったまま僕に尋ねる。

微風で彼女の長い髪が揺れている。

彼女の笑った顔はどんな光より眩しく、そして温かかった。

「いや、何でもないよ。寝ちゃってごめんな。」

まるで長年一緒に居た家族のように彼女が感じられた。

何故・・・・・だろう?

僕は考えた。

彼女と一体いつどこで出会って、どうしてこんな状態になっているのか?

僕はさっぱり思い出せなかった。

そもそも・・・・・・・。

僕は彼女の名前すら知らない。

途端に思考がクリアになって僕は起き上がった。

彼女がびくりと身構える。

「ど、どうしたんですか?」

息をついて問う。

「・・・・・・君は誰だ?」

そう言うと、彼女の明るい顔が一瞬にして哀しい表情になった。

「思い出したのですか?」

ぽつりと彼女が言い放つ。

「何・・・を?」

何を思い出せばいいのだろう?

「貴方の世界の在り方を・・・・ですよ。」

僕の世界の在り方?

何だ?

言っている言葉は分かっても意味がいまいち掴めない。

「そうですか・・・・・・。まだ貴方はこの世界にいるのですね・・・・・。」

哀しそうに、辛そうに彼女が言う。

「ではまだ夢は終わらないのですね・・・・・。」

夢・・・・・だと?

太陽の暖かさがある。

海の、空の青さが見える。

潮の匂いがある。

鳥の声がする。

そして何より、目の前に彼女がいる。

こんな世界が夢だというのだろうか?

「では、また貴方は私と出会うのですね?」

彼女が自分にか、僕にか分からないような疑問を投げ掛けた。

「いつになったらこの夢は覚めるのでしょう?いつになったら貴方は貴方の世界の在り方を思い出せるのでしょう?そしていつまで・・・・・。」

彼女の白くて細い指が僕の顔を撫でる。

それはやはりひどく懐かしい肌触りがした。

「私を見ていてくれるのでしょう?」

意識が白濁していく。

彼女の至近距離に寄った顔がぼやけていく。

そして、僕の意識は闇へと落ちていった。


ざざあっ。

目覚めるとそこは海岸だった。

時間は夕刻なのだろうか?

紅い。

どこまでも紅い夕日が僕を見つめていた。

僕は砂浜から上半身だけを起き上がらせる。

ざらりとした砂の感触。

そして濃厚な潮の匂い。

段々と僕の意識が深い霧から覚めていく。

海岸にはまるで最初からそこにあるかのように一つの長い影法師があった。

彼女は裸足で足首を海に漬け、僕を眺めていた。

「あら、お目覚めですか?」

にこりと悪意の欠片も無い綺麗な笑顔で彼女が笑う。

夕焼けが眩しい。

僕は眼を細めて彼女を見る。

彼女は海からゆっくり一歩一歩僕に近付いて来ていた。

「・・・・・君は一体何者なんだ?」

僕は乾いたしゃがれ声で彼女に尋ねた。

彼女は何も言わず近付いて来る。

ざざあっ。

白い綺麗で引き締まった、それでいて女性的な甘さを持った足が白銀の砂を掻き分けて僕に近づいて来る。

彼女の一挙一動が夕日の中でどこまでも美しく、どこまでも儚く、そして神秘的な幻のようだった。

「貴方のパラドックスの一部ですわ。」

彼女ははっきりとそう答えた。

「パラドックス・・・?」

逆説・・・・・・?

意味が分からない。

「それでいいのですよ。」

僕の心を見通したように言う。

「貴方は貴方の運命が本来持たなかった可能性を見ているだけです。」

彼女は上半身だけを起こした僕の前まで来るとゆっくりと丁寧に膝を曲げて僕をじっと見つめた。

どこまでも深い瞳に僕は吸い込まれそうになる。

それはとても甘美で、優しくて、けれど一度そこまで行ってしまったら二度と戻れないような・・・・・そんな瞳だった。

「どうして・・・・・。」

何がどうしてなのかは自分でも分からないけれど僕はそう呟いた。

「この世界は貴方にとって、とても優しいでしょう?」

まとまらない思考を持ったまま僕は頷く。

「世界は本来どこまでも優しい。では何故辛いのか?」

彼女が続ける。

「それは時間という概念があるから。その変化があるからこそに人は世界を憎み、恨み、嫌悪して、辛辣になるのです。」

僕は黙って彼女を見つめている。

「ではその概念が無かったら?いつまでも楽しい時間が、嬉しい出来事が続いたら?いつまでも愛しい人が傍にいたら?」

僕は・・・・・。

「いつまでも続いて欲しいと思える時間が無限に続いたらそれは幸福でしょう?人が望んで止まない幸せでしょう?」

吸い込まれる。

その深い瞳に。

君の世界に。

「貴方の世界はどこに在りますか?」

僕の世界は、僕の心は、僕は・・・・・・・。

「僕の世界は・・・・。」

この世界のように温かくは無いけれど・・・・。

この世界のように優しくは無いけれど・・・・。

それでも・・・・。

「ここには無い。」

そう答えた瞬間に世界は崩壊していく。

割れて、砕けて、散って。

視界がぼやけていく。

自分の体が砂のようにさらさらと流れていくような感触がして、そこで意識が途切れた。


みーん、みーん、みーん。

はっと我に返るとそこは森の中だった。

火で鍛えられたような熱い刃のような日光が何本も木の間を抜けて突き刺さっている。

「ここは・・・・・。」

木々の青臭い匂い。

蝉の鳴き声。

人為的な音の無い空間。

「何処でもなくて何処にでも在る、そんな場所でしょうか?」

突然聞こえた声に振り返るとやはりそこに彼女は居た。

暑さでゆらゆらと陽炎が揺れる。

汗が一滴たらりと頬を伝う。

熱いような、温いような、冷たいようなそんな汗が地面にゆっくりと染み込んでいく。

「そろそろこの夢も終わります。」

そう言った彼女の横顔は綺麗だった。

その黒い髪に、深い瞳に、白い首筋に、僕は惹きつけられていた。

でも彼女はコレが夢の出来事だと言った。

いずれ終わる白昼夢。

それが今の僕の世界だと。

「出会わなければ良かったと貴方はいつか思うのでしょうか?」

微風が森を揺らす。

「思わないよ。」

自分の口から出た言葉に逡巡しながら、僕は言葉を続けた。

「きっと思わない。」

そういうことが僕の精一杯だった。

彼女は驚いたような、哀しいような、嬉しいような、そのどれでもない感情の混じった顔で僕を呆けたようにじっと見た。

表情の全てが壊れて満面の笑みを彼女は浮かべた。

その笑顔を僕はきっと二度と忘れはしないだろう。

「ありがとうございます。」

微笑んで、彼女は告げた。

僕も自分の顔が綻ぶのが分かった。

涙が一筋彼女の頬を伝った。

「あれ?」

ぽたっ、ぽたたっ。

「あれ?あれれ?」

きらりと光る聖水が大きな瞳から次から次へと零れ落ちていく。

「私・・・・・・、どうして?」

ぎゅっと僕は彼女を抱きしめていた。

華奢すぎる体を強すぎないように優しく包み込む。

言葉は必要なかった。

こうしていれば何もかも全てが伝わるような気がした。

鼓動は痛いのを通り越して何も感じず、静かだった。

「僕は君のいない世界で生きていくんだよ。」

自分に対しての確認か、決意の表明か。

何かは分からないけど僕はそう彼女に告げていた。

「この世界は温かいし、心地よいけれどそれだけじゃきっと僕は生きてはいけない。」

そう、人は楽しいことや嬉しいことだけでできているわけじゃない。

辛いことがあってこその快楽であり、悲しいことがあってこその幸福でなければきっと人はいつか幸福や快楽に飽きる。

それは人と言えるのか?

幸福な世界と言えるのか?

言えはしないだろう・・・・・・。

だけど・・・・・・。

「それでいいです。けれどせめて今だけは・・・・・・。」

そう今だけは・・・・・。

「抱き締めていて下さいな。」

彼女の温かさを、柔らかさを、匂いを、存在を、心を、間近で感じていたかった。

これの温もりはいつか失われるのだろう。

これは本当の温かさではないのだろう。

そして、これはきっと僕の心に深い刻印を残すのだろう。

ここは僕の世界では無く、異なった世界であって、そしてこの存在は幻で、この刻は無限では無いのだから。

僕は彼女の世界を失っていく。

けれどそれはここにある。

ここにある・・・・・・。


みーん、みーん、みーん。

「夢・・・・・か?」

僕は眼を覚ましてしまった。

涙が溢れてくるのが止まらない。

彼女の温かさが、感触がまだ体に残っている。

「僕は・・・・・・。」

失いたくなんて無かった。

出来ればずっと彼女の温かさを感じていたかった。

起き上がる。

ここは世界のどこでもない場所。

どうして僕はここに居るのだろう?

会いたい、触れたい、そこに居て欲しい。

どうして人にはこんな感情があるのだろう?

感情は消えていくのに、変わっていってしまうのに・・・・・・。

時間は残酷に、確実に、感情を変えていくのに・・・・・。

「変わらない。」

僕は呟く。

「世界が変わろうと、時が幾ら経ったとしても、この想いだけは絶対に変わらない。」

変わってしまわない想いはきっとある。

世界の変化に、時間の流れに逆らう想いはきっとある。

それはきっとすごく簡単で、温かいそんな気持ち。

「僕は忘れないから。」

すっと目を閉じる。

風の感触、潮の匂い、蝉の声、そして浮かぶ彼女の姿。

僕は・・・・・。

僕は君と生きていたかった。


それはきっと世界のどこかで、いつかで、どこでもなく、いつでもないそんな物語・・・・。


目を開ける。

「お待ちしていましたわ。」

そこに彼女は居た。

ああ、これは幻か?

それとも夢か?

「どちらでもありませんわ。」

そう、どちらでも構わない。

人が認識する世界はその人にしか分からないんだから。

そして、僕の世界には彼女でない彼女がいる。

どこだろうと、いつだろうと構わない。

ここに彼女は、僕は、いる。

無限に続く刻の中で僕は彼女とこの世界に確かにいるのだ。

「僕は君の居る世界で生きていくんだね?」

彼女はにっこりと微笑む。

「ええ、もうどこにも行きませんわ。」

僕たちはにっこりと笑い合うと手を絡ませて、光の中をゆっくりと歩いていった。

もう僕は彼女を離さない。

二人はもうきっと離れない。

それは幸福であり、困難の始まりであり、新しい世界の起源。

僕は彼女とこの世界で時を刻んでいく。

認識できる永遠まで―――――――。


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― 新着の感想 ―
[一言] 作品、読ませていただきました。 一言、コメントさせていただきます。 このように何度も場面が切り替わるお話というのは、読者が混乱してしまいそうで書くのが難しいですよね。 ただ、映像に置き換…
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