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保健室

どっちも選べるはずのない私に隣の席の遥翔くんが


『俺も手伝おうか?』


声をかけてくれた。


『じゃあ、俺がこっち支えるから遥翔は反対側から支えてやって・・。』


涼くんが、あっという間に決めて、行動に移す早さに


(さすが、クラス委員長だけあるなぁ・・。)


と思いながら痛い足首を見つめているだけだった私。


保健室に連れて来てもらい、保健の先生に涼くんは、状況を的確に伝えていた。


『美桜。俺等、教室戻るわ。ゆっくりして来いよ。担任には言っておくからさぁ・・。』


っと言って、笑顔で教室に帰っていく2人を見送った。


涼くんと遥翔くんが、保健室を出てから保健の先生が、私の足首を見て


『ひどい、ぶつかり方をしたのねぇ、足首捻挫してるわね。ひどく痛むでしょ?』


と言われ、応急処置だから。と言って湿布を貼って包帯を巻いてくれた。



ズキズキ痛む足を庇いながら教室へ向かう。


既に1時間目の授業始まってるので、廊下は、とても静かだった。



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