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テルラノラの博士と助手

「博士……はぁ、はぁ、ようやくサンプルを、回収、できましたよ…………。」

「おお!これで研究が捗るぞ!サタロ君、感謝するよ!」

「死ぬかと思いましたよ……。」

 実際死にかけたが。

「はっはっは、突然真空状態になったからね。流石に想定外だったよ。だが、謎がまた深まったね、サタロ君!やる気が湧いてくるね!」

「全くこの人は…………。」



 真歴しんれき2031年、この時代に至るまでに生まれてきた偉大なる科学者たちによって、この世界のありとあらゆる謎が解明され、ヒト種の科学技術は大きく進歩した。

 だが、謎が解明されればされるほど、謎は増えていくもので、科学者たちはより一層研究熱心になっていった。


『テルラノラ』


 これも、研究を進め新たに確認されたモノだ。ただ、これを研究している学者は決して多くない……いや、少ないと言った方が正しいだろう。そのテルラノラの研究の第一人者であるのが、タクニブ博士だ。見た目はおじさんだが、好奇心や行動力は若者のそれだ。彼の研究を手伝う者は、いつも不測の事態に巻き込まれ研究所から去っていく。

 それでも、テルラノラが気になって、不憫な目に合っているのが僕、サタロだ。博士の研究を手伝い始めたものの、仲間が次々にいなくなってしまい、最後には僕だけになってしまった。

 きっとこれからも、僕は死にかけるだろう。でも、テルラノラは気になるし、なんだかんだで博士は優しい人だ。

 一生僕は博士の元から離れられないんだろうな。

毎日更新できるといいね。

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