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Tales of masquerade  作者: 万十朗
第二部
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賑わいの裏側・おまけ

~再生する魔物~


オグマ「多少の再生能力ならともかく、欠片ひとつから……おまけに、人間を取り込む魔物なんて、聞いた事がないな」

デュー「オグマが知らないんじゃあな」

ミレニア「倒してもおちおち安心出来んのー」

リュナン「危ない奴もいたもんですね、いろんな意味で」

イシェルナ「大丈夫よ、対処法はわかったんだし。今度は再生も出来ないくらい、ボコメキョにしてあげましょ♪」

リュナン「すいません姐さん、姐さんが一番怖いです」




~魔方針~


フィノ「マナ照射装置に魔方針……魔学技術にもいろいろあるんですね」

リュナン「グランマニエは魔学研究が盛んですからね。これが結構便利だったりするんですよ」

オグマ「だからって頼りっきりではダメだぞ。なくても生活は出来るんだ」

ミレニア「じゃの」

デュー「お前らが言うと妙に説得力があるな」

ミレニア「実際シブースト村じゃほとんど使わないからのぅ」

リュナン「まぁ、まだまだ研究段階な部分も多いらしいですからね」

デュー「ふーん、そういうものなのか……」



~英雄トランシュ~


イシェルナ「王都を救った英雄、か。あの色男さん、きっとさらにモテモテになってるわね」

リュナン「ホントは俺達も一緒だったんですけどね」

オグマ「一般人を巻き込む訳にはいかないと思ったのだろうな。それに、彼はずっと一人で悩み苦しんでいた。本人が望んでいるかはわからないが、それでも彼は英雄だ」

シュクル「障気が晴れたのは英雄のお陰、か。人々から不安を手早く取り去るには有効かもしれぬな」

オグマ「そういう事だ」

リュナン「王都が抱える騎士様ならともかく、そこで知らない一般人の名前出されてもって感じですかね。仕方ない、俺達は裏方に徹しましょう」

デュー「前に見かけた時は女にキャーキャー言われて笑顔振りまいてたぞ」

リュナン「くそうらやまぁぁぁ! やっぱ俺も名乗り出る!」

デュー「裏方に徹するんじゃなかったのかよ」



~白い花は誰に?~


リュナン「うーん」

デュー「どうした、珍しく難しい顔だな」

リュナン「それどういう意味ですか……いやね、旦那はどうして花持って墓地にいたのかなって」

デュー「元騎士だからな。王都に仲間の墓があってもおかしくないだろう」

リュナン「それならそれでお墓に寄るって言ってくれれば良かったのに……」

デュー「まだそこまで話せる仲じゃないんだろ」

リュナン「少年はドライですねえ」

デュー「みんな何かしら話せない部分があるだろう? オレはそもそも記憶がないから話せないけどな」

リュナン「……話せない部分、かぁ」



~おやすみ、オグマ~


デュー「やれやれ、やっと寝たか」

ミレニア「シュクルもくっついて、ほのぼのじゃのぅ」

リュナン「いつもなら気配に敏感に反応して起きるのに、よっぽど消耗したんですね」

イシェルナ「安心してくれてる、訳じゃないのよね」

デュー「そうだな」

イシェルナ「……にしても、こうして見るとオグマも結構美形よねぇ」

フィノ「い、イシェルナさんっ!?」

イシェルナ「だって、こんなじっくり見る機会ないんだもの♪」

ミレニア「それもそうじゃのー」


シュクル(……う、うるさくて眠れぬ)

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