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Tales of masquerade  作者: 万十朗
第一部
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あたたかな村・おまけ

※おまけスキットについて

 こちらは本編内のエピソードからちょっと外れたキャラクター達の会話文になります。

 セリフのみの台本形式でエピソードの内容に触れていたり、あまり関係ない話をしていたり、ややノリが暴走気味で人を選ぶかもしれません。

 以上をご理解の上、問題ない方のみお進みくださいませ。

 ちなみにこちらのスキットは読まなくても物語の進行上特に差し障りはございません。

~こどもあつかい~


ミレニア「しっかしデュー、おぬしなかなかやるのう。子供とは思えん腕前じゃ」

デュー「む……子供扱いするな。それにお前も子供だろう?」

ミレニア「見た所わしの方がほんの少~しお姉さんのようじゃぞ? ……それに、背だってわしの方が……」

デュー「せ、背丈で決まるものでもないだろう!?」

ミレニア「おりょ、気にしとったんか。そりゃ悪かったのぅ」

デュー「とか言いながら頭を撫でるな!」

ミレニア「怒りっぽいの~腹でも減っとるんか? グミでも食うかの?」

デュー「子供扱いするなっ!! ………………苦手だ……この女、なんか苦手だ……」



~カネルとシナモン~


デュー「カネルとシナモンといったか。あの子供達はやけにミレニアに懐いていたな」

ミレニア「そりゃわしの可愛い弟や妹じゃからな♪」

デュー「きょうだい……? その割には似ていないな」

ミレニア「そりゃそうじゃ。わしがお姉ちゃん代わりをしているというだけで、実のきょうだいじゃないからの……あの子らは孤児院の子じゃよ」

デュー「…………」

ミレニア「親の顔も知らんが、まっすぐ良い子に育ってくれた……のぅデュー、もしまたシブースト村に立ち寄る事があったら、おぬしもあの子らと遊んでやってくれんか?」

デュー「…………考えておいてやる」

ミレニア「ふふ、よろしく頼むぞ」



~聖依獣~


デュー「おいシュクル、聖依獣とは何だ?」

シュクル「なっ、貴様そんな事も知らぬだと!?」

ミレニア「デューは記憶を無くしとるんじゃ、仕方ないじゃろ。まぁ、おとぎ話の中の存在じゃしのぅ」

シュクル「む、ならば余が説明してやろう」

デュー(うさぎのくせに偉そうだな……)

シュクル「聖依獣とはその身に精霊を宿す事が出来る種族だ。昔は人間とも関わりがあったが、ある日を境に姿を消した」

デュー「だからおとぎ話の中の存在、か」

ミレニア「じゃがそんな聖依獣が何故あんな所にいたんじゃ?」

シュクル「ぐ……余にもいろいろとあるのだ」

ミレニア「ふむふむ」

デュー「聞きたい事がもうひとつある。森での戦いで、お前はコイツの力を引き出していたように見えた」

ミレニア「そうなんじゃよ。あんな術は知らんし、わしにもとんとわからん」

シュクル「だが呪文を知っていたではないか?」

ミレニア「むぅ、なんでかのー?」

デュー「オレに聞かれてもな……」



~シュクルとシナモン~


シュクル「あのシナモンとかいう小娘……」

ミレニア「そういえばお前さん、森でシナモンを助けてくれたそうじゃの」

シュクル「あ、ああ……」

ミレニア「どうした?」

シュクル「あの小娘、あろうことか余をウサギと間違えて……お前達が来るまでの間絞め殺されるかと思うくらいぎゅうぎゅうとしがみつかれたのだ! 全く、苦しかったの何の……これだから子供は好かぬ」

ミレニア「独りぼっちで心細かったんじゃろ。まだ幼いからの」

シュクル「……ふん」

ミレニア「まぁまぁ、シナモンは大きくなったらきっと美人になっとるぞ☆ じゃから今のうちに……♪」

シュクル「い、今のうちに……? って馬鹿か貴様は! 余は端からあんな小娘など眼中にもないわ!!」

ミレニア「照れるでない照れるでない♪」

シュクル「くぅ……」



~おばあちゃんっ子~


デュー「お前のしゃべり方は変わっているな」

ミレニア「そうかの? わしはおばあさまと暮らしとったからのぅ……うつってしまったようなのじゃ」

デュー「おばあさま?」

ミレニア「ほれ、この髪飾りもおばあさまに貰ったのじゃ。強くて、優しくて……わしの目標なんじゃよ♪」

デュー「……ふうん」

ミレニア「武勇伝もいっぱいあるぞ。強盗を返り討ちにしたり、城で騎士達を相手に大立ち回りを演じたり……」

デュー「ちょっと待て。何者だ、その豪傑は!?」

ミレニア「だから、わしのおばあさまじゃよ」

デュー「とりあえず、只者らしからぬ事は伝わってきたな…………」

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