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Tales of masquerade  作者: 万十朗
第二部
96/455

乾いた大地を踏みしめて・おまけ

~得ていた情報、直に見るもの~


イシェルナ「どう、みんなには慣れた?」

カッセ「あ、ああ……それなりには」

イシェルナ「マンジュの里の情報網はかなりのものらしいけど、又聞きした話だけじゃ、あたし達のことはわからないわよん?」

カッセ「そう、だな」

イシェルナ「ところでカッセ君、あたし料理作ったんだけど食べない?」

カッセ「うぐっ! イシェルナ・キッシュ……その壊滅的かつ絶望的な料理の腕は、ひとたび食すれば治癒術必須……!」

イシェルナ「あらん、そんな情報があるの? けどカッセ君、直に見てみないとわからないこともあるわよん」

カッセ「い、いや、その」

デュー「直に見なくても食い物と思えない臭いが本能に危険を訴えるんだが」

イシェルナ「あら、失礼ね」

デュー「いいからあまり新入りを苛めるな」

カッセ「た、助かった……」



~トランシュとの再会~


ミレニア「まさかこんなところで兄様に会うとは思わなかったのう」

デュー「王都に帰ってこないって言ってたが、よその大陸に来ていたとはな」

ミレニア「うーむ」

オグマ「……それにしても、少し雰囲気が変わったように見えたが」

リュナン「そうですか?」

カッセ「…………あの男……」

オグマ「カッセも、気になるのか?」

ミレニア「そもそも直接会うのは初めてじゃろ?」

カッセ「そうなんだが……」

ミレニア「なんじゃ、煮えきらんのー」

カッセ「……むぅ」



~フィノのおかあさん~


リュナン「レファイナさん、綺麗だったなー♪ それに嬢ちゃんとは違って大きくたわわに育って……」

デュー「お前はまたそれか。 いい加減にしておかないとフィノに消されるぞ」

リュナン「存在の危機レベル!? だってだって、美人には弱いんですもーん」

デュー「まぁ、確かにああいう美人はいいと思うけど」

リュナン「でしょでしょ! さっすが少年、話がわかるー☆」

デュー「フィノも、将来あんな感じになるんだろうか……」

リュナン「面影ありますもんねぇ」

デュー「胸以外は」

リュナン「そう、胸以外は!」

フィノ「ふぅん……?」

デュー「ってリュナンが言ってた」

リュナン「えっあのちょっと少年ん!?」

フィノ「リュナンさーん★」

リュナン「ひっ、少年ずるいぃぃぃぃぃ!」



~属性と相性~


ミレニア「オグマ~氷出してくれなのじゃー」

デュー「まだ言ってるのかお前……魔術使えるんだし、自分で出せばいいだろ?」

ミレニア「なんじゃ、知らんのか? わしは普段、火属性や地属性の術ばかり使っとるじゃろ?」

オグマ「気性や性格、はたまた体内のマナによるものだと言われているが、人にはそれぞれ相性の良い属性があるんだ」

デュー「そうなのか……あれ、聖依術で水属性っぽいの使ってなかったか?」

ミレニア「聖依術はわしにもよくわからんが……シュクルの身体に宿すのじゃから、シュクルの相性なんじゃないかのう」

デュー「ふーん……」

ミレニア「という訳でオグマ、氷出してー」

デュー「しつこい!」



~あついあついあつい!~


オグマ「話には聞いていたが……暑いな」

ミレニア「あついのじゃ」

シュクル「ぬぐぅ」

デュー「カッセはそんなに暑苦しい格好で平気なのか?」

カッセ「問題ない」

デュー「そっちは問題なくても見てるこっちが暑いんだよ、脱げ」

カッセ「は?」

ミレニア「デューが暑さで壊れたのじゃ!」

イシェルナ「負けないでデュー君、貴方が壊れたらツッコミと常識人担当はどうなるの?」

ミレニア「そう言うと壊れる前フリにしか聞こえんのう」

デュー「うるさい、みんな暑苦しい服着やがって、脱げばいいんだ……なんならオレが脱がして、」

オグマ「落ち着け、デュー!」

デュー「ぐはっ」

ミレニア「オグマがデューを氷づけに!」

オグマ「ふう、危ないところだった」

リュナン「やり過ぎです旦那ぁ!」

ミレニア「オグマにツッコミは無理じゃのう」

カッセ「早く砂漠を抜けねば、危険だ……」

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