賑わいの裏側・おまけ
~再生する魔物~
オグマ「多少の再生能力ならともかく、欠片ひとつから……おまけに、人間を取り込む魔物なんて、聞いた事がないな」
デュー「オグマが知らないんじゃあな」
ミレニア「倒してもおちおち安心出来んのー」
リュナン「危ない奴もいたもんですね、いろんな意味で」
イシェルナ「大丈夫よ、対処法はわかったんだし。今度は再生も出来ないくらい、ボコメキョにしてあげましょ♪」
リュナン「すいません姐さん、姐さんが一番怖いです」
~魔方針~
フィノ「マナ照射装置に魔方針……魔学技術にもいろいろあるんですね」
リュナン「グランマニエは魔学研究が盛んですからね。これが結構便利だったりするんですよ」
オグマ「だからって頼りっきりではダメだぞ。なくても生活は出来るんだ」
ミレニア「じゃの」
デュー「お前らが言うと妙に説得力があるな」
ミレニア「実際シブースト村じゃほとんど使わないからのぅ」
リュナン「まぁ、まだまだ研究段階な部分も多いらしいですからね」
デュー「ふーん、そういうものなのか……」
~英雄トランシュ~
イシェルナ「王都を救った英雄、か。あの色男さん、きっとさらにモテモテになってるわね」
リュナン「ホントは俺達も一緒だったんですけどね」
オグマ「一般人を巻き込む訳にはいかないと思ったのだろうな。それに、彼はずっと一人で悩み苦しんでいた。本人が望んでいるかはわからないが、それでも彼は英雄だ」
シュクル「障気が晴れたのは英雄のお陰、か。人々から不安を手早く取り去るには有効かもしれぬな」
オグマ「そういう事だ」
リュナン「王都が抱える騎士様ならともかく、そこで知らない一般人の名前出されてもって感じですかね。仕方ない、俺達は裏方に徹しましょう」
デュー「前に見かけた時は女にキャーキャー言われて笑顔振りまいてたぞ」
リュナン「くそうらやまぁぁぁ! やっぱ俺も名乗り出る!」
デュー「裏方に徹するんじゃなかったのかよ」
~白い花は誰に?~
リュナン「うーん」
デュー「どうした、珍しく難しい顔だな」
リュナン「それどういう意味ですか……いやね、旦那はどうして花持って墓地にいたのかなって」
デュー「元騎士だからな。王都に仲間の墓があってもおかしくないだろう」
リュナン「それならそれでお墓に寄るって言ってくれれば良かったのに……」
デュー「まだそこまで話せる仲じゃないんだろ」
リュナン「少年はドライですねえ」
デュー「みんな何かしら話せない部分があるだろう? オレはそもそも記憶がないから話せないけどな」
リュナン「……話せない部分、かぁ」
~おやすみ、オグマ~
デュー「やれやれ、やっと寝たか」
ミレニア「シュクルもくっついて、ほのぼのじゃのぅ」
リュナン「いつもなら気配に敏感に反応して起きるのに、よっぽど消耗したんですね」
イシェルナ「安心してくれてる、訳じゃないのよね」
デュー「そうだな」
イシェルナ「……にしても、こうして見るとオグマも結構美形よねぇ」
フィノ「い、イシェルナさんっ!?」
イシェルナ「だって、こんなじっくり見る機会ないんだもの♪」
ミレニア「それもそうじゃのー」
シュクル(……う、うるさくて眠れぬ)




