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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
58/152

【先輩たちside】池田先生の本音

『山下、神矢、藤堂に言う前に、やることあるだろ?』


池田先生が俺らに声をかける。


『朝のホームルームの時、俺と蓮で話します。それで、ひとりでも伴奏要らないって言ったら美桜ちゃんに伴奏頼むの諦めます。俺1人じゃ守りきれませんから・・。』


悠斗がはっきりと言い切った。


『わかった。クラス全員がお前と同じ気持だったら1年7組へ俺も一緒に行って頼んでやるから、クラスを説得してみろ』


池田先生の強い一言をもらった。


『藤堂美桜のピアノ伴奏かぁ・・。内藤先生んトコが羨ましかったんだよなぁ~』


池田先生がつぶやく


『池田先生、俺じゃあ不満だったんですか?』


若干拗ねてる蓮


『あっ?そりゃあ、藤堂美桜かお前を選べって言われたら可愛い、藤堂美桜だろう。瞳ウルウルさせて、池田先生緊張しちゃって手が震えちゃう。なんて言われたら・・・。なぁ。 可愛すぎるだろ』


1人盛り上がる池田先生に内藤先生が


『藤堂はピアノに関しては、俺がどれだけ無茶振りしても5分ください。って言って、きっちり5分で仕上げてきますよ』


暴露する内藤先生。


『でも、まぁ、イジメの時は、瞳に涙溜めてウルウルさせて耐えてましたね。頼ればいいのに・・。って思ってましたが、あんな一面見たら、守ってやらなきゃ・・って思うんですよ男なら。そのおかげで7組は上手くいっているので安心してますが・・。まぁ、トラウマか?って思う時も見受けられますが、今は何とか頑張ってますよ』


内藤先生が語っていた。



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