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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
72/152

ランチタイム

『池田先生、良かったら他のもどうぞ』


と、言ってみる。どうせ食欲なかったから、ありがたいかも。


『じゃあ~ 俺のメロンパンをあげよう』


池田先生が言うので・・


『あっちのプリンが良い』


わがままを言ってみたら


『良いぞぉ 美桜ちゃんになら あげちゃう』


派手なお言葉で、プリンをもらいました。


私のお弁当は、池田先生へ


2年7組の先輩たち(特に、大倉先輩)


『池田先生、良かったじゃん。 最初で最後の女の子からの手作りお弁当』


『写メしておこう』


クラスメイトの声に反応して、どんどん危ない人に見えてきた


『内藤先生に自慢してやろう』


盛り上がる池田先生。


『・・・・・』


(プリン食べよう)


『美桜ちゃん、プリンだけじゃ、お腹すいちゃうよ』


悠斗先輩が心配して声をかけてくれた。


『この雰囲気に緊張しちゃったかも。体調悪いとかじゃ無いから、大丈夫ですよ。悠斗先輩』


『俺が作って無いけど、卵焼き食べる?』


優しい悠斗先輩


『うん』


何故か頷いている私。


(えっ? 私 どうしたの?)


自分でも驚いている。


えっ、目の前に一口大の卵焼きが・・・これって!!


もしかする?世間で言う "あ~ん"なの? こんなタイミングであるの?


私が困ると、悠斗先輩も困るかも・・って思って自分で


答えを出して・・   パクって食べた。


その瞬間



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