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僕が  すモノ

作者: 暗がりに潜むモノ

僕が何かを殺している、と知ったのは小学校低学年くらい。


帰りが遅くなって両親から酷く叱られた時だった。



何を殺してる、って実感は無い。


ただ、何か殺してるな、って感じるだけで。



中学になった頃、僕は不良の友人達と一緒にバイクに乗りまわしてた。


風が気持ちいんだ。


父親に怒られて、また何かを殺した。



高校で、真面目に勉強したけど留学した。


軽く何かを殺した。


多分、高校で10回以上は殺してる…。



大学にはいけなかった。


でも仕事で何とか稼いだ。


なのに、僕が横領した事になって、解雇された。


……僕は一日中、部屋で何かを殺し続けてた。



今…僕は仕事をしてる。


普通のサラリーマンのね。


でもたまに、今でも何かを殺してるんだ。


でももう、何を殺してるのかは見当がついてるよ。


殺してたのはね…



『僕の、ココロ』

心が折れる=心を殺す



そう言う事、じゃないのかな?

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