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先輩たちの決意
『この２人の意見の他は？』
池田先生が問いかける
『私も、美桜ちゃんの伴奏で歌いたい。私も美桜ちゃんのサポートします』
と、女の先輩が言うと他の先輩も
『私も美桜ちゃんのサポートします』
『甘えさせてあげます』
などの声が溢れた。
『７組の意見は、このまま美桜ちゃんにピアノ任せるで良いんだな？ 美桜ちゃんの様子を見て内藤先生に謝ってから、この意見を伝えようと思う』
池田先生が皆に伝える。
『それと、美桜ちゃんのサポート一人ひとりがしっかりしてやれよ。 まあ、俺もするけどな・・・』
付け加える池田先生。
話し合いの中、私は幸也先輩に抱きしめられていた様だった。
幸也先輩は、愛おしそうにずっと抱きしめていてくれてたまに『ごめんな』と言って、頭を撫でていた。
