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転生してもカマキリでした  作者: 岸辺 薫
アットチェール大迷宮
55/66

51話

51話です。よろしくお願いします。

こいつら、ほんと道分かってるのか??


適当に歩いてるようにしか見えない。


''「忍び足」のスキルレベルが上昇しました''

''スキル、「無音歩術」へ進化可能です。

「無音歩術」へ進化しましか?はい/いいえ''


お、また上がったと思ったら進化するのか。だいぶ意識して歩いてるからあがったのかな?とりあえずはいで。


''スキル、「忍び足」が「無音歩術」に進化しました''


どれどれ、ステータス。



―――――――――――――――――――――――


ブラッディデスマンティス

Lv6/80

ランクC

HP 350/350

MP 260/264

状態異常・なし


攻撃力 ・・412

防御力 ・・320

すばやさ ・431

魔法抵抗 ・301


パッシブスキル


・幸運(邪)(Lv1/1)・経験値取得量アップ(Lv1/1)・状態異常耐性(Lv2/5)・気配遮断(Lv2/5)・無音歩行(1/3)・危機察知(1/3)・ブラッディポイズン(1/2)・バンピィサイズ(Lv1/1)


アクティブスキル


・邪神の眼(Lv1/2)・スラッシュ(Lv3/3)・飛行(Lv3/5)・ポイズンサイズ(Lv1/3)・ダブルスラッシュ(Lv3/3)・エアスラッシュ(Lv1/5)・致命の一撃(Lv1/2)


称号

・不遇な者・邪神の加護 ・継承の記憶・ 格上殺し


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スキルもだいぶ増えてきた。


あっ。


気にせず進化させたけど効果確認するの忘れてたよ。

スキルの名前で大体想像つくけど。



''「無音歩行」 SR 1/2

音の出にくい所を歩いている場合、足音が全くしなくなる。

音の出やすい場所を踏んだ場合、MP2を消費し、3分間足音を吸収する。MP消費量、時間はLvに依存。''



あれ、なんかちょっとデメリットもないかこれ。


これもしも残りMP2しかなくて、音の出る場所を歩いたらMP無くなるってことだよな。


うーん。まあMP気にしながら動かなきゃいけないのは元々だけど。



確実に足音が出なくなるならプラスかな。


気配もしない。足音もしない。後は姿も見えなきゃ最高だけど望みすぎか。



やばい。凄いことに気付いた。



俺がクラウディアに食べられたらクラウディアが凄いことに!?



ふふっ。



『キリ、なにかあった?』


おっと。すまんすまん。ちょっと気が緩んだみたい。




バレたら死ぬんだ。もっと緊張感持たないと。全然こっちに気付く様子がないから油断しちまった。



ふーーー。よし。



集中。



『キリ、オーチがよんでる』


なんだ?




「ゾクゾクッッ」!?


なんだ!?なんだこの悪寒は!


勇者が近くに来た時とまた違う気配、なにが、この先にいるんだ??



『キリ、オーチがはやくって、』



クラウディア!気をつけろ。この先に何か、俺たちでは到底無理そうな気配がする、



『ん、オーチがこのあたりにみおぼえがあるって』


なんだと!?本当かオーチ!



『だから呼んだじゃろう。呼んだら早く触らんかばかたれ。』


すまん、やばい気配を感じたんだ。


『それが正しいなら、ワシの記憶も捨てたもんじゃないわ。恐らくじゃが、この先に大きく開けた場所がある。そこを過ぎれば女王がおる。その気配を感じ取ったのではないかの?』


合ってるのかもしれん。悪寒が止まらない。


勇者共は気付いているのだろろうか??







「エミリー、何かいる。それも沢山。」


「ええ。私も感じるわ。この先に開けた場所がありそう。」



「雑魚ばっかりだったけど、そろそろ骨のある相手かな?」


「嫌だわ。このまま楽に攻略、って訳にはいかないのね。気をつけていきましょうか。」



「はっはっは!勇者の僕にかかれば、どんな相手も楽チンさ!大船に乗ったつもりでいるといい!」


「ま、そうね。あなたが苦戦してる所なんて見たことないもの。こないだのAランクのモンスターも瞬殺だったものね。」





は?まじかよ。


ほんの少し聞こえてきたが、Aランクのモンスターを、瞬殺?だって?


一体どれほどの実力なんだ。勇者。




まぁいい。戦わなければ負けることも死ぬこともない。



これが現実だ。



俺は弱い。



今はまだ、そこまで到達していないだけだ。


生きていれば強くなれる。大丈夫だ。俺にはできる。



ん?あれは?扉か?





「よし。じゃあ行くよエミリー。」


「いつでもいいわよ。」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



扉の先には、あれは??


一体何体いるんだ!?見渡す限りのアント、皆俺より強そうな雰囲気だぞ!?


30体ぐらいの纏まりが、1、2、3、4、5、5つ、5つの纏まりの奥に10体程の集まり、あそこはやばい。ヤバい奴らしか居ない。


こんなの突破できるわけないだろ、






「おーおー。沢山いるねぇ。こんな雑魚を沢山集めたって何の意味もないのに」



「きたカ。来るト思っていたゾ。貴様ダナ。この迷宮ヲ荒らしテいるのハ」



「荒らして?そんなに荒らした記憶はないなぁ。ねぇ。エミリー?」


「ええ。色々お話を聞きながら来ただけよ?全く口を割らない方々しかいなかったわ。」




「貴様ラ、、生きテ帰れるト思うなヨ」


「全軍!こいつラが我々ヲ脅かス侵略者どもダ!!我々ノ

帰りヲ待つ者ノためにモ!!


こやつラを殲滅セヨ!!!!!!


「「「「「「「「「「「「「「キシャァァァァァ!!!!」」」」」」」」」」」」」」」



す、凄い迫力だ、一体一体が恐ろしく強い。この数と質を集められたら勇者でもキツいのでは無いのか???





「我が麗しの女神の元に宣言する。


我は御身の剣であり、忠実な下僕である。


我は死をも厭わず御身のために戦い、御身の為に死ぬと誓う。


御身の力をこの手に。御身の加護を我が身に。


聖具、解放。」





「我が麗しの女神の元に宣言する。


我は御身の盾であり、御身から許しを乞う者である。


我は御身の声を皆に届け、御身にこの身全てを捧げると誓う。


御身の力をこの手に。御身の加護を我が身に。


聖域、解放。」






「さぁ。やろうか。」


「ええ。すぐにでも。」






う、うそだろ、更に強くなるだと???


ここまで読んで頂きありがとうございます。少しでも面白い、続きが気になると思っていただけたら嬉しいです。皆さんのリアクションがとても嬉しいです。是非、ブックマークと下の星の評価をお願いします。

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