38話
38話です。よろしくお願いします。
さて、困ったな。シャドウマンティスにするかブラッディデスマンティスにするか。
頭の中ではだいたい決まってるけど、正直怖い。これからどんなカマキリ人生を送るか分からないけど、この選択が正解なのか、将来を考えるときつい。
なぁ、クラウディア、進化先ってどう選べばいいのかな。
『?、スキナノ、エラブ。』
そうだよな。好きなの選べばいいんだよな。
よし。決めたぞ。
俺はブラッディデスマンティスを選ぶ!
クラウディア、少し見張りを頼む。おれはこれから進化するぞ!
''ブラッディデスマンティスに進化しますか?''
はい/いいえ
はいで!!
''進化に必要なMPが足りません。''
えっ???なんで???
――――――――――――――――――――――――
ブラッディマンティス
Lv50/50
ランクD
HP 219/219
MP 193/197
状態異常・なし
攻撃力 ・・252
防御力 ・・206
すばやさ ・・283
魔法抵抗 ・・188
パッシブスキル
・幸運(邪)(Lv1/1)・経験値取得量アップ(Lv1/1)・状態異常耐性(Lv2/5)・気配遮断(Lv2/5)・忍び足(2/5)・危機察知(1/3)
アクティブスキル
・邪神の眼(Lv1/2)・スラッシュ(Lv3/3)・飛行(Lv1/5)・ポイズンサイズ(Lv2/3)・ダブルスラッシュ(Lv3/3)
称号
・不遇な者・邪神の加護 ・継承の記憶・ 格上殺し
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あれ、MP4.....あ。
邪神の眼を使って進化先確認してるんだった。最近MP総量増えて気にせず使ってたわ。
……………もぐもぐもぐ
ごほん。
それじゃあ気を取り直して!!
進化します!
''ブラッディデスマンティスに進化しますか?''
はい/いいえ
はいで!
''進化を開始します。''
条件を満たしました。継承の記憶の一部をアンロックします。''
うっ、ぐっ、ぐああぁぁぁぁぁぁ!!!!
があぁぁぁぁぁぁぁ!!!
あ、頭が、あぁぁぁぁぁ!!!!!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、あ、あぁ…
………………ガン……
………ガンッ…………ガン………
なんだ、なんの音だ、
「キシャァァ!!!」
んなっ!!大丈夫かクラウディア!!!
『キリ、オキタ』
すまん!守っててくれたのか!
『ダイジョウブ』
ありがとうな、助太刀する!
アリが三体、中尉2体、大尉1体か、よく守ってくれた。
これからは3体2だ。Cランクの力見せてやっ!?
体がっ、軽い!おりゃ!「ザンッ」「ピギュッ」
すごい、なんてパワーだ。スキルなしのただの鎌の攻撃で1発だぞ!?
残り2体!!スラッシュ!!「スパンッ」
手応えない!?けど切れてる!?すげぇな。
残り1体!こいつも!スラッシュ!!!「スパンッ」
''レベルアップしました''
よーし戦闘終了!瞬殺だったな。いや強くなりすぎじゃない?いいことだけども。
目が覚めるまで守っててくれてありがとなクラウディア。
『イイヨ』
いい子だ。
それじゃあ情報整理といきますか。
ステータス。
―――――――――――――――――――――――
ブラッディデスマンティス
Lv2/80
ランクC
HP 171/342
MP 128/257
状態異常・なし
攻撃力 ・・398
防御力 ・・311
すばやさ ・425
魔法抵抗 ・294
パッシブスキル
・幸運(邪)(Lv1/1)・経験値取得量アップ(Lv1/1)・状態異常耐性(Lv2/5)・気配遮断(Lv2/5)・忍び足(2/5)・危機察知(1/3)・ブラッディポイズン(1/2)・バンピィサイズ(Lv1/1)
アクティブスキル
・邪神の眼(Lv1/2)・スラッシュ(Lv3/3)・飛行(Lv3/5)・ポイズンサイズ(Lv1/3)・ダブルスラッシュ(Lv3/3)・エアスラッシュ(Lv1/5)・致命の一撃(Lv1/2)
称号
・不遇な者・邪神の加護 ・継承の記憶・ 格上殺し
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の進化まで80!?次への壁高すぎだろ。
スキルは4つ新しいのが増えたかな。
''ブラッディポイズン R Lv1/1
抗凝固作用のある毒を分泌し、傷口から血液を止まらなくさせる。傷の治りも非常に悪くなるため、出血多量で相手がしぬ場合もある。''
''バンピィサイズ R Lv1/1
血を吸う鎌。血を吸えば吸うほど切れ味が増していく。
''エアースラッシュ UC Lv1/3
斬撃を飛ばす。距離が伸びれば伸びるほど威力が減る。届く距離、威力はLvに依存。''
''致命の一撃 SR
自分の攻撃力が、相手の防御力を上回った場合、成功率30パーセントで一撃必殺となる。自分の攻撃力が防御力を下回った場合、15パーセントとなる。
また、相手の不意をついてこのスキルを発動した場合に限り、成功確率が5パーセント上がる。''
なるほどね。まずは致命の一撃で一撃必殺をねう。
だめだったら手数で勝負し、どんどん自分を強化して、相手は弱体化させていく。いいね。これからはそういう戦術だな。
ここまではいいんだここまでは。
問題はこの記憶だ。
あの程度の記憶しかないのに随分な称号だと思ったよ。
まさかの条件アンロック付きとは。
おかげで色々な情報が得られた。
この迷宮の外のこと。
魔王軍と人間の国のこと。この大陸のこと。
沢山の情報があった。でもまだあるぞ
。
まだ出てきてない情報がある。
モヤがかかったあやふやな所がある。また進化したらきっとでてくる。
結構な情報が手に入ったけど、まずはこの迷宮を脱出しなきゃ意味が無い。
俺は絶対に外に出る。がんばらねば。
ついてきてくれるか?クラウディア。
『?』
分からないよな。でももしクラウディアが離れると言うのなら、俺はクラウディアの意志を尊重するよ。
ただ、
そんな日がこないといいな。
なかなかストーリー進まなくて申し訳ありません。じわじわ成長していきます。長い目で見て頂けると嬉しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。続きが気になる、面白いと思っていただけたら嬉しいです。
もしよろしければ、ブックマーク、下の星の評価をして頂けると喜びます。よろしくお願いします。




