地中に潜む脅威・おまけ
~兄様といっしょ~
トランシュ「という訳で少しの間だが一緒に行動する事になった」
フィノ「よろしくお願いします」
トランシュ「ああ、よろし……ああっ、ミレニア! そこは足元が崩れやすいから気を付けるんだ!!」
フィノ「あ、あの……」
トランシュ「……すまない、なんの話だったかい?」
デュー「過保護な兄をもつと大変だ、という話だ」
ミレニア「だから兄様には見つかりたくなかったのじゃ……」
~階段でやる事と言えば~
ミレニア「それにしても長い階段じゃの~」
イシェルナ「何もなくてちょっぴり退屈ね」
リュナン「こういう時はアレですよ!」
イシェルナ「アレ?」
リュナン「退屈な道のりを楽しくする、階段で怪談~なんちゃって☆」
ミレニア「…………」
イシェルナ「………………」
リュナン「す、すみません……」
フィノ「駄洒落はともかく、楽しそうですよね。わたし、そういう話いくつか知ってます♪」
デュー「くだらない話してないでさっさと行くぞ」
フィノ「あ……はい」
リュナン「少年はシャレが通じないな~」
シュクル「通じたとしても今のはないと思うぞ……」
~騎士と元騎士~
オグマ「……っ!」
リュナン「旦那、まだお兄さんに慣れていないんですか?」
オグマ「あ、ああ……それに騎士というと昔を思い出して、どうにも苦手なんだ」
リュナン「だからって俺の陰に隠れなくても……」
トランシュ「あの人……なんだかキャンディを思い出すな」
イシェルナ「キャンディって?」
ミレニア「兄様が子供の頃飼ってたウサギの名前なのじゃ」
トランシュ「なかなか懐いてくれなかったな、キャンディ……」
デュー「ウサギを見る目でオグマを見るなよ」
トランシュ「まさか彼はキャンディの生まれ変わり!?」
デュー「違うと思うぞ」
~静かは落ち着く?~
トランシュ「ミレニア、よく頑張ったな……」
イシェルナ「それにシュクル君もね。こんな小さな身体であんな大きな牙も障気も浄化しちゃったんだから」
フィノ「今は二人共、よく眠っていますね」
デュー「騒がしくなくてちょうどいい」
リュナン「少年、そんな言い方は……」
デュー「…………」
リュナン「少年?」
デュー(いつもなら二倍にも三倍にもなって返ってくるのに……これはこれでつまらないな)
リュナン「へぇ……」
イシェルナ「ふ~ん?」
デュー「な、なんだよ?」
リュナン「べっつにぃ☆」
イシェルナ「なんでもないわよん♪」
デュー「……なんか、ムカつくな……」
~もふもふさせて~
オグマ「……っ! 何か、悪寒が……」
フィノ「シュクル君、もふもふ……」
デュー「諦めが悪いな」
フィノ「……どうしてオグマさんなんですか?」
デュー「オグマならシュクルを抱えながらでも術で戦えるからな」
フィノ「じゅ、術ならわたしだって……」
デュー「お前、その重くてデカい杖とシュクルを一緒に抱える気か?」
フィノ「あぅ……」
デュー「ともかく、適任者はわかったな?」
フィノ「……わかり、ました」
オグマ(もうここには魔物はいないんだが……)
リュナン(しっ! それは言っちゃダメですよ旦那!)
イシェルナ(フィノちゃん、こういう時はキャラ変わっちゃうのよねぇ……)
リュナン(ウサこうのためにも、ここは心を鬼にしましょう)
オグマ(わ、わかった……)
フィノ「…………もふもふ……」




