表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生してもカマキリでした  作者: 岸辺 薫
アットチェール大迷宮
37/66

35話

35話です。よろしくお願いします。

ちょっと休憩しようか。


それなりに歩いたし疲れてきたわ。レベルが上がったからか疲れにくくなってきたものの、連戦してると疲労度が抜けないな。


よいしょっと。ふぅ。クラウディアは疲れたか?


『ツカレテナイ』


そ、そうか。じゃあなにかこないか見張っててくれ。


ふぅ。


頼りになるな。やっぱり仲間ってのはいいもんだ。

しかしパーティーが組めるとは驚いた。継承の記憶で受け継いだ記憶の中にもパーティーを組んでいる記憶はひとつも無い。


それにネームドモンスターもだ。そもそも、ひとつ疑問に思ってることがある。


なぜ俺はネームドモンスターになっていない?


自分で決めたからダメなのだろうか。ただ、ネームドモンスターになると自我が芽生えるという。俺は?元々自我がある。だからネームドモンスターになれないとか?

教えてくれ邪神の眼よ。


………………でてこない。分からんなぁ。


ま、ネームドモンスターになったからと言ってステータス上特段変化ないし、別に気にすることではないのかな。


そういえば。ネームドモンスターになると自我が芽ばえるみたいなんだが、1度遭遇したあのランクBのアリ、あれ自我あったよな。魔言語話していたし。

そもそも自我ってなんだ?何を定義としているんだろう。


やばい。訳わかんなくなってきた。


余計なことかんがえるのはやめよう。結局分からないこと考えたって分からないわ。


現実的なことを考えようか。


この迷宮、ゴールはあるんだろうか。ゴールって言ったら語弊があるか。出口だな。


迷宮の主を倒さなきゃいけないとか?現実的じゃ無さすぎる。


うーん。あるって信じて探すしかないのかな。


いかんいかん。また思考が悪い方に行ってしまった。切り替えよう。

よし!やるしかない!頑張って探そう。


休憩終わり!


がんばってくぞ!クラウディア!


『?』


出口目指して頑張ろう!


『ウン』


よし。それじゃあ行きますか!












―――――――――――――――――――――――――



あ、この先なんかいるな。

ちょっと待っててくれるか?


『ワカッタ』


偉いね。待て出来なかったあの頃とは全然違う、いい子だ。


それじゃあ行ってくる。




ソロリソロリ。いくら気配が感じられないと言っても、見つかったらバレるからな。


なんだあれ。ドラゴン!?



――――――――――――――――――――――


リトルドラゴンモドキ

Lv31/40

ランクD

HP 195/195

MP 92/92

状態異常・なし


攻撃力 ・・205

防御力 ・・139

すばやさ ・・183

魔法抵抗 ・・51


パッシブスキル


・竜の形相


アクティブスキル


・かみつく(Lv3/3)・噛み砕く(Lv1/3)・ドラゴンテール(Lv1/3)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ドラゴンモドキ?ドラゴンではないのね。いやに魔法抵抗低いな。攻撃特化だ。


''リトルドラゴンモドキ Dランク

ドラゴンの幼体に間違えられることが多い。光るものに目がなく、収集する癖があるが、少しでも綺麗だと感じたものを収集するためガラクタが多い。''


なるほどね。光るものに目がないと。ふーん。


光るものね。


チラッ


うん。綺麗だね。


よし。


その前にパッシブスキルが気になる。


''竜の形相 C Lv1/2

竜の形相で相手を怯ませる。自分の攻撃力が相手の防御力を上回っている場合発動する。怯ませる時間はLvに依存。


問題ないな。やるぞ。




ただいまクラウディア。


『!?』あっ、ごめんごめん。


『ビックリシタ』


そうだよね。すまんな。なるべく視界に入るようにするよ。


いくよクラウディア。敵を倒すぞ。


『ウン』


いいかい?俺が最初に攻撃する。俺が攻撃したら攻撃を始めてくれ。分かった?


『ワカッタ』


俺はこの岩陰に隠れてる。そしたら大きな音を出してくれ。いいぞ。やってくれ。


ガンガン!!


「ガア?」


「ガアアアア〜〜!」


ふふっ、綺麗だろう。目をキラキラさせおって。


フラフラ寄ってきたぞ。まだだぞクラウディア。

完全に油断しきってるその首に、渾身のスラッシュを叩き込んでやる。


よし!今だ!!!!


ジャンプ!かーらーのぉぉぉ!!


スラッシュゥゥゥ!!!!


スパンッッ「ボトッ」


'!レベルアップしました''


えっ


ゴロンゴロンゴロン。


1発で倒しちゃったよ。魔法抵抗低かったからスキルが通ったのか、


すまんクラウディア、出番なかったわ。


『ゴハン』


ん。いいぞ。たべろたべろ。俺の分も残しておいてな。


俺はレベルアップしたから確認してるわ。



――――――――――――――――――――――――


ブラッディマンティス

Lv45/50

ランクD

HP 212/212

MP 167/191

状態異常・なし


攻撃力 ・・245

防御力 ・・200

すばやさ ・・271

魔法抵抗 ・・182


パッシブスキル


・幸運(邪)(Lv1/1)・経験値取得量アップ(Lv1/1)・状態異常耐性(Lv2/5)・気配遮断(Lv2/5)・忍び足(2/5)・危機察知(1/3)


アクティブスキル


・邪神の眼(Lv1/2)・スラッシュ(Lv3/3)・飛行(Lv1/5)・ポイズンサイズ(Lv1/3)・ダブルスラッシュ(Lv2/3)


称号

・不遇な者・邪神の加護 ・継承の記憶・ 格上殺し


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



レベル1つか。2つぐらいあがったかなとおもったんだけど。ま、いっか。


あと5つ。進化楽しみだな。




ここまで読んで頂き、ありがとうございます。もしよろしければ、ブックマークと評価の方をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ