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Tales of masquerade  作者: 万十朗
第一部
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交わりの街で・おまけ

~毒に御用心~


デュー「ミレニアが言っていた通り、ここの魔物には毒をもつものがいるな」

ミレニア「じゃろ?」

シュクル「毒消しをしっかり準備しておけば安心だな」

ミレニア「なるべく早く治療しないと体力が減ってピンチ!

……なんて事もあるからのぅ」

デュー「だが早く治療して、その場でまたすぐ毒を受けたら?」

ミレニア「………………その時はその時じゃの。

ガッツで乗り切るんじゃ!」

シュクル「毒にガッツが効くのか……?」





~世界地図を広げて~


デュー「これがオレ達が暮らす世界か……

三つの大陸と、他にいくつか島があるな」

ミレニア「この三日月の形をした島がアナナス島、こっちの端っこにあるのがマンジュ島じゃ」

シュクル「広いな……」

ミレニア「うむ、デューの記憶が王都で見つからないとなるとちと骨が折れそうじゃな」

デュー「オレは、どこから来たんだろうか……」

ミレニア「ま、気長にどっしり構えるとするかの☆」

デュー「ミレニア……」

ミレニア「ほれほれ、辛気臭い顔しとらんで行くぞ~」

デュー「……ああ」




~イシェルナお姉さん~


イシェルナ「これからよろしくねぇん♪

デュー君にミレニアちゃん、それにシュクル君だったかしら?」

ミレニア「野郎ばっかで華がなかった所じゃ、心から歓迎するぞ、イシェルナ」

シュクル(いちいちオヤジ臭いぞ……)

デュー「イシェルナは何故王都へ行くんだ?」

イシェルナ「ん~……

自分探しの旅、かしらね」

ミレニア「記憶喪失かの?」

イシェルナ「違うわよ。ただ世界を見て回ってこいって、そう言われたの」

デュー「言われた?」

イシェルナ「ま、そういう事だから特に目的がある訳じゃないのよね」

ミレニア「ぶらり観光地巡り夢紀行、かの?」

イシェルナ「うふふ、まぁそんな感じね♪」

デュー「何だそれは……」



~服が濡れれば……~


イシェルナ「服が濡れて気持ち悪いわぁ、早くお風呂に入りた~い!」

ミレニア「濡れたら気持ち悪いだけじゃないぞ、ほれ……そことかこことかスケスケじゃ★」

イシェルナ「あら、いやん☆」

シュクル「やめぬか、全く……はしたないぞ」

ミレニア「とか言ってさっきからイシェルナをチラチラ見とるような気がするんじゃが……シナモンに言いつけるぞ?」

シュクル「なっ……! なんでそこであの小娘が出てくる!?」

イシェルナ「見てた事は否定しないのねぇ。

おませさん♪」

デュー「…………」

ミレニア「おろ? デューは無反応、というか見向きもせんのぅ」

イシェルナ「あらホント。それはそれで複雑ねぇ……」

ミレニア「ふーむ、デューがイシェルナの色気に反応しないくらいお子様なのか……それとも逆にその歳で枯れとるのかの?」

デュー「なんで紳士的とかそういう結論に行かないんだ……」




~お騒がせ三人組~


シュクル「それにしても、本当に強引に川を渡ろうとする奴がいたとはな」

ミレニア「じゃがあの決めポーズはちょっと良かったのぅ。わしらもやってみるかの?」

デュー「ほ、本気か!?」

イシェルナ「いいじゃない、面白そうで♪」

ミレニア「そしたらチーム名も決めたいのぅ。確かあやつら、漆黒のなんちゃら言うてたような……」

シュクル「そういえば三人共黒い服を着ていたな」

イシェルナ「あたし達はみんなバラバラだし……どうしようかしら?」

デュー「だから別にそんな物……」

ミレニア「バラバラじゃからこそ、それぞれ色分け出来るという発想もアリじゃろ?」

イシェルナ「なんとかブルーとか、なんとかピンクとか?」

ミレニア「た、大変じゃ! わしらの服の色じゃと肝心のレッドがおらんぞ!!」

デュー「……先に行くぞ」

ミレニア「あ、待つのじゃマスカレードブルー!」

デュー「誰がマスカレードブルーだっ!」


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