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悠斗先輩のクラスの事情
私はクラスメイトに支えられ、悠斗先輩に見守られピアノ伴奏、コンクールに出してもいいくらい弾けているらしい(7組のみんなの後日談)
合唱コンクールを後、二週間となった日の朝
駅のホームで、悠斗先輩と一緒になった。
『悠斗先輩、おはようございます』
悠斗先輩は、クラスメイトと3人でいたけど、お礼が言いたくて声を掛けた。
『美桜ちゃん おはよ。元気そうだね 1人なの?』
『はい』
『じゃあ、コイツら気にしなくていいから、一緒に行こうか』
笑っていってくれた。
『悠斗、ひでぇ~ぞ、可愛い女の子俺達にも紹介して』
悠斗先輩より、少し背が高い先輩。
『悠斗、1年捕まえて何かしたんじゃないだろうな』
悠斗先輩を心配している、腕を怪我しているのか腕を吊っている先輩。