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少年エミルの冒険~魔王への道~  作者: 田中真矢
~商業都市ガネス~
7/51

対魔王軍(ジャック小隊)

少年エミルと勇者クロノスは魔王軍に囲まれていた。


魔王軍の体制は隊長と思われる男1人に

15人の兵士が5人毎に分かれ3つの陣形を作っていた。


「A班は手負いの奴を、B班はもう一人の奴

C班は状況に合わせて各班の援護!」

流石訓練された軍団と思う程、的確な指示とそれに合わせた兵士の陣形への対応が行われた。


「マジで、ピンチかもな・・・」

勇者になって初めての実戦が、統制のとれた大勢の大人達で

しかも一緒に旅を始めた仲間がいない事で弱気になるクロノス


「来い!魔王の力を見せてやる!」

実戦を済ませている、エミルは強気だ


「お前ら、面白いなぁ!!殺しちゃうのが惜しいくらいだよ!!

 だが、死ね!」


その言葉と共に魔王軍が二人を襲い始めた。


「くそっ・・・フレイムバースト!」

傷ついた体で対集団用の魔法を唱えるクロノス


「シャイニングソード!」

得意技であり、対集団用である魔法を唱えるエミル


クロノスの放った魔法により5人のうち2人を撃破した。

エミルの方は5人共健在だった。


「派手なだけで弱い魔法だなぁ!まぁ好都合だ!

B班は畳み掛けろ!C班から二人A班に移動!」


「貴様!魔力の事を理解してないのか!!」

クロノスがエミルに叱責する。


魔法とは体に蓄積された魔素を放出し放つ気であり

魔法を具現化する力と相手にダメージを与えるための力で構成されている。

今回エミルが放った技は具現化はうまく出来たが、具現化した魔法に

物理ダメージをうまく込められなかったのが原因だった。


生まれつき勇者の素質があったエミルは全体的な魔力こそ多いので

大魔法を放つことは容易であるが、魔力の比率をコントロールして放つには経験が不足しているのであった。

本来なら10歳の子供がこのような状態に陥る方が珍しいのだが・・・


一方、クロノスはマジメに魔素や魔力を勉強していたようで

魔力のコントロールは町一番であった。


「ぐっ!」

一気にエミルに攻撃を魔王軍が仕掛けた、持っていた剣でいくつかの攻撃を捌き

なんとか軽傷ですませたが、次々と第二波第三波の攻撃が繰り返しエミルを襲う。


一方、クロノス側の魔王軍は先ほどのクロノスの動きを見て

慎重に攻撃をしている。

「意外と簡単にいけそうだな!ボルティックレール!」

クロノスから放たれた電撃が地面をつたって、5人の兵士に直撃する。

電撃魔法の付加効果の一つとして、神経を麻痺させて動きを鈍くする効果がある。


「いいね~、いい判断だ!だがこちらの動きをよく見てなかったな!

 B班、一時撤退!いくぜぇ~、インフェルノ!」

C班の兵士とジャックが共同で詠唱をした炎の大魔法がクロノスを襲う!


「やばい!!!」

特大の炎がクロノスを襲う


「Hyaaaaaa!気持ちいいね~!」

燃え盛る炎を見つめ、歓喜の雄叫びを上げるジャック


「ヒーリング!」

癒しの波動がエミルとクロノスを包む

「ディフェンスウォーター!」

クロノスの体が水の膜で包まれ、炎の熱を和らげる

「ムーンカッター!」

半月の形の気がジャックの周りの兵士を切り裂く


「フローラ!シャオ!ルーン!」

宿屋で待っていた3人が

2人の帰りが遅いのを不思議に思い街中を探していたのだった。


「エミル!大丈夫!?」

「フローラ、ありがとう・・・これからが本番だ!」


「クロ~、生きてるかぁ?」

「ルーン!助かった!目が覚めてるみたいで何よりだ!」


「Uzeeee!せっかく楽しんでたのに邪魔が入ったか!

めんどくさいが本気を出すか!

A班B班全員狂化薬を許可する!そろぞれ212の体制で対応を行え!」

そう号令をするとそれぞれの兵士たちが薬のような物を口にいれる

その後、兵士達が狂ったようにエミル、クロノス、フローラ、シャオに襲い掛かる


「お前は面白そうな気を感じるから、俺が直々にやるぜ!」

「いきなりボス戦かよ~!まぁ最年長だし、たまにはいいとこ見せないとねっと!」

ジャックとルーンがそう言いつつ睨みあいを始めた。


エミル達と魔王軍の戦いが本格的に進行するのであった。

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