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転生してもカマキリでした  作者: 岸辺 薫
アットチェール大迷宮
50/66

46話

遅くなってしまい申し訳ありません。46話です。よろしくお願いします。

運ばれた先にいるのも始めて見るアリだな。


あのピカピカした液体を出してるアリはなんだ?


''メイプルアント

Lv11/20

ランクD

HP 105/105

MP 192/192

状態異常・なし


攻撃力 ・・53

防御力 ・・58

すばやさ ・・147

魔法抵抗 ・・126


パッシブスキル

・甘い香り(Lv2/2)


アクティブスキル

・蟻蜜精製(Lv2/5)''



す、すげぇ、蜜を出してるのか、甘い香りに蟻蜜精製。どちらも聞いたことないスキルだ。


''甘い香り C Lv2/2

嗅いだものの体の力を抜いてしまう香りを放つ。効果範囲はLvに依存。''


''蟻蜜精製 R Lv2/5

食べたものから蜜を作り出す。精製された蜜はMPを回復させる効果を持つ。回復量はLvに依存。''


なるほどな。せっせと蜜出してもらうためにメシ運んでるのか。そして出した蜜をあっちのコネコネしてるアントの方に持ってくんだな。


あれは………虫肉玉作ってるのか?


''クックアント

Lv15/20

ランクD

HP 108/108

MP 107/185

状態異常・なし


攻撃力 ・・351

防御力 ・・13

すばやさ ・・109

魔法抵抗 ・・5


パッシブスキル

・料理人の心得(Lv3/3)


アクティブスキル

・解体(Lv2/5)''


えげつないステータスだな。攻撃力一点突破。

んでスキルは?


''料理人の心得 C(Lv3/3)

食材の掛け合わせが直感で理解することができ、MPを消費し、調理した物のバフ効果を1.1倍させる。上昇率はLvに依存''


''解体 C (Lv2/5)

生き物が死亡した状態に限り、自身の攻撃力を1.2倍させ、解体を行うことが出来る。倍率はLvに依存''



なるほど、攻撃力が異様に高かったのは料理のためか。

確かに防御力高いモンスターの解体するのにパワーが必要なんだろう。



初めて見るアリも見れたことだしそろそろ


『キリ、まだ?』


うん、、すまん。急いでいくよ。


ひょいっ、そいっ、ほいっと。


到着。待たせてごめんな。


『ん、いいよ』


じゃあいくか。次のアリが骨を捨て終わったらいこう。



…よし。捨て終わったな。行くぞ!


『ん』



急いであの大きな穴へ、



これは、、


凄い、な。よくもまぁこんなに骨が積み重なるもんだ。

見渡す限り骨。部屋の底が見えないくらいいっぱいに埋まってる。


骨のモンスターとか出てきたりしないのだろうか。

え、急に動き出すとかないよな!??



''風化したモンスターの魔骨

モンスターの骨が魔骨化したもの。風化してなんのモンスターか分からない。''



魔骨?魔骨ってなんだ?


''魔骨

モンスターが骨となり、その骨が長年魔素を吸収すると魔骨となる。魔骨となった骨は魔素を吸収し、損傷しても元に戻る。ただし、原型が分からなくなるほど損傷すると元に戻れなくなる。また、魔骨の中には生に執着するものもあり、生者に寄生する魔骨も存在する。

骨になったモンスターの90%以上の魔骨が残っており、核となるものが近くにあると、アンデッドモンスターとして復活する。''



核となるものがなければ動き出すことは無いのね。良かったけど、寄生する魔骨もあるってどういうことよ。


ちゃんと確認しながら進まないと。寄生はこわいからな、


気をつけろクラウディア、寄生する骨もあるみたいだぞ。

『わかった』

『このおうち、いいな』

はは、竜の頭の骨かな?

そんな大きな骨はダメだろう。


『あっ』


どうした?


『なんか、吸われてる』


な、なんだって!?言ってるそばから寄生するやつに当たったか!?

待ってろ!いまぶっ壊す!スラッシ『まって!』

なに!?なんでだクラウディア!


『大丈夫だって言ってる』


だれが!?


『このほねさん』


はぁ??


『ちょうどいい、おおきさになるって』


ま、まじか。確かに、さっきより小さくなってる気が。

いや、そんなことより意識があるのか!?


『そこいらのまこつと、いっしょにするなっていってる』


ほ、ほほーん。一体なにが違うというのかね?


''土精竜の知性(インテリジェンス)(ボーン)

土精竜の骨が知性魔骨化したもの。


知性魔骨??


''知性魔骨

生前の記憶を持ったまま魔骨化しており、生者に寄生し、生者のMPで活動する。知性魔骨化するモンスターは生前知能が高く、多くの知識を持っている。また、寄生中は生前1番得意だったスキルを使用出来る場合がある''



ま、まじか。ほんと驚きの連続だよ、


すげぇな。


けど寄生なんだよな?デメリットとかあるんじゃないか?意識乗っ取ったり、意のままに操れるとか。


やめとこうぜクラウディア。


『そんなこと、できるわけないだろう、そんなことも、しらないのかっていってる』


うぐ、そんなこと知ってるわけないだろ。偉そうに言いやがって。ぶっ壊してやろうかな。


『ん。わたしもちょっとおこった』


『たくさんあやまられたからゆるすことにする』


『わたしからもあやまるね、ごめんね、キリ』

クラウディアの謝る事じゃないよ!!いや、クラウディアがいいっていうなら俺は構わないよ。けどMP大丈夫か?


『ん、せつやく?する』


そうか。正直言うと今足りないのは知識だから色々と教えて貰えると助かるからな。


『キリ、おねがいがある』


なんだ?


『ちいさくするの、MPたりない』

『ちゅうにくだま?っていうの、とってきてほしい』


『あれがあればたりるって、いってる』


そうか、クラウディアのためなら仕方ないな。お前のためじゃないからな!骨!


『もうしわけない』


いや、いいんだ。任せておけ!




それじゃあもう一度スニーキングミッションスタート!

ほんの少しまっててな!!

ようやくトータルで50話行きました。50話で未だに1つの迷宮から外に出れていません。スローペースですが、読んでくださって本当にありがとうございます。

少しでも面白い、続きが気になると思って頂けたら嬉しいです。是非ブックマークと下の星の評価をよろしくお願いします。

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