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転生してもカマキリでした  作者: 岸辺 薫
アットチェール大迷宮
59/66

55話

戦闘シーンで手こずって書く気力が起きませんでした。遅くなってしまい大変申し訳ありません。

55話です。よろしくお願いいたします。


勇者の鎧が西洋式の鎧から、和を感じる鎧に姿を変えた。

剣も両刃のソードから、太刀のようなものへ。


もう、どのくらい強いか分からない。勇者も、隊長アントも。



だけど何となく分かる。勇者の方が、強い。



「これからお見せするのは代々勇者に伝わる抜刀術。


聖具第2解放に至った勇者のみ、女神様から伝授されるとっておきなのさ!


そしてさらに、僕の持っているスキルにピッタリの戦い方でね。この形態にならないとなかなかスキルが生きてこないんだよ。だからね、お披露目出来るのが嬉しいよ!


ま、お披露目できるかどうかは君たち次第だけど。


隊長、あなたは一体、



どこまで付いてこれるかな?」







「一式・瞬光」



ガキィィィィィィン!!!!!




勇者が、光になった。俺にはそうとしか見えなかった。

気づいたらアントに斬りかかってて、アントは顎でとめていた。


思考加速のスキルを手に入れて、ようやく見れるようになったって言うのに。



今の攻撃、全く見えなかった。



「ははっ!!嬉しい!嬉しいよ!久しぶりに一式が止められた!」


勇者が笑い、隊長アントが攻撃態勢に入る。


「このくらい、いくらでも止めてやるわ。くらえ!」


「おっと。」

ガチィン!!!


「ヒュウ、危ない危ない。挟まれたら痛いじゃ済まなそうだ」

「今度はこっちの番ね。

大抵みんなここで終わり。隊長さんは生きていられるかな?」



「二式・朧」



今度は光のようには見えなかったけど、消えたには変わりない。ゆらりと視界から消えた、



「ふん。くだらん。」


「そこだ。」ガチィン!!!「!?」



隊長の挟み込みが勇者を捉えた!これはやったか!?



「ふふっ、残念。残像だよっ」


完璧に捉えたとおもったのにっ、まずいぞアントの死角にはいった、勇者が刀を抜く、


「チッ!チェンジだ。」



「ザンッ!!」



真っ二つ。




入れ替わったアントが。




「これはこれは。また身代わりとは。身代わりになったやつのこと、考えてあげてる?」




多分ポジションチェンジのスキルだろう、隊長は戦う前に残機になってくれって言ってた。

多分、言葉の意味そのままなんだろうな、



「黙れ。貴様は本当に口が減らんな。

私が残っていればいくらでも再建出来るのだ。


だがな。


共に過ごした部下がこうも容易くやられて、黙っていると思うか?

私が何も考えていないと?」


「その減らず口、二度と聞けぬようにしてくれる」


「全員、放て」



周りの攻撃兵、副長がレーザー発射、これは避けられないか!?避けるなら上!



「このくらいなら」



うおっ、まじかよ、あのスピードのレーザーを切り落とした!?



「貴様ならそうすると思ったぞ!!」



おおっ!読んでいたっ!そして隊長から放たれる極太のレーザー。振り切った剣は間に合わないっ!


こんどこそ、当たるっ、


「あちゃー、こりゃだめだね、」



「ジュウゥゥゥゥゥゥ!」



素手!?素手でレーザーをとめているぞ!?左手1本で受け止めるのか!?そんな、無茶だ!


「クッ、グッ、、ふんっ!」


ドォォォォォン



手で、払い除けた、は、はは。まじかよ。、

だけどあの腕、あんな焼き爛れた腕はもう使い物にならないだろう。十分なダメージじゃないか?


「いてててて、あーあ、油断したよ。エミリー回復ちょーだい」


「っ、いかん!総員撃て!」


アント全員がレーザー攻撃っ!狙いは……


聖女か!


バチィッ!!!!!


「ふふっ、彼女のガードは特別性さ。僕でも突破するのは難しいぐらいだよ?簡単には抜けないよ。ってことで回復お願い」


「分かったわ。けどあと2回よ。『聖なる光、我を守りし聖なる光よ。この者に癒しの光を。エクトラヒール』」



わ、忘れてた聖女の存在を。

あんなに、爛れていた腕がキレイになってやがる。



「ありがとエミリー、今度は気を付け

おっと危ない」


ビュン!!


「人が回復してる間に攻撃しちゃだめじゃない。」


「だまれ、総員!攻撃の手を緩めるな!」






「いやぁ、もう攻撃することないんじゃない?だって








みんな()()()()()なるんだろ?」





「二式・朧」




長くなったため分割しております。分割しているため、明日更新です。もう少しでアント対勇者の戦いが決着します。少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。続きが気になる!という方は是非ブックマークと下の星の評価をよろしくお願いします。

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