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病院

病院は一度家に帰ってから行こうと思っていた私。


お迎え来てもらえないから仕方ないけど


この足で電車はキツイなぁ。と正直思ってもいた。


彩花と恵と下駄箱で靴を履き替え校門に向かって歩き出した。


『おーーーーい藤堂! ちょっと待って』


息を切らせこっちに走ってきた今堀くん


『うん? どうしたの?』


そんな私達を見つめる彩花と恵。


『今さぁ、親父に今日の事話したら、凄く怒られて、すぐ連れてきなさい! 診察するから。って言われたんだ。それでどんな具合なんだ? って聞かれて、腫れてるっぽい。痛そうで足かばいながら歩いてる。って言ったら親父が、学校終わる時間休診中だから校門まで迎えに行く。今、無茶させたらダメだからな』


って言ったんだ。もうすぐ来るから待っててくれない? と話す今堀くん


『えっ? お父さん?』


(なんで? どうして?)心のなかで疑問と戦っていたら


『あっ、今堀ん家って、今堀外科クリニックだっけ?』


恵が思い出したように、叫ぶ。


『そうだけど・・ってか叫ぶな、煩い』


(おーー今堀くんでも、そういうこと言うんだぁ)


感心している私。



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