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Tales of masquerade  作者: 万十朗
第二部
91/455

竜の路を往く・おまけ

~聖依獣とマンジュの民~


シュクル「この里が、聖依獣に繋がるとはな……」

イシェルナ「ホント、人生どこで何があるかわからないわねぇ」

シュクル「余は自分以外の聖依獣を知らぬ。もっと詳しく話を聞いてみたいが……」

リュナン「なんだかんだガードが固そうだから、話してくれますかねえ?」

デュー「王が、聖依獣を……なんだ、なんでこんなに気になる?」

リュナン「少年?」

デュー「あ、ああ、そうだな」

イシェルナ「んもう、今度はそっちがうわのそら?」

デュー「あー……悪い」




~真面目な話をしてたから~


リュナン「………


………………


…………………………ぶはぁっ!」

オグマ「ど、どうしたんだ、リュナン?」

リュナン「いやね旦那、ミナヅキさんが真面目な話をしてたでしょう?」

オグマ「ああ」

リュナン「俺が口を開くと、なんか台無しになっちゃいそうだから」

オグマ「ずっと黙っていた、と?」

デュー「いい心がけだな。少しは空気を読むということを覚えたか」

リュナン「少年は相変わらず容赦ないね!?」

オグマ「けど、息まで止めたら危ないぞ」

リュナン「旦那は何気に否定しないんですね!」

オグマ「あっ、いや、そんなつもりは」

デュー「そこに突っかかったらきりがないだろう」

リュナン「いやぁ、わかってます、わかってますけどね……」

オグマ「……すまない」

リュナン「追い討ちきたし!」



~九頭竜の路~


ミレニア「里の地下にこんな洞窟があるとはのぅ

これが世界中に繋がっているとは、ちと信じられんが」

フィノ「しっかり舗装されて、もう洞窟という感じじゃありませんね」

イシェルナ「行っちゃダメって言われた他の道も気になるけど……」

オグマ「こうしてカッセが道案内についてくれているんだ、困らせるような事はしたらいけないぞ」

ミレニア「はーい、なのじゃ」

オグマ「ひとつ道を外れたら、帰ってこられなくなるかもしれないからな」

イシェルナ「そうね、こんな所で人知れず……なんて、ちょっとぞっとしないもんね」

ミレニア「じゃの」



~謎の男、カッセ~


フィノ「カッセさん……」

イシェルナ「変わった子よねぇ、全身これでもかってくらい隠してるし」

ミレニア「気になったらアタックなのじゃ! という訳で早速、カッセー!」

カッセ「何か?」

ミレニア「ご趣味は? なのじゃ」

リュナン「お見合いですか」

ミレニア「とりあえずそこじゃろ。何かの取っ掛かりになるやもしれんし」

カッセ「趣味……」

リュナン「ほら、何かありませんか?」

カッセ「盆栽、とか」

リュナン「ぼん、さい?」

カッセ「遠方に行く事が多いので、手入れが出来ないのが悩みだ」

リュナン「へ、へぇー……」

ミレニア「ふむ、おばあさまと気が合いそうじゃのう」




~暗いよ、狭いよ~


リュナン「いくらしっかり補強されているったって、ここは地の底、頭上は海なんですねえ」

デュー「そうだな」

リュナン「なーんか怖くありません? 不安をまぎらわせたいですよねえ?」

デュー「で?」

リュナン「たとえ地の底海の底! 不安を吹き飛ばせチキチキ怪談大会ー☆」

デュー「却下だ」

リュナン「なんで!?」

デュー「不安を吹き飛ばすのになんで怪談なんだ。

むしろ不安倍増だろう?」

リュナン「そんなこと言って実は少年、怖いんでしょー」

デュー「………………」

リュナン「ひっ! やめて少年、無言で剣を抜くのは勘弁!」

シュクル「何をやっておるのだ、あいつらは」

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