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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
64/152

クラスメイトの優しさ

『私で良ければ、お手伝いしたいと思います』


『もし2年の他クラスから、今回みたいな嫌がらせがあったらどうするの? 耐えられないでしょ!!』


遥翔くんが心配をしてくれる


『うん・・怖い・・・けど悠斗先輩には助けてもらってばかりだから、お手伝いしてあげたいと思う』


正直に話した私。






『嫌がらせの件は、内藤先生から今朝聞いた。クラス全員で守るし俺が常に藤堂に付いているようにするし、もし俺が無理な時は、ここにいる山下と神矢を付けるから、直接何かが起こるとは無いと思っている。他クラスには、それぞれの担任の先生から、事情を話し他学年から伴奏者を借りる事をきちんと説明してもらおうと思っているから』


池田先生の熱心さに1年7組のみんなが納得した。



『美桜、頑張ってこいよ』


『美桜、伴奏間違えるなよ!!』


『美桜、ちゃんと帰って来なさいよ!!』


『あっちでも、溺愛されておいで~  天然無自覚 最高!!』


1年7組のみんなから応援の言葉が届いた。




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