23話
前回、休んでしまいすみませんでした、
23話です。よろしくお願いします。
やつを直視しなければ混乱にはならなそうだ。
うわぁ、ハリガネムシ分裂しはじめた、
気づけテントウムシ!!後ろ後ろ!
「ニュルニュルニュル」
おぅ。キモチワルイ。どんどん増えてく。
そういやどうやって寄生するんだろう。
お!こっち向いた。ハリガネムシに気づいた!
「カシュッ!」
体が鉛色になったぞ、スキルのアイアンボディだな。
「ニュルっ」
口元にいった!やっぱり口からか!
あれ?入ってかない。
ヒュン!「ズドンッ!!」
また飛び上がってボディプレス。鉛色の巨大な物質が落ちてくるとかもうホラーだ。
しかしまだ何匹か残ってるな。なんでさっき入ってかなかったんだろう。
防御力が関係あるのか?はたまた攻撃力が必要なのか。
まあなんとなくだけど、歯と歯の間を、硬い鉄2枚の合わせ目だとして、その合わせ目に指を強引に入れようとしてるイメージに見えた。
やっぱ口が空いてないとダメなんじゃないか?
「「「ニュルニュル」」」
ヒュン「ズドンッ!!」
何度か口元に特攻してるけどやっぱり入れそうじゃない。
数は減った分増えてるけど、そろそろHPの限界だな。もう分裂できなさそう。
やっぱり。もう増えない。
「ズドンッ!!」
「ズドンッ!!」
「ズドンッ!!」
遂に全滅したな。なんだ、アイツら普通に倒せるじゃん。俺も倒せるんじゃないか?高いステータスはスピードだけだし。
やつの攻撃力じゃ俺の防御は突破出来ないだろうから体内に侵入できないだろう。
いや、傷ついたりしてたら別なのか?
その辺はあいつらが寄生する所を見たことないからよく分からんな。
お。元の色に戻った。
まてよ?チャンスだな。あのスキルはクールタイムがある。いまなら素の防御力のやつと戦える。
ハリガネムシもいない。
''イリュージョンテントウ
Lv28/40
ランクD
HP 124/189
MP 25/122
状態異常・なし
攻撃力 ・・185
防御力 ・・273
すばやさ ・・228
魔法抵抗 ・・192
パッシブスキル
・魅惑のボディ(Lv2/5)
アクティブスキル
・アイアンボディ(Lv1/3)・飛行(Lv1/5)・ボディプレス(Lv1/3)
よしよしよし、MPもほとんど無い。
やるぞ。
ポイズンサイズ、
ジャンプ、飛行、
スラッッ
うっ!?
チッ「グサッ」いでっ!
くそっ、こいつの背中の模様、視界に思いっきり入るとダメだ、
「カ?」
気付かれた!
「カジュァァァァ!!」
奇襲が失敗しただけだ、いくぞおらぁ!
スラッシュゥゥゥ!!
「ズバっ!」
前足もらいっ!次は顔面いくぞ!
貰ったァ!!「クルッ」なに!?まずい!模様が!?
ぐっ、くそ、目がまわる、まずい、
「グサッ」くっ、いてぇ、
「ヒュン!」
やつは?上!?まずい!!!
っっあああぁぁぁああ!!!
「ズドンッ!!」
っっっっぶねぇ、ギリッギリセーフ。
イリュージョンテントウ
Lv28/40
ランクD
HP 115/189
MP 10/122
状態異常・なし
攻撃力 ・・185
防御力 ・・273
すばやさ ・・228
魔法抵抗 ・・192
パッシブスキル
・魅惑のボディ(Lv2/5)
アクティブスキル
・アイアンボディ(Lv1/3)・飛行(Lv1/5)・ボディプレス(Lv1/3)
残りMPは10!もうボディプレスは無いはずだ。あとは背中の模様を見ないように気をつければ!
スラッシュ!「ジュシュッ」
''スキル「スラッシュ」のLvが上がりました
「スラッシュ」のLvが最大になりました
スキル「ダブルスラッシュ」の取得条件を満たしています
ダブルスラッシュを取得しますか?
はい/いいえ''
よっしゃ!ナイスタイミング!はいで!
''スキル「ダブルスラッシュ」を取得しました。
しゃあおらぁ!ダブルスラッシュ!!
「ズババッ」
「カシャァ!?」
残る足は2本、もうターンもできまい、おらぁ!トドメだ!
「ビュン」なんだ!?
「グサッ」
は???ハチ???なんでここに??
「グサッドンッ!!」
「ガ、ガァ……」ドサッ
は?
「カッチカチ!」
てめぇ………なに嬉しそうにしてんだ、
絶対にゆるさん。
読んでいただきありがとうございます。
少しづつ進んでいきます。暖かく見守っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。




