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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
54/152

美桜の優しさ

『美桜ちゃん、そんなの放っておいて、行くよ』


悠斗先輩が助けてくれた。


『美桜ちゃん、練習の掛け持ち大丈夫?』


蓮先輩が心配してくれます。


『はい。クラスの練習後ならお手伝いできますよ』


『ありがとう。早速、担任に話してクラスにも話してみる助かるよ 美桜ちゃん』


蓮先輩がお礼を言ってくれるけど、まだ何もできてないのに・・



でも、自分で弾きたかっただろうなぁ・・蓮先輩。


きっと悔しかったんだろうなぁ・・って思ったら涙が溢れて来て止まらなくなってしまった私を


『えっ、美桜ちゃん? 何? どうしたの?』


焦る蓮先輩


『おい!! 泣かすなよ蓮』


悠斗先輩も若干焦り気味だった。


『美桜ちゃん、どうしたの?』


心配をしてくれる悠斗先輩。


『蓮先輩、自分で弾きたかっただろうなぁ。とか悔しかっただろうなぁ・・。って思ったら泣けてきちゃっただけだから大丈夫ですよ』


正直に話した私。


いきなり誰かに引っ張られて、胸の中に収まっている私。


心臓の鼓動が心地良いなぁ・・って思える人だと


思ったことは・・・言えないなぁ。ってか、私は


誰に抱きしめられてるの?




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