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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

サウル王

作者: 乃木坂 佑一

ガザ。パレスチナ。かの地で起こる事はサムエル記15を思い出さずにはいられない。


筆者はかの王はかつて融和を願い暗殺されたラビンの事だと思っていた。


だが、神は非情である。ここにかの罪深き王の没落を預言するのである。

サウルは イスラエルの王の位を欲し、ユダヤの繁栄を願った。


神の御心に従い、ペリシテ人を憎み、土地を奪い、幼子を殺し、アンモンやアマレクにも同じ行いをした。


サウルは 彼らを許さず、女子供も殺し、羊も馬もらばも皆殺しにその命と財産を根絶やしにした。


エジプトと結び、バビロンを懐柔し、ペリシテ人を孤立させ彼らに奴隷になるか死を願うかを迫った。


サウルは 高らかに公言した ベニヤミンの誉れ高き我は神の名のもとに諸法を制し


憎き 神の敵 ペリシテ、アンモン、アマレクを下した。


我こそは真のイスラエルの王である。


だが、神は彼を許さなかった。彼の罪のゆえに、


彼は自身の野望故にペリシテ人、アンモン人 アマレク人の


諸王に身の安全を許す代わりに、土地と民の命と財産を差し出すように取引したのである。


彼の詐術を神が見逃すはずがなかった。


エリヤのサムエルは警告する。


神の御心に逆らい、偽りと欲得にまみれユダヤの民を騙す不信心者よ、神は汝を除かれるであろう。


汝と結ぶペリシテの暴虐なる王を倒す若者が次のイスラエルの王となり汝を裁くであろう。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


上記は サムエル記上15を筆者の解釈をかねて詩編とする。


イスラエルの民の罪がかの者の罪で終わるはずもないが、3000年を経て聖典の再現とならんことを願う。


罪深き地の王に災い在らんことを。



神の預言は成就するのか、かの国にサムエルが今をもって存在するのか


神のみぞ知る。

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